商業出版する方法#16〜本を出す上での基本要諦7つ
新年あけましておめでとうございます。
波乱と大変化の2020年をへて、ついに2021年に突入しましたね。
そして今日は1月4日の平日・月曜日。仕事始めの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな日だからこそ改めて、商業出版を目指す上での基本要諦について元大手出版社の編集の立場からお伝えさせていただきます。
1:商業本はあなたのビジネスの宣伝ツールではない。読者と世の中に対する情報シェア&貢献ツールと心得ておいてください。
2:「伝えたい」「教えたい」「もっと浸透してほしい!」という願いは今や”SNS”で十分伝わる。その時代においてなぜ「商業本(紙の本)」なのか、を今一度問うてみてください。
3:本を出しただけでは、幸せになれない。著者サイドにおいても、本をどう売っていくかを考え行動しましょう
4:何よりも「コンテンツ」が重要。1冊の本になるコンテンツの量を作れていますか?
5:すでに他の人が言っているようなことは、出版社は一切相手にしない。あなたにしかない「オリジナリティを屹立」させましょう
6:出版社が欲しいのは、正しいことや熱いことを言う著者以上に「本が売れる著者」である。アイデアや企画以上に「誰と組むか」を大事にしています
7:あなたと「相性の良い」出版社・編集者と組んで出す本こそ、読者・著者・出版社の三方良しにつながりやすい。出版活動は「婚活・恋活」と似たようなところがあるので粘り強く活動しましょう
いかがでしょうか。
何か参考になれば幸いです。
なお、出版業界は未来永劫発展上昇!な業界ではありません。
だから本気で活動するなら、早く動いてください。
実際、買収や会社統合があいついでいたり、優秀な編集者はどんどん会社を移動したりとそもそも「変化が激しい」業界だったのに、さらに激変しているのが今の現状です。
本出したい!と決めたら、早く動くことが本当に大事ですよ。