東京のネオンと大学生。
17歳の時に初めて1人で東京に来た。
片道3時間新幹線に乗り、大学のオープンキャンパスにきたのであった。
1人で行った東京は本当に怖かった。知らないおじさんに声をかけられたり夜の東京がひたすらに怖かった。
そして、18歳春。わたしは無事に東京で一人暮らしをすることになった。当時、高校から付き合っていた彼も近くに住んでいたので何も怖くなかった。
しかし破局。やはり人は簡単に人を裏切る。
そこから私は頼る人がいなくなり、毎日地元の友達に電話をした。寂しかった。
大学生活も落ちつき、大学で仲良くなった、
東京に住んでる子と夜のお台場に行くことにした。レインボーブリッジが綺麗でお台場から見える景色はテレビから見たそのものであったけど、
心にくるものがあった。
『わたし、こんなところによく1人で上京できたな』
東京の夜景を見るたびに毎回思う。
首都高に乗っているとき
電車から見えたスカイツリー
渋谷のネオン、スクランブル交差点
首都高を乗っている時に夜景が見えて、
涙が出た。
感情は景色によって左右された。田舎から出てきた私にとって、〝東京〟というだけでカッコよく感じるからである。わたしはとにかくプライドが高い。
どんなに嫌なことがあっても精神的にきても、
実家には絶対ボロボロの状態で帰らない。
今私はとにかく自分のやりたいことができない環境にいる、久々に家から出て電車に乗り街に出た。
やはり東京は東京だった。辛いな。私だってこのネオンに負けないくらい頑張るんだ、て思えた。
よし、頑張ろ、ご飯食べよー!!
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