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【育児日記】(番外編)妊娠と私と母の話

昨日から、急に寒くなりましたので、
急いで、むすめに靴下を履かせました。
自称「あんよマニア」には堪らないかわいさ。
写真、何枚も撮っちゃいました(笑)


妊娠してから、検診に通うようになった頃、
母がいつも病院に同行してくれました。
本人は、とても張りきっているようでした。

夫は検診のための休みが取りづらく、
母が一緒にきてくれるのは心強かったのですが、
少し、違和感を感じていました。

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母と私は、正直、相性が良くありません。

母は、おしゃれ大好きで、
興味があるのは服や化粧など。

一方、わたしはそれらに興味はなく、
あるのは、芸術や本、自然や動物など。

わたしが物心ついた時から、なんとなく、
母とは違うことが好きなんだと自覚しました。

共通の話題はほとんどなく、
お互いに、持ちかける話には興味がありません。
(母には聞いたことがありませんでしたが、表情を見れば一目瞭然でした(笑))

そして、大人になるにつれ、母とは、ほどよい距離感ですごし、話す場面では、彼女の話に合わせるようにしてきました。

それで、ちょうどよいな、と思っていました。

しかし、わたしの妊娠をきっかけに、
かなり前のめりで、わたしのことを気にするようになった母。

正直、「グイグイ来るなぁ」と驚きました。

今までの距離感を超えてこられることに慣れていなくて、内心、戸惑っていたんだと思います。

かと言って、その真意を聞くことはできず、
「いつもありがと~。」と当たり障りないように笑っていました。

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その後、検診、立ち合い出産、里帰りのお世話、自宅での留守番。
全ての場面にいてくれた母。

自宅に帰った今も、頻繁に連絡がきます。

「大丈夫?」
「次はいつ来るの?」
「お迎え行こうか?」

「相変わらずグイグイだなぁ。」と未だにビビっています(笑)

ここからはわたしの想像ですが・・・。

母は、保育士として働いていたくらい、
子どもが大好きです。
だから、妊娠したわたしと、
やっと共通の話題ができた!と、
嬉しかったんじゃないかなぁ。

もちろん、子どもができるのは、
一般的にとても嬉しいことです。

ただ、母とわたしの関係性があるので、
より、嬉しかったんじゃないか、と思うんです。

そうだとすると、そう言う意味でも、
子どもを産んでよかったなぁ。

あえて、それを本人に聞くのは野暮のような気がするので、その理由は聞かずにいようと思います。

今、喜んでいる母が全てだと感じるから。

とにかく、とても張りきっているので、
甘えられるだけ甘えちゃおうかな(笑)

妊娠する前は考えられなかった、母との思い出も、たくさん作っていきたい、と思っています。

妊娠を経て、思いかけず、母との距離が近くなった話でした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!


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