パレスチナ問題 その38:ガザ・ジェノサイドに関する有識者の情報発信


【概要】

WWII時にヨーロッパ市民はホロコーストを止めようとしませんでした。

パットン将軍は強制収容所を解放した後に、ドイツ国民に強制収容所の中を歩かせたそうです(こちら、別の話題ですが参考になる映像です)。

同じ過ちを繰り返している有識者がいます。記録します。

【詳細】

<武内和人>

①ガザ・ジェノサイドを「合理的」と表現しています(こちら)。

「10.07の恐怖を和らげるために取った行動として理解できる」みたいなニュアンスでしょうか。嘘ですよね。10.07の被害は、少なからずイスラエル軍自身によるものが含まれています。

②「イスラエルの軍事行動を擁護しているわけではない」とのことです(こちら)。少し苦しい発言です。

イスラエルは「ハマスを叩いている」と言い張りながら民間人の処刑を続けています。そもそもハマスを殲滅してよいか?という点からして議論の余地のある話ですし、壊滅的な民間人の被害は到底正当化できるものではありません。

ここで専門家の解説として「イスラエルはハマスを叩きたいのだろう」と述べるのは、最早専門家としての職責の放棄です。

<細谷雄一>

①「専門外なので」と言い訳をして沈黙しています。その後もパレスチナ市民の被害は続きました。

「オスロ合意が継続している」という主張も問題です。既にジェノサイドに発展している状況で「合意が継続」はないでしょう。投稿はこちら

②-1 「専門性がなくてもガザについて発信するべきだ」と伝えたところ、ブロックされました(こちら)。

②-2 ブロックさています。

②-3 ブロックすれば済む、という話ではないでしょう。それでは指導を受ける学生が可哀そうです。

②-4 もっと弾けて欲しいものですね。

<小泉悠>

①なんだかよくわからない投稿。WWII時にもこういう悠長な態度でホロコーストを見ていた人もいるのでしょうね。

②「ガザでやらかしている」と投稿しています。意図的にやっていると気づいていないのでしょうか?投稿はこちら

③-1 私のリプライに反応してきました。投稿はこちら

③-2 相変わらずなんだかよくわからない反応です。

③-3 「専門外です」と回答している、と見做せばよいのでしょうか?ジェノサイドに発展している現実に対して、この態度は無責任です。投稿はこちら

④-1 引き続き絡みます。

④-2 お返事がきましたが、議論は膨らみませんでした。挨拶したかっただけのようです(こちら)。

⑤-1 再び絡んでみました(こちら)。

⑤-2 お返事来ました(こちら

⑤-3 私からの返信(こちら

⑥-1 再び絡みます(こちら

⑥-2 お返事きました(こちら

⑦-1 国末憲人が私をブロックしたことを話題にしたところ、「同僚を誹謗中傷したのでブロックする」と言ってきました。議論しようとしない態度は問題です。(こちら

⑦-2 反論してみました

⑦-3ブロックしてきました。

⑧イスラエルがジェノサイドを遂行するにあたって、デマやプロパガンダを垂れ流し、日米欧のメディアに影響力を行使して偏向報道を誘導しています。

いわば、「ジェノサイドを止める勢 vs ジェノサイドを認める勢」の間の情報戦なのですが、この人物は戦おうとしません。

これが認知の領域の戦いの怖い所です。

<小泉悠のリポストへの反応>

①「ジェノサイドを止めない自由/ジェノサイドを止めない権利」を主張している人がいます。沈黙を続けている日本社会全体が、暗黙にこの自由と権利を主張しています。民主主義の自殺行為です。

②この人も「ジェノサイドを止めない自由/ジェノサイドを止めない権利」を主張しています。

③幼稚な反応。

④リスペクトを表明している人がいます(こちら)。ジェノサイドを止めようとしない人をリスペクトしちゃダメですよ。

⑤「晩年のトルストイの様だ」との声も(こちら)。「戦争と平和」を読めていないのでしょう。

⑥「あなたが怒っている対象に、他人が同じ程度に怒っていない(ように見える)ことは、あなただけが正しく怒っていることを意味しない」という言い回しが心に刺さったようです(こちら)。

「良いオタクになりなさい」みたいな言葉と捉えたのかもしれませんね。

イスラエルに怒っていても怒っていなくても、深刻な国際法の危機なのだからイスラエルを止める必要があります。

⑦「焼き鳥&ビールに誘ってあげて」だって(こちら)。

日本人はゆっくりと進行するジェノサイドを見ながら一向に止めようとしませんでした。挙句の果てに出てきたセリフがこれ。

日本の民主主義は堕ちたものですね。

⑧ふざけたやり取りです(こちら)。

ガザ・ジェノサイドを見ながらこんなやり取りを続けたことを、いつか恥じる日がくるでしょう。

⓽-1 面白い反応です(こちら)。「親パレスチナに泥を塗らないでください」とのことです。

⓽-2 そしてこれ(こちら)。親パレスチナのアホさ加減に呆れて距離を置いているそうです。

二つを繋げると「あのアホに泥を塗らないでください」と言っていることになります。まずご自身が黙ることが事態改善の第一歩になるでしょう。

<東野篤子>

①東野篤子氏は駐日パレスチナ常駐総代表部の以下の投稿に対して「日本人には想像も付かない気軽さで原爆を引き合いに出してくる」とコメントしたそうです。

ガザ・ジェノサイドの深刻さを理解していません(参考)。

②ノーベル平和賞を受賞した日本被団協の箕牧智之さんが「ガザの状況は80年前の日本と重なる」と述べています(こちら)。

<池内恵>

①2023年12月27日時点の投稿。「意図的な虐殺である」と気づいていないのでしょうか(こちら)。

②「ハマス殲滅のため」という主張は口実です。本当の目的はガザの人口削減。この投稿はこちら

③不法入植に関する池内教授のコメント。オスロ合意以降のイスラエル/パレスチナ間の根本的な問題に関する言及です。この投稿はこちら

「入植地を返却して占領地から撤退しろ」が国際社会のイスラエルに対する要求です。イスラエルは思考停止しているワケではありません。嘘をついているのです。

池内教授は占領/入植が対立の根本原因であることを指摘していません。日本国民は何が問題であるかを理解しないままジェノサイドを見過ごしています。池内教授は今まで意図的に説明せずに来たのでしょう。

池内教授はガザ・ジェノサイドに関わっています。

④10.07に至るまでのイスラエルのパレスチナに対する接し方について池内恵氏と岡真理教授の解説を比較するなら、岡真理教授が正しかったことになります。

⑤ガザ・ジェノサイドを踏まえて、イスラエルに対する姿勢について述べた投稿(こちら)。

10.07以前に、イスラエルに関わることなく中東を専門とする国際政治の研究者であることは出来なかったでしょうね。

⑥「大量殺戮である」とは指摘しています(こちら)。

⑦アメリカによる停戦の仲介が茶番であること、欧米で偏向報道が行われていることを、指摘しています(こちら)。

⑧アメリカとイスラエルの間の不自然な関係に関する言及(こちら)。

池内氏は「いくらでも債務保証してやるという気持ちになっている」という表現を用いています。

バイデン政権がやっていることは「ホロコーストを完遂できるように万全の支援を提供している」というレベルです。私には狂信的に見えます。

⓽「民族浄化/ジェノサイド」はイスラエルの建国の理念であり、国民が暗黙に共有する意志です(こちら)。

この点に関して、「極めて早いうちに篠田先生は気づいて警告していた」との投稿しています。池内氏にも誤算はあったのでしょう。

因みにですが、早い人は10.07以前から「これは漸進的なジェノサイドである」と指摘しています。

⑩こちらは「イスラエル軍がガザ病院での作戦を終了 テロリスト240人を拘束」と報じる産経新聞の記事です(こちら)。

10.07以降、イスラエルは遊びで民間人を殺害/拘束/拷問してから「テロリストだった」という馬鹿馬鹿しい嘘で片づける行為を何度も繰り返してきました。

10.07以前もイスラエルは国際法違反を繰り返してきていますが、全て不問にされてきています。不処罰の伝統がイスラエルを増長させ、このジェノサイドを呼び込みました。

池内氏が「不処罰の伝統」を作り上げる流れの中にいたことは、確かです。

⑪石破政権がガザ難民の受け入れを検討しているという報道があり、これに関して好意的にコメントしています(こちら)。

ガザに対する破壊と殺戮を不問にして難民の受け入れを率先して行うのであれば、それは民族浄化への加担です。

<大庭三枝>

①2024年10月07日段階で「一刻も早く事態が鎮静化することを願います」と投稿。なんだか他人事ですね。これでも国際政治学者でしょうか。投稿はこちら

②リプライしてみたのですが、お返事きませんでした。

③2024年10月20日時点で、鮭について投稿しています。別に悪いことではないのですが、この期に及んでガザ・ジェノサイドに沈黙しているのはどうかと思います(こちら)。

④リプライしてみました。

⑤引用リツイートで言及していただきました(こちら)。

⑥気分を害されたようです。ガザ・ジェノサイドの進展よりも秋鮭ネギ味噌焼きが気になるようです(こちら)。

⑦私からの返信。今までどれだけ頑張ってきたの?と聞いてみました。

⑧説明しないそうです(こちら)。

⓽私からの返事です。

ガザに対するイスラエルの軍事力行使は明確な国際法違反ですし、国連はガザ・ジェノサイドの進展について繰り返し警告を発しています。この状況で「止めようとしない」のであれば、それは国連軽視/国際法軽視です。国民に状況を説明する必要を感じていないのであれば、それは国際政治学者としての自覚不足でしょう。

⑩「専門外」の一点張りです(こちら)。

⑪私の返信(こちら)。

ガザ・ジェノサイドは最終段階に来ているのだから、「専門外」で済まされる状況ではないハズです。

⑫時系列を少し戻します。国連軽視/国際法軽視との指摘に納得がいかないようです。ブツクサつぶやいています(こちら)。

⑬私からの返信。ジェノサイドよりも鮭のことを気にしているのだから、国連軽視/国際法軽視ですよね。

⑭「人の日常の喜びにズカズカ踏み込んで否定する行為は暴力的」と述べています(こちら)。

ある程度は理解できます。世界のどこかでは常に戦争は行われているので、「全ての戦争が片付くまでは国際政治学者は日常を楽しんではイケナイ」なんて言われたら、人生の否定になります。

今回は「ガザ・ジェノサイドの状況が深刻であるにも関わらず研究者の情報発信が全体的に低調である」とみたので、食い下がっています。

⑮私からの返信です。

⑯説明しないそうです(こちら)。

「ジェノサイドに発展している」という状況においてこの態度は無責任です。

⑰私からの返信です。

⑱「専門外」の一点張りです(こちら)。

⑲Shin Toyoda氏も「専門外であっても発言すべき」といった主旨で投稿しています。引用元のShin Toyoda氏の投稿はこちら

この投稿は、「なぜガザ・ジェノサイドを止めようとしないのか?」という質問に対する大庭氏の回答になっていると思います。「やりたくないから」なのでしょうね(こちら)。

民主主義の自殺行為であり、人間に対する冒とくだと思います。

⑳上記投稿に返信してみました。

㉑議論を放棄したようです(こちら)。

㉒上記投稿に返信してみましたが、これ以上は反応がありませんでした。

㉓久しぶりに絡んでみました(こちら)。

㉔イチャモンがどうのとブツクサ言っています(こちら)。

㉕まだブツクサ言っています(こちら)。

㉖ガザ・ジェノサイドに関して議論する気はないようです(こちら)。

㉗同レベルの人達で群れるのは、人間の習性です。

㉘結局食べ物の話題に行きつきました(こちら)。

「イチイチ説明はしないが、私は国民に見えないところでガザ・ジェノサイドを止めるために頑張ってきた」みたいなことを言いたいようですが、信用する馬鹿はいないでしょう。

2024年12月02日時点でガザ・ジェノサイドは1年以上に渡って継続してしまっています。本気で止めようとしてきた人は、こういう態度を示さない。

㉙-1 国際政治チャンネルでの情報発信(こちら)。

この番組は前半(無料)と後半(有料)に分かれていて、前半では40:00のあたりで「イスラエルがガザでもレバノンでも人道上懸念がある行動をとってきて、それをアメリカが黙認してきたことはバイデンの個人的要素が強い(小谷哲男)」という話をしています。

この番組の登場人物は「ガザでジェノサイドが行われいている」と指摘していませんし、バイデン政権が共犯であることを指摘していません。国際法への信頼が危険に晒されていることも指摘していません。

バイデン政権の暴走について話すならユダヤ・ロビーの政治/メディアに対する影響力についても話題にするべきですし、狂信的にシオニズムを肯定する福音派の存在についても指摘するべきです。

「米国大統領がバイデンじゃなかったらねぇ」くらいのことは、近所のオバサンでも言えるセリフです。こういう中身のない話を1年間続けて、その間にガザ・ジェノサイドは進行しました。この人たちはジェノサイドの黙認を扇動しています。

㉙-2 反応してきました(こちら)。

㉙-3 私からの問いかけ(こちら)。

㉙-4 幼稚な反応(こちら)。

㉙-5 私からの指摘(こちら)。

㉙-6 さらに指摘(こちら)。

㉚-1 さらに絡みます(こちら)。

㉚-2 「貶めようとしている」と見せようとしています(こちら)。

違いますよね。今まで議論から逃げてきましたよね。

㉚-3 Hermitageというアカウントがコメントつけてきました。

㉚-4 もう「大庭三枝はガザ・ジェノサイドを黙認した」と見做すべき状況にきていますよね(こちら)。

㉚-5 大庭三枝が相変わらずブツクサ言っています。マカロニほうれん荘を引き合いに出して「私がいかに怒っているか」を伝えようとしています(こちらこちらこちら)。

㉚-6 「存在がもはやギャグ」と自覚しているのでしょう。

㉚-7 ブロックしてきました。

この無責任な態度が不処罰の伝統を育み、イスラエルを増長させ、ジェノサイドを誘引したのですが、全く反省する気配がありません。

醜悪。

<鈴木一人/錦田愛子/NHK>

①2024年10月16日の記事をチェックします(こちら)。

イスラエルはガザ・コミュニティに致命傷となる規模で民間人を攻撃していますが、錦田愛子氏は「ジェノサイドを行っている」とは指摘しません。

あと、人質の解放交渉を進めていないのはイスラエル側です。

②鈴木一人氏も「イスラエルがジェノサイドを行っている」と指摘しません。

③NHKは「2023年10月07日にハマスが突如イスラエル側に越境攻撃し、およそ1200人を殺害して戦闘が始まった」と報道しています。

2024年09月18日に国連総会は「イスラエルに占領の終結を求める」と決議しており、日本政府も賛成票を投じています。

2023年10月07日に至るまでに暴力的な占領が継続し、入植の拡大が続いていたことが問題の原因です。NHKはこの点に触れようとしません。これはイスラエルのプロパガンダへの加担です。

④鈴木一人氏はイスラエルの攻撃性について「脅威の排除が目的」と説明しています。

イスラエルは南アフリカに「ジェノサイド条約違反」で提訴されています。「民間人の被害を考慮しない攻撃が行われている/政府高官がジェノサイドの意志を表明しており、その意思がイスラエル軍兵士に共有されている」と指摘されています。

国際社会は「イスラエルは全滅させる意思を持って民間人を攻撃している」と指摘していますが、鈴木一人氏は「自衛戦闘」というイスラエルの馬鹿馬鹿しい嘘を認めています。

⑤イスラエルがコンクリートの壁で囲まれた住宅密集地を徹底的に爆撃していることを認識していながら、錦田愛子氏は「ジェノサイドを行っている」とは言いません。嘘をついています。

⑥NHKのエルサレム支局長が「ハマスの壊滅が難しい」と述べています。「ハマスを壊滅させてよい」という前提条件は、イスラエルが長年にわたって撒き散らしてきたプロパガンダです。

実際には、イスラエルがやっていることがジェノサイドでありハマスはそれに対する抵抗組織です。イスラエル軍がパレスチナ人を遊びで殺しています。「ハマスを壊滅させてよい」という主張は、ガザ市民の自衛権の否定であり生存権の否定です。

NHKは暗黙に「ハマスを壊滅させてよい」と主張しています。NHKはジェノサイドを言論で支援しています。

⑦錦田愛子氏はイスラエルがジェノサイドに突っ走ってしまったことについて、「ハマスに対して恐怖を抱いた」というニュアンスで理解を示しています。

嘘です。2023年10月07日に至るまでの封鎖/占領/入植がそもそも緩慢なジェノサイドだったのです。そしてイスラエル軍兵士は歓声を上げながらガザで市民を処刑し続け、国民はガザ市民の被害を嘲笑する動画をSNSに上げ続けています。

⑧鈴木一人氏はイスラエルが「自衛戦闘」という口実を掲げていることを指摘していますが、自衛戦闘などと到底呼べる内容ではないことを指摘していません。

<鈴木一人>

①-1 イスラエルが停戦違反を繰り返すためにハマスが人質の解放の見送りを示唆しました。次にトランプが「地獄を見る」と脅しを口にしました(こちら)。

①-2 この記事に対する鈴木一人氏のコメントです(こちら)。

投げやりですね。なんの解説にもなっていません。

①-3 同じ記事に対する川上泰徳氏のコメントです(こちら)。

イスラエルとアメリカが「全ガザ住民の域外移住」を計画しているのであれば、そりゃ人質の返還は停止しますよね。民族浄化に対する抵抗がハマスの存在意義です。

<奥山真司>

①イスラエルの目的がジェノサイドであることに気が付いていません(こちら)。

②気が付いていません(こちら)。

③「戦果」のことを気にしています(こちら)。

子供を殺しまくったこの軍事行動を「戦争」と見做しているようです。「アンネ・フランクは、ナチスとユダヤ系市民との戦争のさ中に命を落とした」と強弁しているようなものです。

ホロコーストはジェノサイドですし、イスラエルがガザでやっていることもジェノサイドです。

④リプライしてみましたが、お返事いただけませんでした(こちら)。

<JSF>

①ガザ・ジェノサイドを「戦争」と呼んでいます。言外に「まだジェノサイドではない」と主張していることになります(こちら)。

②リプライしてみました(こちら)。

③非表示にされました(こちら)。

④私からの返信(こちら)。お返事はいただけませんでした。

⑤2023年12月31日の投稿です。「イスラエル軍は一般市民を攻撃目標にしていない」と主張しています。

イスラエルのやり方を良く知っている人は「自衛戦闘というのは口実で本当の目的は民族浄化。ナクバの再現を目指している。」と判断しています。

イスラエルがガザからパレスチナ人を追い出して入植し始めたら、JSF氏の情報発信はプロパガンダへの加担だったことになるでしょう。

<鶴岡路人>

①2023年10月23日の米英仏独伊加共同声明に関する鶴岡路人の投稿(こちら)。

結局「自衛戦闘」という口実は嘘だったし、G7の「国際人道法遵守要求」も嘘だった。イスラエルに武器を提供したのは米独だし、国連安保理で即時停戦を求める決議を毎回拒否しているのも米国です。

G7のプロレスについての解説でしかなかった。

②「米英仏独伊加共同声明は茶番だった」と説明するべきでは?と話しかけてみました(こちら)。

お返事は来ませんでした。

③「ガザ・ジェノサイドはウクライナ防衛にも悪影響では?」と話しかけてみました(こちら)。

お返事来ませんでした。

<国末憲人>

①-1 パレスチナ問題に言及しています(こちら)。

①-2 10.07について言及しています。少なからぬ被害がイスラエル軍によるものであることについて言及していません。また、「人質を取った」と指摘するのであれば、イスラエルが長年にわたってヨルダン川西岸で「行政拘束」と称して好き勝手にパレスチナ人を拘束して拷問を加えてきた状況を説明するべきです。アンフェアな姿勢。

①-3 ガザ・ジェノサイドを「イスラエル・ハマス戦争」と呼んでいます。ガザの被害は大半が女性と子供ですし、遊びで民間人を殺害していると判断するべき事例はいくらでも報じられています。戦争ではなくジェノサイドです。

「戦争」と呼ぶならばお互いの相手に対する要求を整理して述べるべきでしょう。

①-4 ガザ・ジェノサイドを「基本的にはこれまで繰り返されてきた地域紛争」と呼んでいます。これは酷い。

今までに繰り返されてきた軍事力行使とは明らかに違います。民族浄化の意図も明らかですし、加えられた破壊力と人的被害も異常です。

日本国民に対して「様子を見ましょう」と言っているに等しい。この記事はジェノサイドへの加担です。

①-5 論点について「欧州の国が懸念するのは難民とテロ」と説明しています。少なくとも、国連の場ではこういう議論は主要なテーマになっていません。

国際司法裁判所の暫定措置命令を無視してジェノサイドが継続しています。ガザに加えられた破壊力と発生した人的被害は広島への原爆投下を上回ります。国際法/民主主義に対する信頼が揺らぐ事態となっています。

何故こんな論点ずらしをするのでしょうね。この歴史的犯罪を黙認して、日本になんのメリットがあるのでしょうかね。

<岩間陽子>

①「イスラエルはガザでジェノサイドを行っているという前提で行動するべきときに来ていますよね?」と聞いてみました(こちら)。

②元の投稿が削除されました(こちら)。

③再度質問してみましたが、お返事来ませんでした(こちら)。

④2025年01月19日に停戦が成立しましたが、岩間陽子は食べ物の話題を投稿しています(こちら)。

⑤リプライしてみました(こちら)。

⑥やっとガザ・ジェノサイドに言及しました。大規模な人道の蹂躙/国際法の危機/国際社会のモラルの悪化に直面していますが、この国際政治学者は他人事のように見ています(こちら)。

<ぐり@関賢太郎 航空軍事記者>

①小泉悠と私のやり取りについて、批判してきました(こちら)。

「ジェノサイドを止めるべきですよね」という問いかけをあしらったらダメでしょう。

<沈黙する研究者たち>

①小泉悠に「ガザで起きていることはジェノサイドだと思いますか?」と聞いてみました(こちら)。お返事は来ませんでした。

②大庭三枝に「ガザで起きていることはジェノサイドだと思いますか?」と聞いてみました(こちら)。お返事は来ませんでした。

③-1 国末憲人に「ガザで起きていることはジェノサイドだと思いますか?」と聞いてみました(こちら)。お返事は来ませんでした。

③-2 私からの最後のメッセージ(こちら)。

③-3 国末憲人は私をブロックしました。

④-1 JSFはこの質問に対して「回答しない」と宣言しました(こちら)。「ジェノサイドである」と判断しているのでしょうね。

④-2 JSFは私をブロックしました。

【まとめ】

1年以上にわたってスタンディング等のアクションを続けてきた人は、「パレスチナの子供が何万人死ねば声をあげるのか?」という問いを共有していると思います。

一方、ガザ・ジェノサイドに対して沈黙を続けてきた人は全く気にしていません。話を振られても「鮭が台無しだわ(大庭三枝)」くらいの反応しか返ってきません。

【補足1:世論で止めることが出来る】

①国連の特別報告者がメディアの偏向報道について指摘しています(こちら)。

フランチェスカ・ハンパネーゼ

②イスラエル国内からも異論が出ています(こちら)。

③アメリカ国内からも異論が出ています(こちら)。

④バイデン政権内部からの告発(こちら)。

イスラエルに爆弾を提供したのはバイデン政権です。そして国連安保理で停戦を求める決議を妨害しているのもバイデン政権です。

慎重な議論を経てこういう行動を取っているわけではありませんし、国民に実態を説明した上で行っているワケでもありません。実は色々と誤魔化しながら進めてきています。

⑤そのバイデン政権にG7各国の政府が追従してしまっています。

G7各国の政府がおかしなことをしているのであれば、G7各国の市民がそれを正す必要があります。自国の政府に対して「嘘をつくな。犯罪に加担するな。」と意思表示することが大切です。

⑥BDS運動への参加も重要です。経済的に影響が出てくれば、イスラエルも欧米のユダヤ・コミュニティも否応なく国際世論を意識することになります。「この嘘は通らない」と思えば、イスラエルとアメリカの世論は動揺するハズです。

BDS運動についてはこちら

【補足2:ユダヤの力】

①なぜ研究者たちは沈黙してしまうのでしょう?このアカウントは「ユダヤの力」を指摘しています(こちら)。

②アメリカの政治/行政機関/メディア/経済に対するユダヤ・コミュニティの影響力が大きい事は、それはそれで公然と指摘されています(こちら)。

この点に関しては、こちらのnoteで問題提起しています。

【補足3:シオニストのプロパガンダ】

①シオニストがどう見せようとしているか?については、こちらのnoteで書いています。

いいなと思ったら応援しよう!