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キャッシュレスのあれこれ_No.1

例えば、駅ホーム内にあるコンビニでのこと。ペットボトル飲料を買おうと会計待ち列に並んだところ、乗らねばならない電車が到着してしまい、やむを得ず購入をやめてしまった……なんていう経験をしたことがある人は、少なからずいると思う。

たまたま前の人が会計時に現金をジャラジャラと探しては見つからず、別の財布を取り出し……というので、購入物を手に待機している人は購入をやめ、店側としても獲得できたはずの売り上げを確保できず、なんていうことは往往にして起きている。

「これだから現金は〜みんなキャッシュレスにしようよ!!」

初めはそう思っていたが、こんなシチュエーションならどうだろう。

「えーっと、○× Payでお願いします。。あ、え、これってどうやるんでしたっけ?あ、はい。わかりました。できまし、、あれ?できてない??」

キャッシュレスの中でも近年利用者が増えている、クレカ以外の支払い方法でこんなことが起きれば、ひょっとしたら現金の方が早く済んだ可能性がある。

キャッシュレスにせよ現金にせよ、慣れている、あるいは会計前に準備している方がスムーズに事が済む。しかし、キャッシュレス(ここではQRコード系をさす。クレカの利用方法の認知度は高いため。)にしても、結局会計に時間がかかり、店員や待機客に対する罪悪感が募れば、その人はきっと慣れている現金生活に戻ってしまうだろう。

事実、コンビニでも増えつつあるセルフレジも、慣れている人or初見でも分かる人は15秒ほどで会計まで終えられるが、慣れていない人は次の人にパスするのに数分かかることがあり、結局「店員さんにやってもらった方がいい」と感じてセルフレジを利用しなくなる、ということがある。

度々、QRコードなどを全国で1つに統一させれば、共通の利用方法の説明を全国各地でできるのにな、と思ったりする。○○payだとか### Payなど、いくつか種類があるが、それぞれ表示/会計方法は異なっていたりするせいで、余計に煩雑になっているのではないかと思うことがある。結局、全国レベルでやるなら、国(政府)クラスで動いてほしいものだが、果たして、そんな日はいつ訪れるのだろう。。。


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