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商業出版する方法#17〜大事なのは「半歩先」の新しさ

「〜な本を出したい!」

「こういうテーマはどうですか?売れますか?」

「これを読者に知らせたい・広めたい…」

うんうん、わかります。

でもいっぽうで・・・。

「あれ、それってもうどこかで聞いたことあるなあ」

「別の先生がすでに本にしていない?」

「また…その話ですか…(汗」

となる場合もあったりする。

商業出版で大事な点は

「半歩先の新しさ」

「半歩先いく、新理論」

です。

同じテーマでも、切り口に「半歩先の新しさ」が伴うと面白い本になる。

半歩先の新しいコンテンツを作ってくれていると、編集者も耳を傾けてもらいやすい。

同じテーマの本であっても最新の理論、独自理論が入ってたりすると、売れる本にもなりやすい。

でも

「あー、それはもうすでにある」

「で、その他の本となにが違う?」

「その相違点やオリジナリティは、広く多く読者に受け入れられる?」

こういうものが伝わりすぎると、出版企画としてはたちあがりにくいです。

なによりも

「はいはい。お話はわかった、で、その先は・・・?」

が感じられるものが企画として垣間見えると、いい。

これは出版企画を構築するさいに大切です。

ちなみに、

出版企画書をかくということは、その前に「出版企画をたてる」ということでもあります。本の企画が構築されてないと、企画書をかいても、編集者にきちんと見てもらえません。


とにもかくにも…

あー、そういうテーマや内容の本って…もうすでにあるよね。
同じような本ばっかだね。

って「飽きられたら」おわり。

読者を飽きさせないことが大事。

そうさせないように、編集者も著者も出版社の全スタッフは、知恵を振り絞っています。

あなたもぜひ「半歩先の新しい出版企画ってなんだろう?」っと、知恵を振り絞ってみてください。

知恵をふりぼることも著者の仕事でもありますよ。

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渡邉理香
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