肩の力を抜いて日本語教師
こんにちは、フランス在住の日本語教師のリカです。
今日のテーマは「肩の力を抜いて!」です(笑)
先生って聞くと何を思い浮かべますか?
私が日本語を教え始めた頃は、こう思っていました。
ミスしたらいけない
生徒の質問には答えられないといけない
なんでも知ってないといけない
もちろんプロとしての意識を持って教えることは大切ですよね。
今でも、とても大切にしていることなのだけど、先生だって人間なのだから、完璧の完璧を目指す必要は無い…と最近は思っています。
日本語を教えている方の多くは、「日本代表として正しい情報を届けたい!」と思いながら一生懸命教えている方が多いんじゃないでしょうか?
だからこそ、生徒に何かを聞かれて答えることが出来なかった時や、私の教えるスキルというより生徒さんの英語力に救われた時は、結構落ち込むし、焦るし…「信頼をなくしたのでは…」とか「先生失格だ…」なんて考えて自己嫌悪に陥っていました。
だけど、こういう経験をすることで、どんどん自分も知識が身につくし、先生として成長していくのだと感じます。
うまく伝えることが出来なかったときは、「そんなこともある」と思って最善を尽くした自分を褒めて、次回はもっとうまく説明できるように勉強する。生徒さんの英語力のおかげでなんとかうまく伝えられた時は素直にお礼を言う。ちょっと反省したら切り替えて、また前を向く、それでいいと思うんです(^^)
フランス語を勉強するようになって気が付いたことがひとつあります。30年以上フランス語を教えているベテランの先生ですが、言語を学ぶことって、あくまで人間と人間のコミュニケーションなんだな~と思いました。
私が何かを聞いたら、「えー、それはなんだろう…ちょっと待って」と言ってたまにGoogle翻訳で調べたり、「えーっと、それはどう説明したら分かりやすいかな…」と少し悩んだりする時もあります。
だからってその先生を嫌いになったり、信頼できないと思ったりすることは、なかったな~って。きっと、ほとんどの生徒さんは、私と同じような感覚なのだろうと思ったんです。
もちろん自分が出せるベストを尽くすことは大切ですが、完璧主義な気持ちは捨てても大丈夫。たまに起こるこういう事件(?)にいちいち落ち込んで自信喪失しなくてもいいんですよ!大丈夫です!
ということが言いたくて今日は短い投稿を書きました♡
いつも読んでくださってありがとうございます。また次の投稿で。