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Photo by
comafumi
留学生がメールの書き出しにめちゃくちゃ気をつかってた話
韓国、中国、インドネシアから留学生として日本に来ている友人たちとランチしてたときのこと。
食事をしながら彼女たちの留学ぶっちゃけ話をいろいろ聞いたのだけど、特に興味深かったのがメールの書き出しについて。
「日本の人にメールするときって、ほんとひと苦労。用件だけをストレートに書けない。」
「私も。わかりましたって用件だけ書いたら失礼って怒られた。」
「怒ってくれるならまだいい方だよ。私も最初のうちはメールしたあと、なんだか険悪な空気が流れて、自分の送ったメールのせいだって気づくのにすごく時間がかかった。今でも相当気を使って何度もチェックしてから送信ボタン押してる」
そうなんだ〜。。。。
「この前、『日本人へのメールの出し方』ってマニュアル見つけて、やっと理解できた。言いたいことは最初に言っちゃダメなんだよね。今日暇?って聞きたいときも、まずは挨拶と体調確認と天気情報で”おはよう”とか”お疲れ様”とか”今日は天気いいね”と書いてから、”ところで今日は時間あったりしますか?”と書くといいんだって」
「ほほう」(全員納得)
そ、そんなマニュアルあったんだ。。。。
家に帰って彼女たちからのメールを見て、改めて納得。
「お疲れ様〜お仕事がんばってますか。こんど六本木のカフェでコーヒーを飲みませんか」
「こんばんは。風邪は治った?今日会うの楽しみにしています。」
「おはよう。今日は天気いいね。あとでランチしますか?」
確かに用件の前に2ステップくらいある。挨拶も安否確認も天気話もある。
特に意識してなかったけど、このメール、彼女たちの苦労の結晶なのだわと思ったら、とたんに愛くるしく思えてきたよ。いつもお気遣いいただきありがとうございます★