作曲専攻の音大生がエンタメ就活した話①
作曲科音大生の私がエンタメ就活した1年3ヶ月について、書いていこうと思う。
一般企業に就活したい音大生は、割と珍しいと思うので参考になれば良いなと思う。
①大学3年
春。
バイト先の同僚から「就活はじめた」「インターン出さなきゃ」と聞いて「もう就活開始の時期だし、私も動かなきゃ」と実感した。
ESやグルディス、Webテとは何か知るところから始めて、漠然と「音楽業界で働きたい/制作に携わりたいけど、それってA&Rとして?」と考え始めた。
まずは有識者の話を聞きたくて、学校の先生やOGの先輩に業界について伺った。そこでレコード会社だけじゃなく、音楽出版社やゲーム会社でも音楽制作に携われると知った。
5月。
合説に行ってみたり、OG経由や気になる会社にメールを出し、企業訪問してお話させてもらったりした。親切なプロデューサーや音楽業界で働く知人の方々が、私をテレビ収録やライブ見学に呼んでくださって、なかなか踏み入れられない世界を見れた気がしてワクワクした。
秋。
インターンや説明会に参加して、会社ごとに大きな違いがあるなと思った。早い選考時期の会社から受けてみようと決意した。
冬。
キー局の番組制作やゲームのサウンド職/総合職を受けてみたけど、軒並み途中でお祈りされた。
韓国コンテンツを多く観てきたので日本のテレビ番組について知識が浅かった。ゲームといえばテトリスしかプレイしたことがなかった。
広告業界(メガベンチャーやPR企業)も受け始めた。途中、血迷って外資のカーディーラーや人材、オンライン化粧品ECマーケ企業なども受けてた(落ちたけど笑)。
3月。
某メガベンチャーC社には、初めて7次最終役員面接まで受ける事ができた。
6次面接まで盛り上がったが、最終はあまり盛り上がらず淡々と終わってしまった。
またWeb合説がきっかけで受けたPR企業は、4回の選考を順調に突破し最終役員面接まで進出した。最終ではリラックスして好きな事柄について熱弁できたこともあり、初めて内定をいただけた。40社ほど受けたところだったので、本当に嬉しかったし心の安定感がすごかった。
3/31が音楽業界の本選考ES締切だった。
他業界で選考慣れしてきていたし、もう一回ギアを入れて後悔ないよう取り組もうと思った。
>>> ②大学4年 に続く