小中高大
フリースのカーディガンを買いました。
いい歳なので、カシミアのカーディガンを手入れしつつ着たいなぁなどとも思うのですが、ズボラなもので自信がありません。
購入したものは暖かくて、ガシガシあらえて、そこそこきちんと見えて気に入っています。扱いやすいのがイチバンです。
年が明けましたね。
私の義実家はとにかくギュッとしていて「一緒に居ること」を大事にしている気がします。
今年成人式な姪をはじめ、高3の受験生男子、中学生女子まできちんと大晦日にやってきて連泊します。私が “孫“ 側だった時、ある程度の年齢からは会いに行く程度でした。なんなら、受験生の時は行きもせずでした。
今、私の友達に聞いても高校や大学生になった子は会う機会もないと言う子が大半(というか今の所100%)なので、我が義実家は現代日本でなかなか稀有な方なのではと思います。
そんなギュッとした義実家での集まりを、息子は毎年とても楽しみにしています。一人っ子故、少し年上の従兄弟たちと一緒に遊べるのが嬉しく、今年も一緒にキャッチボールをしたい、新しく買ったゲームを見せたいなどと張り切っていました。
が、今年は昨年までとは少し、空気が変わっていました。
甥っ子姪っ子もみな成長し、息子の小学生なノリが浮いてしまう感じ。
話は聞いてくれるけれど、それぞれがスマホを手にそれぞれの事をしている。
もう、みんなでワイワイな時期は過ぎちゃったのかぁと、母として少し切なく眺めていました。数年前までは一緒にトランプをしたり、ジェンガをしたり。年齢差がありつつも、それなりに楽しんでいたのにな。
子供って、ある年齢まではすぐに打ち解けますよね。
数ヶ月空いて会っても、まるで昨日も一緒に遊んでいたかのように並び、遊ぶものが無くてもその時だけの遊びを生み出したりして。
それが一定年齢を超えると、とたんに距離ができてしまう。
それぞれ、成長した証でもありますよね。
小学生(10)と高校生(18)の差は、やはり大きい。
よっぽど子供好きでない限り、小学生男子のブームなんて聞いてられないんだろうと思います。正常です。
これからも毎年変わらず会うけれど、何なら春にでも集合がかかるだろうけれど、このちょっとしたよそよそしさは残ってしまうんだろうな。
この、子供と大人の中間の時期が、一番よそよそしくなる気がします。
ある程度大人になっちゃうと、今度はその距離を感じさせない上手な距離のとり方ができてくる。
さて、息子よ。また新しい気持ちを知ったね。
春にはどんな空気が流れるか、母はソワソワ見守るね。