ロシアの情報戦 その97:ISF: Independent Speech Forum(独立言論フォーラム)

【概要】

①不可視化された不都合な事実・真実をありのままに伝えるとともに民主的なオピニオンを主導する、自律した市民のための独立系メディアだそうです。

平和と人権を重んじる普遍的な平和主義・民主主義・人道主義の立場をとるのだそうです。

権力と大手メディアが一体化して行う情報操作に対して、それに惑わらせないような総合的かつ的確な分析・批評と地道なファクトチェックを通じて市民のメディアリテラシーを高めることが目的なのだそうです。

本当ですかね?URLはこちらです。

②関係者一覧はこちらです。高齢者ばかりですね。この人たちが現役の時代に日本は凋落の一途を辿りました。

【特集・ウクライナ危機の本質と背景】

①「ウクライナ危機の本質と背景」という特集を組んでいます。URLはこちら

②ISFの編集長木村朗と一水会代表の木村三浩が対談しています。

即時停戦の仲介を主張しています。侵略者であり虐殺者であるプーチン政権ロシアにお土産を渡そうという主張。アゾフはネオナチだとか、ミンスク合意を破棄したのはウクライナだとか、ロシアの主張のみを喋っています。

③ロシアがマイダン革命を解説した映画、ウクライナ・オン・ファイヤーを紹介しています。

マイダン革命がアメリカの世論工作に煽動された暴力革命であった可能性もある、、、という内容です。

④ミンスク合意を破棄したのはウクライナ、と主張しています。

⑤「即時停戦を仲介しないと核戦争に発展する」と騒いでいます。「核の脅しに屈しろ」という危険な主張です。

⑥「ミンスク合意を破ったのはウクライナだ」と主張するデマ記事。スコット・リッターを引用しています。

⑦「キーウ政権がドンバスで8年間虐殺を行っていた」というデマ記事。

⑧NATOの東方拡大にロシアは危機を感じた。ウクライナのネオナチがドンバスでウクライナ人を殺し続けていた。ミンスク合意を破ったのはウクライナ。嘘ばかりの記事。

⑨ウクライナの戦いはNATOの代理戦争である、という記事。

【まとめ】

ロシアの言い分をそのまま認めた記事ばかりです。ちょっと調べればすぐに嘘だと分かることを、平然と書き散らしています。ロシアに買収されている可能性があります。

「平和と人権を重んじる普遍的な平和主義・民主主義・人道主義の立場をとる」という建前は嘘ですし、「総合的かつ的確な分析・批評と地道なファクトチェックを通じて市民のメディアリテラシーを高める」という能書きも嘘です。

記事を書いている人も、独立言論フォーラムの運営に関わっている人も、皆老人ばかりです。最低限の倫理観すら失って生きてきたのでしょうね。

この世代の人たちが現役の頃に日本は凋落の一途を辿りました。しかし、老人たちは責任を取ろうともしません。相変わらず嘘をついています。

【補足1:追記】

大崎巌が寄稿しています。ロシアのインフルエンス・エージェント。

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