12歳未満に教える難しさ
こんにちは、フランス在住日本語教師のリカです。
今週から夏休みから戻ってきた子供たちへのレッスンが始まります。
私は子供が大好きで、過去に6人ほど教えてきましたが、現在は12歳以下の生徒さんはもう募集していません。
「私には無理!」
だけど、募集を止める前からレッスンを受けてくれている生徒さんもいて、今は、10歳と12歳の2名の生徒さんに教えています。
12歳以上の生徒さんは大人と同じテキストで勉強をしてもらう事が出来ますが、12歳未満の生徒さんには全く違ったスタイルでアプローチする必要があると感じています。
今回は、12歳未満の子供に教えるときの難しさについて紹介します。結構厳しい発言が多いかもしれませんが、大目に見てください😿
日本語も英語も習いたい
英語が母国語で無いお子さんに英語で教えるのはとても難しいです。
子供たちの両親は、日本語だけでなく、同時に英語も身に着けてほしいと思っているのだと思いますが、個人的に「欲張りだな~」と思ってしまいます。
私は英語で教えるスタイルなので、英語が通じないと、うまく理解してもらえません。日本語の説明をしても意味を理解していなかったり、宿題を依頼しても通じていなかったと言って宿題をやってこないこともあります。
わざとなのか、本当に英語を理解していなくて宿題をしてこなかったのかは定かではありません(笑)
私はベビーシッターですか?
大人は、練習する(話す/考える)時間があれば50分間通して勉強をすることができますが、10歳ぐらいの子供は数分で飽きてしまうことが多いです。
しかもすぐ顔や態度に出す!(笑) 失礼!(笑)
「話を聞いてないな~」と思って"Are you listening?"と強めに聞いたら、我に返って座りなおす…みたいなことが結構あって、気疲れします。
5分おきぐらいに軽く気分を入れ替えさせないと、キョロキョロしたり、文房具で遊んだり、あくびをしたりし始めます。だから、資料も特別に用意しなくてはいけなくて、準備がプラスで必要なのが事実です。
日本語を教える事が私の仕事のはずなのに、それ以外にも指導しなくてはいけないことが多くて、「私はベビーシッターでしょうか?」と思ってしまう事が多々あります。
だけど!
素直に喜んでいる顔を見ると「かわいいな~」と思ってしまうのも事実(笑)
連絡帳交換
レッスンについて生徒さんの親に連絡して伝えたり、宿題をやってこなかったら家で一緒に見てもらえるように依頼したり、結構手間な事が多いです。幼稚園や小学校の先生の連絡帳みたいなやりとりを生徒さんの親としなくてはいけないんです。
私の場合はノータッチの親が多くて、「宿題を手伝ってあげてください」と言っても何もやってくれない親が多くて少し困っているのですが、私の友人の場合は逆に親がレッスンに過剰に干渉してきて面倒だったということもあったみたい…
まとめ
子供が大好きな私でも、母親の経験がありませんし、長い時間を子供と一緒に過ごした経験が少なくて、うまく教えることが出来ないな~と感じています。
私はまだ経験不足だな~と感じているので、いつか再チャレンジしようと思っていますが、しばらく先になると思います★上手に教えられそうな方はぜひチャレンジしてみてくださいね!
では、また次の投稿で!