大学編入試験に向けて、1日13時間もの勉強を頑張れた理由
卒業式から3日が経ち、
いよいよ新社会人の仲間入りです。
今は毎日新しい職場へ研修に行っています。
さて、
お茶の水女子大学に編入学するために、
当時、東京に上京し、毎日13時間以上勉強していました。
周りはサークルにバイト、仲間と旅行
そして東京ライフを楽しんでいる。
すごく羨ましかったのを覚えています。
友達と遊ぶのも飲むのも我慢して
毎日、必死になって机に向かっていたことを思い出します。
なぜこんなにも必死に勉強できたのか。
“先生に言われたことよりも
自分の信じた道が1番の正解だったと証明したかったから”
高校は愛知県の進学校に通っていました。
2年生までは東京の有名大学に行こうと考えていました。
ただただ英語が大好きで、ネイティブの先生が来るたびに
海外の人と関われることがすごく楽しかったことを覚えています。
高校2年生の夏、
憧れの英語担当の担任の勧めで
カナダ・トロントへ1ヶ月留学することを決めました。
行ってみると、全てが新鮮。
日本人がほぼいない世界、
知ってる人がいない世界。当時英語が全く話せなかった私にとって、
そこは未知の世界でした。
ホームシック、言葉が思うように伝わらないもどかしさ、心細さ、高校では人並み以上に英語ができると思っていたけど、語学学校では誰よりも英語ができない存在で悔しかったこと、、、今まで感じたことのない感情が
たくさん芽生えました。
ただ、同時にワクワク感と刺激も受けていました。
初めて出逢う国の人々、日本とは全く違う文化や建物、異文化の人たちの価値観に触れること。
辛い感情も楽しい感情も全てが
好奇心旺盛な私にとって刺激的でした。
そこでの生活を通して
もっと英語を話せるようになりたい。
もっと多くの国の人と関わりたい。
と切望するようになりました。
帰国してから、
海外にできるだけ長く留学するためには
どのような方法があるのか調べました。
そして見つけた方法が
正規留学。
ただ、4年間留学するには経済的に
難しいと思ったため、考えた結果
日本の大学への編入でした。
=海外の大学(2年)+日本の大学(2年)
高校の先生たちにはとても止められました。
学年主任には職員室に呼び出され
「海外留学なんて高卒だ!」
「受験から逃げている」
「編入だなんて簡単なわけがない」
と言われました。
そして、
高校3年のクラス替えではとても悔しいことがありました。
結果的にはそのクラスが1番最高で、本当にこのクラスでよかった!!
と思えたのですが、当時は私が難関大学を目指す子たちの受験の邪魔になるという理由で、決められたクラスだったと周りの先生に聞き、
悔しくて悲しくて、涙する日々でした。
その日から、誰に何を言われようと
“絶対に自分が決めた進路は貫く”
と編入試験が終わるまでの3年間
必死で頑張ってきました。
周りの支えあり、無事、
自分の目指していた目標を実現することができました。
今思うことは、
先生たちの言うことは必ずしも正しいことはない。自分が正しいと思った道が1番正しい。
信念を持って突き進むことが
1番の正解だと思います。
最近、多くの方が編入について
Instagramを通してDMをくれます。
6年前この話を周りにしていた時は
編入というものは当たり前なものではありませんでした。
でも、今は少しずつ世間に浸透してきているのだなと実感します。
前例がなくても、
それを作っていくことはできる。
選択肢というのは沢山ある。
進路の選択肢というものは
一つではないということを学生に伝えたいです。