突撃!となりの入院事情
【入院時の状況】
転倒などの場合、ほとんどの場合が救急搬送。つまり、着の身着のままで入院となる。
当然、自分の備品はほぼ無し。家の中で転倒(病気の発症)の場合、靴すら履いていないという状況もあり得る。運が良くて携帯電話(スマホ)と財布が手元にあるかもしれない。
気付いた時には救急車の中、もしくは病院のベッドという状況。
自分から家族に安否を伝えられない(病院からは伝える)可能性があるため、精神的にダメージを負う。
【生活環境】
シングルベッドに夢と♪・・・ではなく、
シングルベッドに柵4つ(令和6年からは3つ)。体動が激しくて床に転がり落ちないように防護壁が貼られます。
転倒や病気による入院の場合、当然身体はダメージを負っており、ついさきほどまでと同じように動くことが困難となる(痛みがあったり、病状により動けないなど)。
そんな身体状況に追い打ちをかけるものがある。マットの質である。
ベッドのマットは一般的な硬さ、床ずれ(褥瘡)予防マット、エアマットがそれぞれ選択され、やわらかいほど動けない。上等なワインを包み込むショック吸収材のごとく、ちょっとやそっとでは寝返りひとつ打てない仕様。
手足をバタバタする程度の動きは可能だが、肩・背中・お尻など重たい部分を動かすには柵を引っ張るしかなく、簡単には寝返りができない状況にあります。いいマットだとしばらくは圧分散ができ負担は感じにくいが、長時間になってくると結構辛い。
人間は動けてなんぼの生き物であるから・・・。
【ナースコールとベッドのリモコン】
明らかに不要と思われる頻回のナースコールや、姿勢が崩れそうになるリモコン操作を繰り返す場合(認知機能低下によるリスク増大)は、生殺与奪の権(特にベッドリモコン)が病棟側に握られます。
安全配慮の為とは言え、自分で動きにくいエアマットなどの上で寝ているものにとってリモコンの権利が自分にない場合、、、
それは地獄の苦しみ
寝返りひとつ打てない状態でオムツ交換が行われるまでの2時間、まったく同じ形で微動だにせず寝ていないといけない状況・・・これは酷。
生殺与奪の権を他人に握らせるな!!
理学療法士は全力で復権に取り組みます!!!(ドヤァ)
※看護師さんの正論に打ち勝てた場合に限る
【食事】
そう、それは砂漠のオアシス、雪山のコタツ、タンスにゴン!疲れ切った心を癒す女神のような存在!
・・・好き嫌いが無ければ。
お粥嫌い!
べちゃっとした米(軟飯という)嫌い!
パンが薄い!(8枚切りを1枚)
野菜が無味!!!!
唯一の味付けがレモン!
など、病状に合わせて多くのレパートリーを取り揃えております!お客様の身体のニーズに合わせて(心には合わせない)ご提供いたします。
賛否両論あります(喜んで食べて下さる方もいる)。
【結論】
入院しなくて済むようにね!健康って、イイね♡
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?