全ては僕の宝物
"学んだ日々を思い出すでしょう
いつだって僕らはあの日のままだ
帰りたくなる
戻りたくなる
抱きしめたくなる
泣きじゃくる夜も
笑いあえた今日も
全ては僕の宝物
過ごした日々は此処にある"
学んだ日々、人にとって青く輝く数少ない時間。
どれほど大切なものなのかは、後に綴られる言葉達が教えてくれる。
若人の青春を取り上げる権利は誰にも無い。
しかし、その環境を作っているのは大人達。
大人の事情に彼らは付き合うしかない。
大切な行事に行けなかったり、学生ならではのイベントに参加できなかった彼らは貴重な時間を失ったと感じることだろう。
学ぶ意味すら今は分からないかもしれない。
しかし、全ての瞬間が温かな大事なものだったと、
いつか気付く。
どんなに環境を奪われようと、何に縛られようと、彼らの心から生まれくるもの
彼ら自身こそが青春なんだ。
すべては"君ら"の宝物だ。
僕の春はもう橙色になってきた。
その時は嫌だったことも、全てがこの1色の中に詰め込まれ始めてしまった。
温かくも、淋しくもある。
過渡期にいるからこそ、まだまだ青い人に伝えたい。
何気ない疑問や違和感に忠実になって欲しい。
それで居て、
様々な想いがあろうと今を大切に生きて欲しい。