ロシアの情報戦 その101:不適切な記事


【概要】

ロシアのプロパガンダに加担してしまっている記事を記録します。

ロシアの主張は全て嘘です。全て嘘の主張を掲げて民間人を殺し続け、同時に各国に確保したインフルエンス・エージェントに「ロシアの話も聞こう」と喋らせます。

日本のメディアがロシアのプロパガンダをそのまま掲載するケースが後を絶ちません。民主主義の自殺行為です。

【東京新聞2023年07月14日社説】

①記事のURLはこちらです。

簡単に言うと
 ・ウクライナに武器を送るな
 ・平和のために即時停戦を仲介すべし
といった内容です。ロシアのプロパガンダそのものです。

②鶴岡教授が添削していました。

③この記事に対しては細谷教授も疑問を呈しています。

【毎日新聞/ウクライナ即時停戦再論=伊藤智永】

①記事のURLはこちら

ロシアのプロパガンダをそのまま掲載しています。プーチン政権の主張は全て嘘であり、ウクライナに対して行使している暴力は残虐/醜悪ともに異常です。

伊藤智永氏はプーチン政権ロシアの侵略と虐殺にプロパガンダで協力しています。

<伊藤氏の主張①>
ゼレンスキー大統領は西側諸国に「もっと戦闘機、戦車、弾をくれ」と要求するが、そもそも兵器を使って戦える兵士が足りるのか。18~60歳の男性は徴兵の対象で、原則出国禁止。最近は軍隊経験のない病弱な50歳代でも、前線へ送られているようだ。

<私のコメント①>
ウクライナ軍の反撃能力を過小評価する主張は、即時停戦仲介を勧める伏線となるプロパガンダです。

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<伊藤氏の主張②>
西側から送られた武器・装備を巡る政府高官の汚職は開戦前からあり、開戦後もやまない。軍事専門家たちは「いずれ世界中の紛争地へ拡散されるだろう」と悲観的な見通しを語る。

<私のコメント②>
元ソ連構成国であり汚職文化が定着してしまっているという指摘はある程度妥当なものであるようです。ゼレンスキー政権は戦争指導と同時に汚職文化の改善に取り組んでいます。悪口はやめましょう。

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<伊藤氏の主張③>
ほくそ笑むのは潤い続ける軍産複合体だけ。その構図の中で日々死傷していく数多くの命の名前は、純粋な愛国の戦士と呼ぶだけで済まされるのだろうか。

<私のコメント③>
軍需産業は終戦後に継続しない需要に対応することになります。軍需産業は戦争を歓迎していないでしょう。

祖国を守るために戦う戦士を貶める言動は慎みましょう。

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<伊藤氏の主張④>
6月からの反転攻勢が期待通りに進まないと分かると、大統領は「ハリウッド映画のようにはいかない」と言った。この人はいつも見てくれを一番気にしている。

<私のコメント④>
ゼレンスキー夫妻はVOGUEにも掲載されましたね。元芸能人であり、見せ方のうまい政治家だと思います。

侵攻直後に首都に留まった胆力は、通常の政治家のものではありません。各国に民主主義を守る必要を納得させて支援を引き出した手腕も見事です。

有能な戦時大統領です。世界中の民主主義国はゼレンスキー政権ウクライナの戦いの受益者です。

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<伊藤氏の主張⑤>
戦え。賛成だ。ただし、政治指導者の戦いは単純でいいはずがない。敵と戦いながら、国民の生命と財産を一つでも多くいかに守るか、絶えず知恵を振り絞る。

そのためには、戦いを長引かせようと仕向ける内外勢力と戦い、思慮のない英雄主義と闘い、祖国の歴史や運命と闘い、自らの名誉と闘う覚悟が要る。汚名を引き受け、停戦を探る勇気である。

<私のコメント⑤>
即時停戦の仲介を勧める言動は、ロシアのプロパガンダです。

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<伊藤氏の主張⑥>
それをプーチン氏にも言え? 悪のスケールが違う。そちらに対しては、もっと複雑な言い方を練り上げなければ。

<私のコメント⑥>
民主主義の恩人であるゼレンスキー政権ウクライナをこき下ろしておきながら、諸悪の根源たるプーチンに対して何も言っていません。

アンフェアの極みです。読む価値がありません。新聞記事と呼べる代物ではありません。

【JBPress/ゼレンスキー大統領にもう一つの顔か=堀田 佳男】

①ゼレンスキー大統領がエジプトに別荘を購入し、お金は西側からの援助を横領したものであるらしい、、、という記事です。記事のURLはこちら

②この件は既にファクトチェックで「デマ」と判定されています。どうしようもない記者ですね。

③「ウクライナは汚職が激しい。援助しても全部横領されてしまうので無駄である。」という主張はロシアの典型的なプロパガンダです。は既に注意喚起する報道が出ています。あっさり引っ掛かるのではプロ失格です。

但し、「ウクライナはソ連時代に汚職文化が根付いてしまった」という指摘はある程度妥当なようです。汚職体質の払拭はゼレンスキー政権のもう一つのテーマになっているようです。

④JSF氏のコメントは以下の通り。

⑤在日ウクライナ大使館が抗議したようです。

⑥セルギー大使も抗議しています。

⑦JBpressは当該記事を削除したようです。

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