コペンハーゲン旅行記③|オードロップゴー美術館、フィン・ユール邸、カフェ巡り
この日は朝にカフェに行って、湖で白鳥を追いかけるなどし、1日が始まりました。湖の近くは朝から沢山の人がランニングしてる。
ルイジアナ美術館より手前にあるのに意外と訪れる人が少ないオードロップゴー美術館。
同じ列車に乗り、ルイジアナ美術館の時よりも手前のKlampenborg駅で降りてさらにバスに乗ります。駅からもやや離れた森の中にあるので、行こうと思わないと絶対に行かないような場所ですね。
オードロップゴー美術館
旧館はコレクション主の元私邸で、そこに女性建築家ザハ・ハディドが増築した新館が繋がった形の美術館。今回はザハ・ハディドの建築とフィンユール自邸目当てで来たよー
印象派がメインのコレクションらしく、企画展もこの時は女性に焦点を当てた印象派の展示をしてた。
貸出し中の作品はただ並び替えるんじゃなくて、上からライト当てて空白を残してたの、こういう所大好きです流石です。
館員さんが色々気使ってくれて、これフィンユールの椅子だよーとか、座ってokとか、昼だからブラインダー閉めるねーとか、沢山説明してくれてありがたかった笑
あと、この時初めて見たL.A Ringっていうデンマークの画家の作品が結構好きだった! 同じくデンマーク出身のハンマースホイの作品などもちらほら。
わー こちらがザハハディド建築の新館です。先っちょが浮いています。普通こんな建て方しないだろうに、発想が凄いですね。
そしてこの部分は敷設のカフェになってます。お腹が空いたのでここで腹ごしらえ。
カフェのお姉さんがいろんなヘアピン着けてて可愛かった。
この後はいよいよ外にあるフィンユール邸に向かいます。
フィン・ユール邸
感動〜〜〜〜✩ めちゃくちゃ安直だけどまず、本物だーーという感想笑
2022,3年あたり東京で北欧インテリアの展示が多くて何個か行ったこともあってか”遂に”デンマークに本物を見に来たんだ…という気持ちになった。
いや、今まで見たことある作品も本物ですが、”空間が”本物だ!という、そんな気持ちです。やっぱりインテリアは空間ありきで良さが滲み出ますね。
ガーデンルームにある椅子は日本の鳥居からヒントを得たと言われているジャパンチェア。家に入ってすぐ青に統一された明るい空間があるの素敵。
インテリアは北欧一色という訳ではなく、アジアの陶器や像も置いてあるのが印象的だった。一見系統の異なるものも共存させてしまう空間作りに憧れるなー。
いやー フィンユール邸の公開は土日のみと限られてるので、滞在期間が被ってて本当に良かった ToT 満足満足です♩
中心街に戻ったあとはまだ時間があったので街散策と駆け込みで国立美術館にも。
コペンハーゲン国立美術館
閉館時間が迫っていたので無料の常設展をざっとみたくらいですがだいぶ広い!じっくり見ると2-3時間はかかりそう。
そして建築学生のお友達が気づいて教えてくれたのですが、旧館と新館を繋ぐこの部分、屋根を建物に覆い被せるようにしてて増築手法の一つらしい。確かに通路でとかじゃなくて、屋外だった空間丸ごと繋がってて面白い。
新館の方は現代アートが多くてちょっと難しかった。アートを見に行ったというよりか、訪問しに行ったという感じ? 無料でこんだけ見れるなら充分だ。
旅程としては、コペンハーゲンの1回目の滞在はこの日がラスト。翌日はミラノに移動して、バルセロナに行った後またコペンハーゲンに戻ってきてからの東京です。デンマーク好きすぎ。戻ってきたときの安心感凄かったし。
ちなみにこんだけ居たけど他の都市には行ってません!本当はオーフスとか行きたかったけど結構詰め詰めになりそうで辞めた。でもまたいつか行くからねーー!リベンジリベンジ。
さてさてイタリアスペインは一旦飛ばして、帰ってきた後に行って良かった所までまとめちゃいたいと思います。
デンマーク王立図書館
ブラックダイアモンドと言われるこの図書館。館内は開放感に溢れててまた違った印象。こんな図書館に通える生活羨ましーーーー。
ORSA coffee -カフェ
中央駅から歩いて行けるカフェ。店内も可愛いし、こういうシンプルなプレートが食べたかったのよ。パンもチーズも美味しかった✩
お店のインスタもお洒落なのよ →https://www.instagram.com/orsacoffee/
Dallas Coffee -カフェ
ここもめっちゃ良かった! 席は少なくてこじんまりとしたカフェだけど、コーヒーも食べ物も美味しかったな。なかなか日本では食べれなさそうな味と見た目のカルダモンロールが忘れられないよ…。友達のワッフルも一口もらったけど焼き立てサクサクで最高だった〜〜
抹茶とかほうじ茶ラテもあって、しかもちゃんとお茶点てで作ってて本格的
Lidkøb Østerbro -リサイクルショップ
どうやって見つけたのか忘れたけど、フリマというかリサイクルショップ。セカスト的な場所で、現地感を味わえます。
小物から服までとにかくアイテムが大量で、「じゃ、30分後に会おう」と、それぞれ掘り出しもの探しに。4000円くらいで服と陶器何個か買った♩
そういえば、ここに行く途中にイヤマスーパーがまだあるらしく(Googleマップ情報)望みを懸けて向かってたの。それで着いたーと思って地図から顔あげたら外装はあるけど、中身はしっかり取り壊し済みでショックだった笑 多分工事のおじちゃんはうちらを見て笑っていた。イヤマチャレンジ失敗…ToT
Chicky Grill Bar -レストラン
コペンハーゲンラストご飯は中央駅近くのレストランで伝統料理を。レストランといっても価格は安めでそして美味しい。デミグラスっぽい味のソースと芋とローストポーク。注文してから料理出てくるまでが早すぎてウケた。
今までの落ち着いたデンマークで見たことない早さ。店員さんも店内も気取らないダイナーみたいな感じでなんか良かった。
急に詰め込んだ回になってしまいましたが、行って良かったお店たち紹介でした! ご飯を食べたあとは空港に向かって、帰国するわけですがあのマンゴーココナッツチアシードは空港で買って、トランジットの北京で食べてたくらい最後までハマっていた^^; シナモンロールも勿論買って帰った。
コペンハーゲンという街
コペンハーゲンという街は機能的で落ち着いていた。街の人もフレンドリーで陽気!というよりかは落ち着いた人が多かった印象。あ、あと全員高身長美形。ただ目に入ってくる街並みやファッションにトキメキが止まらず視界と胸はずっと賑やかだった。クールだけど親切、な感じはどことなく東京の人と似ている気もする。でも多分心の余裕は違う笑
デンマークは幸福度が高い国として挙げられることも多いが、実際に行ってみて、その幸福ってなんというか、幸せ〜(ポカポカ)じゃなくて、心とか生活に余裕があることなんだろうなと感じた。もはや多分自分たちは幸せな国だとか考えてない余裕さ。主語デカになってしまうが、例えば日本の若い人たちって学歴だとか外見だとか、ハイブラを持ってるとか、他人と比較して悩んじゃう人が割といると思うけど、デンマークにある程度いたらそういうのが全部どうでも良くなりそうな、そんな感じがした。人生に悩んだらぜひデンマークへ(?) まあ、何が言いたいかというと本当に行って良かったということです(^-^)v 特にデザイン好きな人は是非訪れて欲しいです✩
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飛ばしたミラノスペインは建築などピックアップしてまたノートにまとめられたらなーと思います。だいぶ長くなってしまいましたが、一旦コペンハーゲン編は終わりです! 読んでくれた方がいましたらありがとうございました✩
それでは〜ꕀ𖤐