子どもとCooking②一人でできることを探してみよう(2~3歳)
1歳半頃になると少しずつおしゃべりしたり、一口サイズのおにぎりなど上手に口に運べるようになり、指が少しずつ上手に使えるようになってきますね。2歳~3歳くらいになると、意思の疎通もしっかりできるようになり少しずつお手伝いもできるようになります。
食事の準備としては
・テーブルをふく
・お箸やスプーンを運ぶ
テーブルは、固く絞ったふきんを渡せば喜んでふいてくれると思います。最初は一緒に拭くと拭き方も覚えますね♪そのうち上手に1人でふけるようになります。
お料理のお手伝いは、まだ難しいかもしれませんが、折り紙などビリビリ破れるようになれば、
キッチンでは
・おやつのミカンやバナナの皮むき
・スープに入れるキャベツや白菜などちぎってもらってお鍋に入れてもらう(煮込んでしまえばサイズはバラバラでも〇)
・使う野菜をあらう
・ご飯茶碗を大人が持ってあげれば、スプーンやおもどしでつぐこともできます(やけどに注意して下さい。)
・お米をはかる(できるようになるまで一緒にしましょう)
お米をカップではかるのは楽しいので毎日でもしてくれます。1,2,3と一緒に数えながらすると数を数える練習にもなりますね。5歳、6歳頃になるとタイマーをかけてくれるところまでできるようになるので、他のことをしている間にお任せできるようになります。(無洗米だと準備が簡単ですね。)
買い物の時
・果物や野菜をいっしょにえらんでもらう
・かごに豆腐や納豆など手の届くところにあるものをいれてもらう
・鮮魚コーナーや精肉コーナーで選んでもらいながら、献立のリクエストをもらう。
盛り付けはまだむずかしいですが。。。
ミカンを何個出して、とか切ったりんごや房からはずしたブドウなど半分こすると何個食べられるかな?2つのお皿に分けててね。3つのお皿に分けててね。4つのお皿に分けててね。とちょっぴり算数みたいなこともやってもらいましょう。数字も5まで位ならだんだん数えられるようになるので、遊びながらやってもらいましょう。。だんだん上手に分けられるようになります。
この頃のお手伝いをしてもらうときに大切なことは、できなくて当たり前とまず思うこと。ママやパパが苦痛にならない程度のお手伝いをしてもらう事がポイントです。
台拭きや、お箸運び、フルーツを分けるなどは見ていなくてもできますね。もしかしたら食べちゃうこともあるかもしれませんが、その時はこそっと写真におさめて下さいね。一人でできるとが大切なポイントです。
床で食べてますが。。。みかんをこっそりキッチンから持ってきて食べてました。1歳10カ月でも、上手にむいて食べられます。私はお昼寝から起きた息子に大好きな牛乳をコップについであげて、洗濯物をとりこんでいたんです。食いしん坊の息子は、幼稚園から帰ってくるねぇねぇを待てず、上手にみかんの皮をむき食べていました。「上手にむけたね。おいしい?」と声をかけながらしんけんにたべている息子の写真を撮りました。もう7年位前のことですが、はっきりと覚えています。食べること=生きることですね。
少しだけ後片付けも大変ですが、床はふいてしまえばいいし、洋服は汚れたら着替えればいいかな?と私は思っていたのでこの後、ビニール袋にみかんの皮はいっしょに入れて片づけました。
食材を選ぶこと、メニューを決めること、作ること、準備や後片付けまで全部Cookingです。
まずは何か1つ一人でできることはないか探して少しだけ練習してやってもらいましょう。何か1つ続けることができたら、もう1つとできることを増やしていきましょう。
一人でできるは自信につながります。小さいけれど立派な家族の一員です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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