試験日の過ごし方
みなさまごきげんよう。
りかママです。
東京都内の私立小学校の試験が目前ですね!
慌てず、落ち着いて、親子で当日を迎えてくださいね!
私がある先生から言われ、ハッとした言葉。
それは、
「試験は落とすためのものではなく、小学校に選ばれるためのもの」
です。
だから、子どもが、脅されたりいじめられたりするわけではない。
「子どもの良いところを最大限、先生に見せる日」が試験日です。
そんな試験日をどのように過ごせばよいか、
簡単に記します。
1) 子どもを最高の状態にする
学校の先生方は、次の1年生をどんな学年にしようか、イメージを膨らませながら子どもたちを観察し、
最大限に子どもの魅力を引き出そうとしてくれています。
だから、試験日の親の役目は、
「子どもをうまく乗せて、最高の状態で会場に連れて行くこと」
「子どもを笑顔で試験に送り出すこと」
です。
間違っても
「今日がダメだったら、行く学校がないわよ。がんばりなさい」と脅さないように。
小学校受験では、1校も合格がないことは避けたほうがよいと、学校選びの相談を受けた際にはお伝えしております。
しかし、滑り止め校がなかったとしても、本命の前に合格が1校もなかったとしても、
義務教育では公立があります。
「全部だめなら公立でよい」
と、親が覚悟を決め、オロオロしないように。
親が試験日に不安になれば、その不安は子どもに伝わります。
親が覚悟を決め、
「いつものように、先生の目を見て、先生とたくさんお話ししてきてね」
「どんな楽しいことをやったか、あとでママに詳しく教えてね」
「ママとパパは学校の中に入れないから、○ちゃんが代表で見てきて、ママたちに教えてね」
など、子どもがしっかりとした気持ちで学校に入っていかれるように、
いつも通り、子どもらしく元気に振る舞えるように送り出してあげてください。
2) 子どもの状態を立て直す
どんなに笑顔で子どもを送り出しても、
どんなに子どもに「今日は練習よ」と模擬試験のフリして緊張させないようにしても、
子どもは試験日、本番だと気づきます。
そして、大人以上に緊張します。
そして、大人以上に、試験ができたかどうか、学校が自分に合うかどうか、本人がわかっています。
合格発表までの時間は、学校により様々です。
待っている間、親のほうが不安ですし、合格なら親が真っ先に喜びたくなるでしょうが、
それらの気持ちはしっかりフタをすることをオススメします。
試験があまりよくできなければ、それを子どもはわかっており、親が不安にしていれば、
「あ、もうだめだ」と思ってしまいます。
逆に、試験がよくできれば、子どもは合格を確信しており、親が中途半端な気持ちで合格を隠していても子どもは気づき、
それ以後の受験は真剣に取り組めなくなります。
試験日から通学する学校が決まるまで、親は一喜一憂することなく、
「その日の試験で不安だったこと、迷ったこと、うれしかったことなど、子どもの気持ちをすべて受け止めてあげる」
そして、
「いい波が来ているね!明日もこの調子でいこう!」と
良い状態が続くように心を落ち着かせてあげることです。
子どもが「試験で○○ができなかった」というと、
思わず復習したくなりますが、ここで慌てても逆効果です。
「きっと大丈夫」と受け止めつつ、正しい知識をさらっと入れてあげる、
次の試験で繰り返さないよう、直前におまじないとして伝えてあげるくらいがよいと思います。
いずれにせよ、子どもが試験当日に
最高の状態を迎えられるよう、家族一丸となってください!
今日もお読みくださりありがとうございます。