アンネフランクに教わったこと
アンネフランクの家
第二次世界大戦中、アンネ・フランクとその一家は、ここアムステルダムの隠れ家で過ごしていました。
現在は博物館として、その隠れ家の中が公開されています。
先日訪れたのですが、とても狭くて日光も当たらない中、いつ連行されるかわからないという恐怖の中過ごしていたかと思うと、胸が痛みました。(内部は撮影禁止なので、写真がありません)
その中でも、希望溢れる言葉を日記に綴ったアンネ。沢山の夢や戦争後にやりたいことがあったのに、叶えられることはなかったのですが、私たちに沢山のことを教えてくれました。
一日一日を大切にし、このオランダが現在は平和であることに感謝し、戦乱で苦しむ国に平和が訪れることを祈ります。
アンネのYoutubeチャンネルもあり、ビデオ日記を日本語字幕で見ることができるので、もしよろしければ是非ご覧ください。
音声はオランダ語ですが、字幕で英語や日本語などが選べるものもあります。
これはアンネの隠れ家の近くの教会。この教会の鐘の音を聞いていたと日記にも書かれています。博物館見学後に鐘が鳴ったので、なんともいえない切ない気分になりました。
ちょっと角度が悪いですが、アムステルダムの北部エリアで見かけました。
アムステルダムはどんな街?
アムステルダムといえば、どのようなことが頭に浮かびますか?
運河の街、自転車、チューリップ、ゴッホ美術館、飾り窓やコーヒーショップ(カフェではなく、ソフトドラッグが買える場所)が浮かぶ方がいらっしゃるかもしれません。
ゴッホ美術館と、美術館広場でくつろぐ人々。左奥はロイヤル・コンセルトヘボウ。
Rijksmuseum(国立美術館)
至るところにお花が。
天気が悪い日でしたが、運河をボートで巡るのもアムステルダムでの楽しみの一つです。
人口はおよそ87万人。位置は下記の通りです。(Wikipediaの地図をお借りしました)
アムステルダム近郊にあるスキポール空港が国際的な玄関口で、旅客数では欧州第三位の空港です。
もう亡くなってしまいましたが、世界的に有名なサッカー選手・監督である、ヨハン・クライフの出身地でもあるので、彼の名前を冠したサッカースタジアムもあります。サッカーだけではなく、アーティストのライブなどのイベントが開かれます。
現在のアムステルダムの問題は住宅不足です。住宅価格も高騰し、家探しもそれほど簡単にはいかないのが現状です。アムステルダムだけではなくオランダ全体で住宅不足が課題となっていますので、政府主導で各自治体が解決策を練っています。
まだまだアムステルダムについて書きたいことは沢山あるのですが、また次回以降に紹介します。
私のお気に入りの雑誌
私が定期購読している雑誌、「FLOW」。オランダ発なのですが、最初に知ったのはドイツ在住時代にドイツ語版を見かけて購読するようになったことです。
マインドフルな生き方、自分を大切にする生き方などのヒントを得られる雑誌です。英語版もあります。
今後の発信では、こういったオランダの雑誌から記事を要約して紹介し、素敵な生き方のヒントをシェアしていきたいと思います。