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日記(お笑い好きになったおもしろ遍歴 TheSECOND)

綾小路きみまろで初めて心底から笑い、THE MANZAIで無名芸人魅力を知り、そこからハマって旧M-1を見返し、その熱が落ち着いていった頃、当時のお笑いの詳しい度は、「テレビで出る芸人はほぼ全員知ってるレベル」

2018年あたりから敗者復活戦を含めて欠かさず見るくらいにはなったけど、キてる若手を追うとかは無かった。

それを変えてくれたのがM-1グランプリ2021
高校3年生の時、なんとなくTwitterを覗く。

インディアンス、まあわかる。
真空ジェシカ、誰だ?
モグライダー、誰だ?
ゆにばーす、ああいたねぇ!
ロングコートダディ、「そうですか…」の人らか!
オズワルド、また来た!
錦鯉、昨年おもしろかった人だ!
もも、誰だ?
ランジャタイ、まじかあいつらが!

真空、モグ、ロコディ、もも、ランジャ、5組のネタをほぼ全く見たことがなく、知らない人らの決勝ですごく不思議な感じだった。
2021年は見取り図の年だと思ってたし、ニューヨークも上がってくると思ってた。
知らない組がいることより、知ってる組が少ないから不安だったのかもしれない。

Twitterや決勝前インタビューのコメ欄でも言われてた通り、「やっと来た」みたいなコメントがたくさんあって、そんなおもしろいのかと思って、当時YouTubeに上がってた予選動画を見てみる。初めてセンスがすごいんだと思った。
決勝でもやはりセンスを褒められていて、決勝後ラジオ父ちゃんを聴いてみた。

おそらくこれがラッキーで、真空ジェシカはラジオで知らない地下芸人を有り得んほどに口に出す。誰の話か分かんなくなって、それが悔しくてめちゃくちゃ芸人のことを調べた。

オズワルドとは同期ってやつなのか。
チャンス大城って人がいるのか
山口コンボイってのもいるのかケビンスおもしろい!
ダイヤモンド?あのおもしろ荘の人か!
令和ロマン?歴浅っ!
カナメストーンの山口?へんな人だな〜
新宿カウボーイかねきよ?!

って感じで、ゼロから芋づる式に知りたいことが出てきて、片っ端から調べていきながら受験を終え、入学した頃にはネイチャーバーガーの認知に成功し、大学でたまたまネイチャーバーガーを知っていた人と仲良くなり、彼とはお笑い以外にもたくさんの趣味が合う友達である。
ネイチャーバーガー、ありがとう。
真空ジェシカ、ネイチャーバーガーをネタで使ってくれてありがとう。

大学一年生の12月、M-1の準決勝が配信されると聞き、配信チケットを買って観た。
その時はどのコンビも等しく好きだったため、真空ジェシカももちろん、準々決勝幽閉組たちを応援していた。
その中のキュウが本当に1番好きで、ネタの内容だけでなく、会場の盛り上がり方まで含めて全てが完璧だったと思う。
一重にキュウのネタの力ではあるんだけど、お笑いが好きな人がひとつになった瞬間がはっきりわかった。ここでより一層M-1グランプリ、M-1に本気の漫才師、笑いに来たお客さん全員が好きになった。

もちろん2023年のネタも見て、今度は大阪が多めの独特の雰囲気を味わうことができ、来年の準決勝が1番に楽しみになってる。

このnote(前回含めて)書く前は、ちょっとだけブルーな気持ちになってて、自分が嫌になってたりするんだけど、自分が1番好きで夢中になれることを思い切り書き込んでたら少しはマシになったかも。


きみまろでおもしろに目覚めた俺は優秀だと自賛しながら送信

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