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芸人への尊敬が止まらない②
芸人さんの舞台を初めて観劇してから(前回の記事にその話を書いたから是非読んでね)僅か3日後、
まさかの小劇場観劇デビューを果たしてしまった。
渋谷・池袋などで目にする芸人による道端での勧誘、
あれに惹かれてしまう日が来たのだ。
「お笑いライブやってます、ヤーレンズ出ます」
最初は素通りした声だったが、まんまと「ヤーレンズ!?」となり足が止まった。
小劇場というものは、コアなファンが行っているイメージを勝手に抱いていたから一瞬迷ったが、600円で、しかも近い距離でヤーレンズが観れる機会ときた。これは逃せない!ということで初の劇場入り。
階段を上がった先の入り口には当然のようにヤーレンズがいて「こんにちは〜」と言ってくれた。
階段を上がったことによるものか、はたまた突如訪れたヤーレンズとの対面によるものかドキドキしながら席についた。
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この日は私と同じく「ヤーレンズ出ます」という声に導かれて来た人たちで満員だった。
あの劇場では、365日 1日3公演やっているらしいがそんな事は滅多にないらしい。
私が入った日には芸歴22年目の人がいた。
3日前の初観劇から芸人への尊敬が止まらない私はここでもひたすら尊敬の念を深めることになった。
例えばその22年目の芸人さん
毎日舞台に立っている訳ではないと思うが、日々ネタを考えたり、ふとお笑いのことを考えてしまったりはするだろう。
365日×22年=8030日
これだけの日数、人がどうしたら笑うかを考えているなんてほぼ人体とか脳のメカニズムの研究者じゃんと思った。
"自分がこんなに必死にお笑いをやらなくても最悪人は生きていける"という状況の中、
売れなければ沢山のお金がもらえるわけでもない中、
そのモチベーションは一体どこから来るのか。
芸人よ、誰か教えてくれ!!!!!!という気持ちになった。
あのラスタという小さな箱の中では今日も芸人たちがきっと闘っている。