3年の11月


約2年後に就く仕事を探し始めて、約2ヶ月が経つ。
この間は右も左もわからないまま、とりあえず走ってきた。(いや、世間の波に溺れぬよう、必死にバタ足していたようなものだろうか)

クロールも平泳ぎの仕方もわからず、とりあえずビート板を持ってバタ足をしているような感覚だった。前も横も見えない、進んでいるのかもわからない。


目指すべき目標がぼやっとしていて、そこに向かって走っていくのがとても辛かった。
『ここに入りたい』から研究するのと、『世間の波に流されて』研究するのは、気持ちの入り方が全く違うんだと、心の底から感じる。

説明会、面接、色々歩き回ってもしっこりこない会社たち。
興味のない会社はハッキリしているのに、ちょっとだけ興味のある会社が多すぎて、パンク状態。

『どこがいいと思うのかを言語化しろ』vs『直感だよ!!』と就活のことを考えるたびに脳内で戦争が起きる。


ぐるぐる、ぐるぐる

やっぱりわからないなぁ、と思ってた


昨日、面談があった。
一次面接の時に、私をその場で通過させてくださった会社だった。
この人についていきたい、こんな人になりたい
たった1時間だったけど、そう思った。

久しぶりに、胸がトクン、と鳴った。
恋のような、一目惚れのような、


もはや、こうやって直感を頼りに進んでいくのが、正解なのかもしれないな。

正しいところで自分の直感が反応するように、色んなところを冒険するんだな。
人生山あり谷あり、っていうけど、山も谷も見つけていくのは自分。乗り越えていくのも自分。
今が踏ん張りどきだ。

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