色が持つ意味を知ると、自分が求めていることに気づく話
今日は久しぶりに映画を観たのだが、その作品には ”青” がよく登場していた。
青い目、青いスカーフ、青いポスター、etc..
その青がどうにも印象に残ったまま、映画館近くの雑貨屋さんをぶらついていると、ふと目に入ってきた一冊のノート。
表紙には青い花の絵が描かれており、一目惚れからの購入を決断。
ちょうどノートを新調したいと思いながら、ピンとくるものがなかったところに運命の出会い。
日常にある些細な巡り合わせに心は躍る。
さて、本題といこう。
「なぜ、こんなにも私は青に惹かれたのか」
そのことがどうしても気にかかり、自分の内面を言語化するべく近くのカフェに入る。
青を起点として、連想ゲームのように心や頭に浮かぶことをノートに書き出す。
まず最初に出てきたのが、青といえば 第5チャクラの ”喉” を表す色 という認識だった。
自分の想いや意見を言葉にして伝えたり、声を使って表現することなどをテーマとしている。
自分の内側に存在するエネルギーがそれを求めている。なんならもうすでにその状態にあることに改めて気づいた。
そうして言語化を進めるうちに徐々にわかってきたのが、青に惹かれる一方で同時に苦手意識も持っていることだった。
とくれば、なぜ苦手意識を抱くのかという点について考えてみるしかない。
その苦手意識を深掘りしてみると、このような声が返ってきた。
「だって青(表現)の経験が少ないし、未熟だから」
「未開拓の領域だから、先に進むのが恐い」
なるほど、それを求めている一方で恐さも感じている。
“憧れ” に対する苦手意識だなと自分を理解する。
そんな隠れていた私を見つけたときは
「よく見つけたね!気づいてくれてありがとう!」
そう自分自身に声をかけるようにしているのだが、加えて自分に対する悲観的な捉え方を見直すための声かけも忘れてはいけない。
今回はそのような言葉を自分に対して伝えてみた。
自分の内側を見つめる時間を経たあとの、心地よい風が吹く感覚が好きだ。
帰り道の足取りが軽くなるあの感じ。
色は日常に当たり前にあるものだけど、ちょっと意識して捉えてみると面白い。
惹かれる色をテーマに内観をすると、自分自身の気づいていない一面や声を拾うことができる。
そんなことを伝えたくなるキッカケになった映画は「パリタクシー」。
ちなみに明日1日は映画の日ですよ、というリマインドで終わることにする。