図1

~感動~

こんにちは 。

長期研修が始まり、2週間が終わりました。

ものすごく濃密な時間を過ごさせて頂いています。

KNERCでは1回90分、1日2回、週5日と短期集中でリハビリを行います。

先週来られた方は

「ネットショッピングしたものを開けたりなど、右手で何かを操作する時に左手で押さえておくことができればなぁ」

という希望が聞かれました。

ということで、今週は

”左手で箱を抑えながら、右手でカッターを使用して封を開ける”

という目標TASKを設定しました。

治療前は手関節の背屈、手指の伸展が乏しく、

もちろん、それに伴う姿勢コントロールの影響も大きい状態でした。

「手を動かす、力を入れる感じが分からない」

と、ご本人はおっしゃっておられました。

姿勢コントロールへの介入や上肢、手指への介入により、

手関節背屈と手指の伸展の可動性向上と

手に対するBody Schemaの改善を認め、

姿勢コントロールも非常に良くなっています。

劇的な変化を認め、

「手にどう力を入れたらいいのか分かるようになってきた」

と、ご本人も大きな変化を感じられておられました。

KNERCでは最終日に自主練習も必ず提案します。

やっぱりリハビリはこうやって、

セラピストが変化を生み出し、

患者さん自身が変化に気づくことが大切だと思います。

何も変化を生み出せないまま、使いまわしの自主練習は、そりゃ患者さんしないよな~って思いました。

この方も、手に対するイメージが変わり、自宅に帰ってから、左手を使うチャレンジを自らされていました。

そこに、セラピストのアイデアや知識をプラスすれば良いですね!


Noteって動画は載せられないんですね(´;ω;`)

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はらかずみ
皆様のご支援が本当に力になります!常に向上心を忘れません!