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「ジャンボリミッキー!」が気づかせてくれたこと

#書く習慣1ヶ月チャレンジ
#Day20
#これまでで一番の後悔

一番の後悔は、なんだろう・・・。
パッと思いついた後悔を書いてみます。


2年ほど前、友人2人と東京ディズニーシーに行った時のこと。

「ジャンボリミッキーのショーが見たい!!」

ディズニー大好きな友人がテンション高めな声で言いました。

「ジャンボリミッキー!」とは、東京ディズニーリゾートで行われているエンターテイメントで、軽快な音楽に合わせて観客が全身でダンスを踊るという、超陽気なイベントです。

「見よう!見よう!」と、もう1人の友人と盛り上がっていましたが、わたしは内心、ため息をついていました。

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「ジャンボリミッキー!」は、「大人も踊りたくなるダンス!」として有名で、楽しそうに踊る大人の姿が動画でたくさんアップされていました。

その楽しそうなダンスに「踊りたい!」と魅了される大人が多いのでしょうが・・・。

わたしは違いました。初めて「ジャンボリミッキー!」を見た時、猛烈な恥ずかしさを感じたのです。

振り付けが、かなり滑稽に思えて、「これを大人が踊るの・・・?」「恥ずかしくないの・・・?」次々と疑問が湧いてきました。

「楽しそう!」と素直に思えばいいのに「いやいや、大人がこんなダンス踊ったら恥ずかしいでしょ。」という固定概念がぬぐえず・・・。

「ジャンボリミッキー!」に苦手意識を持っていました。

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とにかく、乗り気ではありませんでしたが、結局、友人に導かれるまま「ジャンボリミッキー!」のショー会場へ。

ショーが始まり、例の曲が流れ始めました。

それに合わせて、周りの大人達や友人たちは、振り付けが曖昧ながらも、やっぱり踊り始めました。

「本当に踊るんだ・・・。」と思いながらも、わたしは、やはり友人達と踊り始めることができず・・・。
かと言って、踊れない気まずさを感じたので、友人がダンスしている姿を撮影したりして、間を持たせました。

ショーが終わって、「やっと終わった・・・。」内心ホッとしていた時。

ディズニー好きの友人がわたしを見ていました。
そして聞こえるか聞こえないかの音量でひとこと。

「もっと素直になって楽しめばいいのに・・・。」

その顔からは、薄らと悲しみが感じられました。

その子は普段、そのような文句をほとんど言わない、大人しい子です。だから、よっぽど言いたくて、つい言ってしまったんだと分かりました。

それもあり、わたしはかなり動揺。それを悟られたくなくて、とっさに顔を逸らしてしまいました。

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それ以降、わたしの頭の中は「ジャンボリミッキー!」でいっぱいになってしまい・・・、帰りの電車でもまだ考えていました。

踊るのはやっぱり恥ずかしいと感じます。でも、でも・・・。

「友人の、一緒に楽しみたい気持ちを無下にしてしまったな。」
「踊った方が、もっと楽しい時間を共有できたな・・・。」

落ち着いてみたら、急に素直になれて、ジワジワと後悔の気持ちが湧いてきていました。

踊りを回避できて、内心ホッとしたけど、その「恥ずかしい」という自分本位な気持ちによって、友人と楽しく過ごす機会を自ら手放してしまいました。

後悔して初めて気づきました。本当は「恥ずかしいから踊らない自分」よりも、「恥ずかしくても踊って、友人と楽しむ自分」の方が好きだと。

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「ジャンボリミッキー!」のおかげで、気づけました。
恥ずかしい気持ちに支配されると、楽しくなるはずだった機会を逃してしまうということ。

今も「ジャンボリミッキー!」をメディアで見る度に、その記憶が蘇り、いまだに少し落ち込みます。笑

自信はないけど、また友人と東京ディズニーリゾートに行った時には、全力の「ジャンボリミッキー!」を踊って最高に楽しんでやろう。

密かに、あのとき踊らなかった自分へのリベンジに燃えています。笑

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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