【商業出版する方法+α37】編集者がたちまち出版オファーしたくなる人の特徴。
元KADOKAWAのビジネス・実用書出版コンサルタント&編集者の渡邉です。
私の長期出版コンサルのクライアントさんで4月に本が出るある女性経営者さんから最近色々とご連絡をいただいております。
販促のことであったり、今後の活動のことであったり、そしてその方は現在続々と出版社からオファーがかかっておりその対応方法に関してもご相談をいただいております。
その中で、非常に有益だなあと思える情報をシェアいただきました。
それがタイトルにもあるように、、、編集者が、、
「この人は出版オファーをかけたい」
「この人と本作りしたい!」と考える特徴です。
実際クライアントさんに対してオファーした某出版社の編集者が下記のように3つの点について述べたそうです。
1)”自分”を持っている発信に惹かれた
2)この人にはファンがついていると確信!(=本が売れやすいとイメージできる)
3)強みの掛け合わせが同業他者(同業他著者)と差別化ができ、オリジナリティある本が作れやすいと思った
この3点です。
ちなみにこのクライアント様はWebデザイナーさんとして実績があり、最近ではWebデザイナーを育成する講座なども開催し、大人気となっています。
SNSマーケティングもしっかり取り組まれ、特にInstagramへの強みを発揮。その意味で3)については、
3)SNSとWeb制作ができる(語れる)人はこの方しかいないと思った
という文言がより近いのですが、、、
まあ結局は・・・
>ビジネス的にも今注目が上がっている市場で実績が出ている
>発信や開示情報コンテンツがオリジナリティに溢れている
>その道のプロとして専門家として頼りになると思われる情報を発信しているし・・・
>すでにある一定のファン(読者見込み)もついている!(Instagramのフォロワー数が数万単位に育てている)
ということが魅力的に映って、この人とぜひ著者としてお付き合いしたい!と思うに至り、オファーをかける・・・。
この流れでしょうか。
実際オファーがかかった経緯も→SNSやホームページなどを確認したのちにWeb(ホームページ)経由で連絡きた。
なんです。
最近の出版オファーはほんとこれが王道で。。
編集者はどんなビジネステーマ・ジャンルであってもオファーしようかなどうしようかと検討している人がいたら、、その人の「SNS」や「Web」での「発信」に”必ず”目を通します。
それ無くして、出版のオファーはかけないですね。
そう。ほんっと今の編集者は「SNS」や「Web」しか見てない!と言っても過言ではありません。
ゆえに!!
やっぱり「先に発信しておく」「コンテンツ記事をWeb上においておく」ことは非常に大事で。。
それも「あなたが何を考えているのか」「どんなノウハウを多くの人に分かち合っているのか」を詳しくWeb上に書き留め・公開しておくことが大事なのですよ。。
よく何も自己開示せず・・・
「頭の中だけで考えていることを本にできないかな」
「このアイデアをチャチャっと売れる本にしてくれないかな」
みたいなことを考えがちな「本を出したい人」って多いんですけど。。
それって、まさに「妄想系コンテンツ!」の部類。
臨床も何もしていない薬を販売するのに似ています。
今の時代は
・先に「発信」。
・先に「自己開示」。
・先にコンテンツ開示。
・先にアイデアをSNSでテストマーケしてみる。
ってことが重要。
自分の中だけで温めて温めて、隠れたところで密かに考えて考えて、誰にも何も話してない、完全な状態になってから発信する!では遅いし、そのことを編集者だけに話して、なんとか出版してもらえないか・・・。。
そんな感じだと出版社の信頼は逆にえられません。
超SNS社会の現在だからこそ、ある意味著者として本を出し続ける活動をしたいなら、、、
・先に発信して「自分コンテンツ」を開示しておく
→それが今の時代は極めて高い信頼につながる
・SNSでコンテンツの反応や反響を集めて、テストマーケしておく
→著者は「世の中の人とコミュニケーションをとり著者業という執筆ビジネスをする」が仕事です。だからこれを先にやっておかないと今の読者は目が肥え、非常に賢い人も多い。ちょっとやそっとのメソッドや伝達事項では「なんか・・大したことない」と見抜かれ、飽きられ、見放されます。
加えて、そんな読者の心情を常日頃受け止めている出版社の編集者も簡単に見抜きます。
だからしっかり「武装」しておいて欲しいのです。
そのために大切なこととして。。
>圧倒的なプロになっておこう。専門家としてあなたのビジネスや、本を出したいジャンルの著者との差別化を徹底的に図っておく
→オリジナリティがとにかく大事なので
>自分の強みやノウハウ・ハウツーを具体的に言語化をしておきましょう
→よく感覚的にビジネスがうまくいっている人・・・も多く見受けられますが、本は全てそれらを「書き言葉」で表現できないといけません。
言語化がうまくいってないと、出版社(編集者)も非常に困ります。
書き言葉として言語化できる人が、やっぱり良い本がかけて著者としても活躍でき、ご自身のビジネスへも好循環がえられます。
これらをしっかり行っておいていただきたいですね。
何か参考になれば幸いです。
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