人生物語62.大喧嘩から一変、7年間の婚活を経て交際0日出会って2ヶ月半超電撃スピード婚!婚活終止符
素敵なクリスマスイブに婚約指輪を頂いてディナーを過ごした次の日から少し雲行きが悪くなりました。私はまたコミュニケーション系のトレーニングに参加していて、人間関係を良くするための参加なのに、何故かイライラが物凄く出ていて帰ってから夜遅くに家具の配置でめっちゃキツく当たってしまいました。
彼は相当顔が引き攣っていて怒り爆破💢となりました。
彼「結婚考え直さなあかんかもね」
私「は?このタイミングでそんなこと言うわけ?後戻り出来ひんのわかってて何言ってるの?」
そう、彼は爆破すると本心で思ってもない脅しを入れるタイプだったのです。よく女子が「そんなんやったら別れる!」って思ってもないのに言うヤツ。
私「こんな大事はことを思ってもないのに言うの卑怯やで!私がそんなん言わんといてよ〜とでも言うと思った?逆やで、私そんなこと言われたら本気に取るで!じゃあ結婚辞めて出て行こうか?」
その後は、撤回はしなかったけど彼の要望を言い出したのでそれをちゃんと聴くことにしました。それは、引越しの片付けが出来てなくてお正月に実家の両親が来るのにこんなのでは困ると言うことでした。
翌日の夜に予定が入っていて私は先約優先を実践し続けているのですが、とにかく引越の片付けをちゃんと終えるようにしてと言われたのでそれをするには翌日の夜までには厳しくなり、私は予定が入ってるからと言うと、それよりもこっちを優先してと言われ、先約優先を破ることになりました。
こればかりは、彼が納得しないことなのでここは先方に説明し参加出来なくてもそこまで響くものではなかったので、彼の言うことを従うことにしました。その翌日は2人で会合の年末イベントがあったのでそれにも行く話でしたが、間に合わなければそれも行かないと言われたので、これだけは食事の予約もしてるから絶対欠席する訳にはいかないので1日半で絶対に片付けると決めて挑み何とか予定通りに完了しました。
入籍前にとんでもないほどの大喧嘩をしてしまったのも、私たちはお付き合いをせずに結婚を決めたので、お互いに知らないことだらけだからこればかりは仕方ないし、そんなことも受け入れながらお互いが歩み寄るしかないと思いました。
そして、無事に会合のイベントに参加も出来てこの日はディナークルーズで忘年会兼ねてたイベントでしたのでとでとても楽しく過ごせました。
そして、翌日が祖母の四十九日でした。兄弟と彼も一緒に来てもらって家族5人で見届けました。祖母は頼まれたお寺は祖父(再婚)が贔屓にしていた所でかなりの長年檀家をしてたそうです。そして、趣味が釈迦の絵を描くことでしたので家には沢山のお釈迦さんの絵があり、その絵をお寺に納めました。
朝日家は複雑な家庭でもあり祖母の歴史はそれほど多くは知らないのですが、認知に入る前はこうしてお寺に足を運んでは貢献して来られたんだなと感じましたので、これも私達に徳を与えてくれたと感謝しました。
そして、翌日はいよいよ役所に婚姻届を持って行く日です。事前に不備がないかの確認を役所でひていたので提出のみで大丈夫なはずです。そして3日前に結婚考え直さないあかんかも?と大喧嘩をしたので再度確認しました。
私「ホンマに籍入れて良いの?」
彼「勿論」
この返事で安心して役所に向かいました。彼は結婚2回目ですが役所には持って行ってなかったそうなので今回で初めてだったようです。やはり婚姻届くらいは2人で届け出たいですね!
年末だったので届出提出のみでしたが、さらぅと低い声で「おめでとうございます」と言って頂き2019年12月30日に無事に入籍完了しました。
こうして、晴れて7年間の婚活難民を経てようやく結婚と言うスタートを切ることが出来ました。これまで本当に大変なことだらけでしたので、何とも言えない喜びでこれまでの人生が報われた気持ちになりました。
初めての結婚生活はとても新鮮でした。私は料理は得意ですがそれ以外はそれなりにです。そこで、夫婦完全分担となり私が料理と掃除、夫は洗い物と洗濯物を担当することになり良い感じの分担が出来ました。
そして、年末年始は2人で過ごしたいとリクエストをして1/1日に広島の実家へ向かい一泊した後は両親を大阪へ連れて行くことになったのですが、理由は前妻にいる娘さんと合わせるためでした。
義父は軽い認知で足が少し不自由になってしまって排泄の関係で気がかりが多いから行かないと言うので義父を置いて義母と3人で大阪へ向かいました。
新居に義母は2泊して、1日目は大阪の観光地である通天閣に行きました。粕うどん食べて通天閣に登ってビリケンさんを拝んで来ました。大阪に来たことはあるそうですが、通天閣は初めてとのことでしたので、観光が出来て良かったと思います。
そして、翌日は娘さんに会いに行ってそのまま夫は義母を広島まで送りとんぼ帰りで帰省しました。結婚して初めてのお正月は少し忙しく慌ただしかったですが、充実した日々でした。
そして、間もなく世界的疫病が蔓延するとは全く考えもしませんでした。
続く。