BLマンガレビュー＃1「ちょっと待とうよ、春虎くん」
こんにちは、りはくと申します🐰
本当に遅筆&筆無精（？）すぎて自分でも悲しくなります。お久しぶりです…
今回から本格的にレビューしていく上で、最初に取り上げる作品は何にしようと自分なりに考えてみたんですが、
思ってたより私の本棚にある本、随分前に出版されたのばっかだな！？
となり、悲しくなりました…時の流れについていけんわあ…
本棚にある本は、連載が単行本化したものを除けば、ほとんどが5年以上前の作品になってました…ええぇ…？（震）
確かに、コロナ以降は本屋さんで買うより電子が増えたと自覚してはいましたが、いや〜まじか…😭
とはいえ、作品を語る以上は2周は読んでからにしたいなと思うので、少し前の作品も含めつつ、都度新しい本も手に入れてレビューしていければ！と思います。
さて、本題が遅くなりましたが、今回は度々広告などでも見かける、あめきり先生の2作目のBL漫画「ちょっと待とうよ、春虎くん」のレビューです！
まだまだ拙いですが、自作画像レビューだとこんな感じ…😅大丈夫かな、、
◎本作品の簡単なあらすじ◎
蒼風高校2年でゲイのスイ（粋）は、ある日1年の春虎と寮が同室になる。バスケ部の春虎をサポートし続け、2人の関係は徐々に深まっていく。ゲイであることは隠しながらも春虎に思いを寄せるスイであったが、ある日ゲイであることが春虎にもバレてしまい…
本作品は、受けであるスイの視点で物語が進行していきます。後で詳しく語りますが、スイの心理描写がとても細やかで、思わずスイ（もしくはスイの近くの空気）に感情移入しちゃいます。そしてめっちゃキュンキュンします🥰
◎画像中の各評価基準に基づくレビュー◎（⚠️ネタバレを含む可能性があります）
★えっちい度 …やや多め〜標準
本番行為自体に限って言えば多くないのですが、本番に至るまでのスイの奮闘であったり、春虎との寮での絡みだったりが割とえっちいので、やや多めかなといった印象です。しっかりと内容も進行しつつ、時折おバカな理論で一人特訓しようとするスイ先輩が可愛すぎるので、とってもよかったです☺️。
★キュンキュン度 …結構ギュンギュン
上のえっちいシーンに関わらず、結構心揺さぶられるし、あーーー尊い！！ってなるところもたくさんあります。スイはゲイであることをマイナスに捉えてしまうのですが、そこも含めて春虎がぜーんぶどうにかしてくれちゃうのでマジでﾊﾋﾟｰ😇です。お互いがお互いを思いやれるカプ。世界平和です（？）
★物語性 …日常ではあるが内容もある
お話としては中身のちゃんとある日常系って感じでしょうか。BL漫画は内容があるからといって必ずしも良い作品って事もないと思っている派ですが、本作は読んでて考えさせられつつも、じんわりと温かい気持ちになれる良さがあります。
強いて言えば、完全スイ視点で話が進むぶん、1度では内容が伝わり切らない部分も多少あるかな〜と感じました。少しおいて、2回読むのが個人的おすすめです！
★内容 …読んだ後の気持ちはぽっかぽか
上と重なるのですが、スイの根本的な部分に少し悲しい感情があるので、そこで突き抜けるほどのハッピーってわけにはいかないのですが、そこも含めて春虎が完全解決してくれちゃうので、愛っていいよな…てなります。スイも、普段はとってもハッピーで健気な子なので、愛されるべくして愛されたって感じです✨
★絵柄 …少女漫画みもありつつ優しいタッチ
ふんわりとしたタッチの絵柄ではありつつ、バスケ部の春虎の筋肉とかは結構がっしり〜て感じです。漫画らしくありながらも、アニメチックなデフォルメされた髪型やお顔〜とか、現実じゃありえん等身のイケメン〜とかでもなく、なんだかこの男子高校生ほんとにいそうかも…ていう感じがしてしまう、個人的にはとても好きな絵柄です。表紙詐欺感は一切なしです！（これ結構大事）
★個人的な感想（あらすじ以上のネタバレなし）
「ちょっと待とうよ、春虎くん」において、やっぱり一番秀逸だな〜と思うのは、やはり物語が進行していくうえでの「視点」かなあと思います。
本作品は、基本的に主人公スイ視点のみで物語が進行していくのですが、スイがおちゃめで健気で可愛いんです…。作中、スイの心の中で思っていることがモノローグみたいな感じで結構出てくるんですが、本当に可愛らしい…粋という名前なだけあって、ほんとに純粋な子なんですよ…。
そして何より、自身がゲイであることをマイナスに捉えて、傷つかないようにと殻に閉じこもってしまっているスイに対して、素直な気持ちをぶつけてくれる春虎、だんだんと心動かされていく感じ、も〜う、、たまりません…！！！😇
★弱ネタバレあり感想
⚠️ここからは少し内容に触れる可能性があるので、読んでない方は飛ばしていただければと思います。
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個人的に一番良かったな〜と思う点を挙げると、スイがゲイであることを春虎にバラされてしまった後のシーンあたりです。本作の一番の見どころは、春虎のらしさのある優しさだなって思っているんですが、それがしっかり描かれている場面です☺️
このシーンだけではないのですが、以前同室だった先輩のように、スイがゲイであることがわかってしまうことで春虎に嫌な思いをさせたくないって気持ちでスイが自分を押し殺す場面、その場面に真正面から、その優しさでぶつかってくれる春虎が、もう本当にいい子…
あとはやっぱり足湯〜の件ですかねぇ笑
スイがだんだん迷宮に入っていって謎理論で恥ずかしさを紛らわそうとするとこ、それを色々と勘違いしちゃう春虎もまたいいですよねええ。スイが初めての恋愛経験で色々と悩んじゃうのが初々しくってとても好きなシーンです❤️
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という感じの作品でございました！程よいエロと程よい青春の甘酸っぱさ、BLだからこその魅力も存分に詰まっている漫画ですので、BL作品にハマりたての子とかにおすすめしたい作品だな〜と感じました！
本作品の電子での購入はこちらより可能です✨↓
ということでここまでレビューしてきましたが、あーー拙い！文が拙いよ！！もっと魅力を語彙で語りたいよ！！！どれだけ本作品の良さを伝えることができたかは分かりませんが、継続は力なり、ということで、これからもどんどんレビューしていけたらと思います！
あめきり先生の1作目「ハツコイノオト」についても、いずれレビューしたいなと思っております。1度読んだ作品なので、いつでもレビューできる体制は整っております！！それではまた！！りはくでした🐇
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