読書は心の拠り所。#65
本好きで、活字好きでよかった。
最近心からそう思う。
毎日毎日、SNSのスワイプ、スワイプ、スワイプスワ…
ブラックホールに飲み込まれそうな
私の頭の中に
スッと囲碁の碁石を置くように
区切りを打ってくれるのが本だ。
自分が好きな著者が紡ぐ素敵な言葉を
読むととてつもなくホッとする。
私は今ここに感情を抱いている。
ただ脳に暇つぶしの情報を与えているのではなく
自分の感性の紐を心の中心にたぐり寄せてあげている感じがする。
本を読んでいる自分が好き。
と言われれば、それもそうかもしれない。
でも、この時間がないと
モノも情報も消費されるのが早い現代で
自分がいる。
自分の感情がここにある。
何かを感じたいと思っている自分がいる。
と実感する機会がなくなる気がして。
自分のありのままに表現することができる
SNSという場も良いけれど
これからはそれ以上に「心の拠り所」をつくることが必要な気がする。
小説は感情移入をがっつりしてしまうタイプで
消費カロリーが多すぎるので頻繁には読めない。
エッセイや健康や美容に関する大学の研究が書かれた本などを
メインで読んでいるが
素敵な言葉や、考え方、そして未知の知識に出合うことができる。
本を読むことは
自分が自分であるために
自分を「今ここ」においてあげるために
必要なのだ。
だから私は今日も明日も明後日も
ずっとずっと本を読む。
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知恵を発信しています。
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