ロシアの情報戦 その70:アンナ・ネトレプコ/政治と文化の関わり


【概要】

アンナ・ネトレプコという世界的に有名なソプラノ歌手が2023年03月15日に東京のサントリーホールでコンサートを開催する予定となっています。

ロシア出身で現在はオーストリア国籍のようです。過去にプーチンやドンバスの分離独立派リーダーとの接点があった人物です。ロシアによるウクライナ侵略開始以降、各国の劇場はアンナ・ネトレプコの公演の取り扱いについて、キャンセル/続行と対応が割れています。

サントリーホール/東京フィルハーモニー交響楽団/日本の市民はこの問題に対してどのように対応するべきでしょうか?

【アンナ・ネトレプコの声明】

①プーチン政権ロシアによるウクライナ侵略に関して、アンナ・ネトレプコが自身のFaceBookに投稿した声明です。投稿日は2022年02月27日です。
(概要)
 ・私はこの戦争に反対だ
 ・著名人に公の場で祖国を非難することを強制するべきではない

②アンナ・ネトレプコが2022年03月30日に出した声明です。
(概要)
 ・私は戦争に反対だ
 ・プーチンに会ったのは数回だし、政治的な意味合いはない
 ・故郷ロシアとは芸術を通して平和と団結を育みたい

【それぞれの反応】

①アンナ・ネトレプコの声明に対する反応も、以下の通り割れています。

(メトロポリタン歌劇場のゲルブ総裁) 
ネトレプコが長期に渡ってプーチン大統領との関係を断ち切ることを求める

(ヴャチェスラフ・ヴォロージン国家院議長/ロシアの政治家)
裏切り以外の何ものでもない。豊かさと栄光への渇望は祖国への愛を上回った。

(モンテカルロ劇場)
戦争に対して明確な立場をとった結果、祖国では『政権の敵』とされ、ノボシビルスクオペラ・バレエ劇場への出演がキャンセルとなった。ネトレプコは十分な対応をとった。

(ウイーン国立歌劇場の総監督ボグダン・ロシッチ)
ロシアの芸術家をキャンセルすることには関心がない。戦争について、人々に発言を求めるのは私たちの責任ではない。(2022/04/30)

「ウクライナに対する戦争を最も強い言葉で非難する」と表明したことで、彼女はトップの政治家から裏切り者として扱われ、攻撃を受け、著名なロシア人から本当に非常に手荒いやり方で侮辱されました。それ以来、彼女は母国には帰っていません。なぜかは想像がつくと思います。(2022/09/08)

(ベルリン国立歌劇場のディレクター)
ロシアにいる彼女や彼女の親族に危険が及ぶため、プーチンと距離を置くように求めることは適切ではない。

②因みにですが、在日反戦派ロシア人は「プーチンの腹心もこの戦争に責任がある」とコメントしています。アンナ・ネトレプコのWIKIには「2012年・2018年のロシア大統領選挙でウラジーミル・プーチンの選挙キャンペーンに協力している。」と書かれています。ここら辺の事情を意識したコメントでしょうか。

【ロシア国民の責任】

①ウクライナの人たちは、いきなり飛んでくるミサイルで命を失っています。ブチャでは虐殺が行われました。遺体からは異常な暴力の痕跡が見つかりましたが、プーチン政権は「ウクライナの自作自演」と嘘をつきました。そしてまた、占領から解放されたイジュームから集団墓地が見つかりました。

一方で、ロシア国内にも日本国内にもプーチンを支持するロシア人は大勢います。何を考えているのでしょうね?ロシア人にはウクライナ人を黙って殺して嘘をつく権利がある、、、と考えているのでしょうか?

こういう殺人主義に染まった人たちがロシア社会で多数派を占めている状況があり、これが原因でプーチンの暴力は1年間経過してもまだ続いています。プーチンを支持するロシア人を国際社会はどのように扱うべきでしょうか?

【ロシアを決して信じるな】

筑波大学名誉教授の中村逸郎氏に「ロシアを決して信じるな」という著作があります。この本を読んでからロシア人の言動を観察すると、「なるほどなぁ」と思います。

例を一つ挙げたいと思います。とある親露プロパガンディスト(Акичка)に近しい人物であるРоссияのTweetを紹介します。

①Россияに「ウクライナ侵略をどう思うか?」と話を向けました。その質問に対する回答です。

Россияは「妻に言われて募金した」と主張しています。

②多くのウクライナの方々が暴力の犠牲になっていることについて、Россияは「心を痛めている」とTweetしています。

③Россияは「戦争犯罪とロシア国民の責任は別」と主張しています。

④ところでですが、Россияの近しい人物であるАкичкаは、親露プロパガンディストです。

АкичкаのTweetのサンプルをピックアップしてnoteに記録したところ、Россияが文句を言ってきました。もうすぐ豹変します。

⑥もうすぐです。

⑦あらららら。

⑧不条理の国の不条理な人。

⑨「弁当持ちの本職」というのは前科のある反社会的勢力の人のことのようです。本当に日本語が上手ですね。中身は某国立大学で仕事をしているロシア人研究者です。

⑩親宇アカウントの間では「РоссияとАкичкаは夫婦」という設定になっています。本人たちも事実上認めているようなものです。

⑪要するに、ロシア人が「ウクライナ侵略に心を痛めている」とか「プーチン政権の責任とロシア国民の責任を同一視しないでほしい」とか言い出した場合は、要注意だということです。

プーチン政権関係者に責任があるのはもちろんですが、プーチン政権を支持するロシア人にも責任があります。またプーチン政権に内心で反対しながらも行動を起こさないロシア人にも責任があります。

⑫こちらは渋谷ハチ公前で侵略に抗議する在日反戦派ロシア人たちの写真です。私はこの人たちにロシアの民主主義を再建して欲しいと願っています。そのためには、ロシアはプーチン政権時代にチェチェン/シリア/ウクライナでやったことに向き合う必要があります。

【政治と文化の関わり】

①国軍が隣国で市民を殺しまくっている状況で、2022年10月にロシアは日本でバレエ公演を実施しました。

要するに「我々は悪いことをしていない」というメッセージを含めているわけで、プロパガンダの意味合いを含んでいます。

②また、日ロ交流協会は2023年02月24日実施予定でパーティーを企画しました。プーチン政権ロシアがウクライナに対する侵略を開始して丁度1年の節目です。

こちらも同様に「私たちは悪いことをしていない」というメッセージを込めています。この醜悪な無責任がウクライナにおける理不尽な暴力を下支えしています。

③今回のアンナ・ネトレプコの公演にプーチン政権が関わっているのかどうかは、知りません。しかし現実として、過去にプーチンに関わった人物が堂々とコンサートを行ってしまうと、日本人の頭の中でも在日ロシア人の頭の中でも、プーチンがウクライナで行った犯罪を容認してしまう方向に作用してしまいます。

亡くなった人は戻ってきません。どこかで気持ちに区切りをつけて前に進まなければいけない時が来るでしょう。しかし、犯罪が現在進行形で進んでいる状況で、その犯罪を軽く扱わせる効果を持つイベントには賛成できません。ウクライナで行われている暴力は異常ですし、ロシア人を犯罪に駆り立てるプーチン政権の嘘もまた異常に幼稚です。

【個人的な意見】

今後、「ロシア人/ロシア文化/ロシア経済とどう関わるか」という問題に、日本人それぞれが判断を迫られる場面に遭遇すると思います。何ならロシアからガスを購入している時点で、一般日本人もプーチンの犯罪を部分的に容認している側面を持ってしまっています。

今回のアンナ・ネトレプコの公演に関しては、私は反対です。ロシア人にはプーチンを逮捕して国際法廷に連れてくる責任があります。ロシアはプーチン政権時代に隣国で行ってきた犯罪に向き合い、謝罪/賠償/処罰に取り組みながら国際社会に復帰してくるべきです。コンサートはその後にするべきと考えます。

【抗議について】

既にコンサート・チケットも売り切れており、今から中止を依頼するのは難しそうです。そこで、このコンサートに反対している方に提案です。「当日、入口付近で毅然と静かに抗議する」というやり方で意思表示をするのは如何でしょう?ロシア人やロシア人だった人に「プーチンを止めろ」と伝えるのは、マトモな姿勢だと思います。

<概要>
 ・場所:サントリーホール
 ・日時:2023年03月15日(水曜日) 17:30-19:00
 ・主旨:プーチンの侵略に対して毅然と静かに抗議

<注意事項> 
 ・国旗は参加者は自国のみ(反戦派ロシア人は白青白旗)
 ・プラカードは過激にならないように
 ・シュプレヒコールはなし

最後に参加者でこの歌を歌って抗議を終了する(女声のみ)、という流れで如何でしょう?女性陣は練習してきてくださいね。

進行中の明確な悪に対して善を提示する、というスタイルです。プーチンを止めよう。

【実際の抗議】

①在日ウクライナ人と日本人が数十名集まってサントリーホール前のカラヤン広場で静かに毅然と抗議しました。

ロシア人にも過去にプーチンを支持した人にも、プーチンを止める責任があります。

source : https://twitter.com/UKRinJPN/status/1636177278546903040/photo/2

②因みに、カラヤン広場は森ビルの敷地です。当日は森ビル+サントリーホール+警察+抗議者の間で話し合いが発生しています。

私は森ビル関係者にカラヤン広場から移動するように求められましたが、理由の説明を求めたところそれ以上は移動を要求されませんでした。

他の抗議者がどういうやり取りをしたのか、私は把握していません。多くの抗議者がコンサートの開場から開演までカラヤン広場で抗議を続けました。Tweetされた複数の写真から読み取れる事実です。

【コンサートの内容】

①好意的な感想をTweetしている人がいます。

②好意的な感想。「満員でしたよ」とアピールしています。

③好意的な感想です。

④好意的な感想です。

⑤アンナ・ネトレプコの旦那のYusif Eyvazovの公式アカウントが「スタンディングオベーションが起きた」とアピールしています。動画のURLはこちら

ウクライナ人の抗議を目にしてなおこの行動。醜悪。売国的。

⑥アンナ・ネトレプコは「人々がアンコールを要求する。馬鹿馬鹿しい。」との自撮り動画を撮影し、Instagramのストーリーズに投稿したようです。動画はこちら

Igor levtushukさんは「侵略戦争最中の国の影響力を持つ芸術家がそんなことをやってる場合ですか?」とコメントしていました。

私は「この人は自分の責任/自国の責任を認識していない」という感想です。

⑦さらに、アンナ・ネトレプコは蝶々の曲で踊る動画も投稿しています。URLはこちら

⑧このダンスは、つまりこういうメッセージです。

source : https://www.bragazeta.ru/news/2022/05/12/russkaya-devushka-yulya-splyasala-v-germanii-kalinku-pered-ozloblennymi-banderovcami/

【海外動向】

①アンナ・ネトレプコとプーチン政権の関係について説明したWebページがあります。こちら

②「イタリアでも抗議する」とリプライをくれた人がいます。URLはこちら

【親露派アカウントとのやり取り】

①アンナ・ネトレプコのコンサートに対する抗議の結果をTweetしました。

②ArtAgainstAggressionというアカウントがリプライをくれました。「枢軸国」という単語を用いていますが、日本語が上手でないのでしょう。反プーチンのスタンスを取るアカウントです。

③アンナ・ネトレプコのコンサートに対する抗議のポイントを説明します。

④親露アカウントがアンナ・ネトレプコのコンサートに対する抗議を「芸術への冒涜」と攻撃します。

⑤反撃。プーチン政権ロシアはウクライナで歴史的犯罪を行っています。この責任を有耶無耶にするために、プーチン政権がアンナ・ネトレプコの名声を利用している疑惑があります。これが事実なら、芸術への冒涜です。

⑥「はぁ!?」とsaki1がトボケます。

⑦ウクライナ人と日本人は、開場から開演まで森ビルの敷地内で抗議を続けました。ロシアによるウクライナ侵略は明確な悪です。森ビル+サントリーホールが抗議者に退去を要請することができなかったのは、そのためです。

⑧親露派アカウントは「公演は大成功だった」とアピールしています。これが芸術の政治利用です。

プーチン政権ロシアによるウクライナ侵略は、帝国主義思想に動機付けされた純粋な嘘を口実とする純粋な犯罪です。本来は犯罪国家であるロシアは国際社会に参加することはできません。

ロシアは「ウクライナ侵略は二国間の意見対立の延長上にある闘争であり、国際社会は中立であるべき」と問題点をすり替えようと試みています。アンナ・ネトレプコのコンサートはロシアの情報戦の一部です。

⑨「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と声明を保持しようと決意した」が日本国憲法の精神です。

⑩親露派アカウントが「政治利用ではない」と言い張ります。

⑪日本人はプーチン政権の歴史的犯罪を糾弾する声を挙げていません。この態度は在日プーチン支持派ロシア人には「容認」と映り、彼らの増長を招いています。

【日本人音楽関係者とのやり取り】

①ある問題提起。

「アンナ・ネトレプコは外形的にはウクライナ侵略を批判しているのだから、その人物を批判することはウクライナへの支援を弱めることにつながる」のだそうです。

②いや、口先で「戦争反対」と言っているだけでしょ。

③「だからさー」という出だしで反論が来ました。音楽関係者のようです。

そんな軽い問題だったら、サントリーホール前で抗議しません。日本の音楽界がプーチン政権ロシアのプロパガンダに利用されたことが問題なのです。

④ロシア人にはプーチンを止める責任があります。プーチンを止めようとせずに笑って踊っている人間に対して、「批判するのはやめよう/受け入れよう」という主張は、歴史的犯罪の容認です。

⑤「戦争反対」と発言するだけのロシア人を信用してはいけません。

⑥ヘソを曲げてしまいました。

この歴史的犯罪への対応が、今後の国際社会の在り方に関わるのですが。。。

⑦私をブロックしている人が見えないところで何か言っているようです。

⑧Ivakiという人物でした。音楽関係者です。ダサいですね。

⑨みんなでヘソを曲げています。

「あ~ぁ。ウクライナ支援したくなくなっちゃった。」って言いたいのでしょうか。

ここでプーチンが要求を通す事態になれば、習近平は真似をします。日本の国防にも絡む問題なのですが。。。

⑩日本の音楽界は、プーチンの歴史的犯罪のプロパガンダに利用されたことを反省するべきです。

⑪ちょっと枝をのぞいてみます。⑧のIvaki氏のTweetに対するリプライです。ロシアのネット工作員のニャンコ八割がIvaki氏の懐柔を試みます。

応じてしまいました。

⑫女の喧嘩です。

⑬ニャンコ八割はかなり日本語うまいです。おはこは18番ではなく十八番と漢数字表記するべきです。

ニャンコ八割については、マヨMKも参考にしてください。

⑭ロシア軍は嘘をついてウクライナに侵攻し、殺人/女性への暴力/拉致/洗脳/都市破壊/窃盗/地雷埋設/脱糞/敗退を繰り返しました。

日本の音楽関係者はプーチン政権ロシアのプロパガンダに利用されてしまいましたが、反省を求めたところヘソを曲げてしまいました。挙句の果てに、ロシアの工作員と意気投合する始末です。

音楽関係者だけでなく日本人全体が無関心で無責任であり、結果的に何ら行動を起こしていません。愚かで無責任であることを自覚して反省するべきですが、どうやって反省させたらよいのでしょうね。

愚兮愚兮柰若何

【番外編1:チャイコフスキーコンクール】

①2023年06月にロシア/モスクワでチャイコフスキー・コンクールが開催されました。日本人は7名が参加したようです。虐殺実施国で音楽を奏でて何がうれしいのでしょうね。コンクールの詳細はこちら

②欧米からの参加者が激減し、代わりに中国からの参加者が大幅に伸びたそうです。記事はこちら

③ロシアによるウクライナ侵略は、「よくあること」でもなんでもありません。嘘。虐殺。女性への暴力。拉致。洗脳。拷問。都市破壊。家電窃盗。脱糞。そして嘘。

これら醜悪を極めた歴史的犯罪はニュースで報道されており、周知の事実です。コンクールの参加者は「ロシアのやっていることは問題ない」と主張していることになります。これはプロパガンダへの協力になります。

この無関心/無責任が国際世論の無反応を呼び、侵略の継続に繋がっています。ナチス・ドイツのホロコーストも参加者だけに責任があるわけではありません。犯罪を擁護した人/容認した人がいなければ実行出来なかった話です。

コンクールの参加者は、学習能力がゼロですね。

【番外編2: ロシア名曲の祭典】

①「ロシア名曲の祭典」なるコンサートが企画されています。2023年09月03日開催予定。

「今だからこそもう一度聞きたい」などと記載されています。現在進行形でプーチン政権による歴史的犯罪が継続中です。ロシア人に「プーチンを止めろ」とプレッシャーを掛けるべき場面です。なぜ「ロシア人は認められている」という意味を含んでしまうメッセージを発信するのでしょうね。

②ついでに言いますと9月3日はロシアの中では「第二次世界大戦における対日戦勝記念日」とされているそうです。

さらに言いますと、曲目にある「大序曲1812年」はロシアの対ナポレオン戦争の勝利を記念する曲だそうです。

さらにさらに、このコンサートには文化庁の助成金が出ています。色々と引っ掛かるコンサートです。

③おそらく親露スタンスの日本人がこの企画に関わっているのでしょう。

「ただのコンサートですよ。何か問題ある?」みたいな体を装いながら、それとなくロシアの犯罪を擁護しようとしています。

④組織的にボイコット運動をやったわけではありません。まずは気が付いた人が注意喚起しました。それを受けて多くの人が抗議の意見表明をしたようです。私も文化庁に投書しました。

⑤抗議が効いたのか、パンフレットから「ロシア名曲の祭典」という文言と「今だからこそもう一度聞きたい」という文言が削除されました。

代わりにパンフレットの下段にウクライナカラーが入っています。わざとらしいですね。

⑥ロシアの作曲家による曲だけを集めたコンサートのパンフレットにウクライナカラーを入れてくる。在日ウクライナ人がこのパンフレットを見て喜ぶわけないですよね。ほとんどの在日ウクライナ人には、被害を受けた友人/親戚がいます。

⑦保坂三四郎氏の「諜報国家ロシア」によりますと、ロシアの情報機関は文化交流の面でロシアと接点がある外国人に接近し、インフルエンス・エージェントとして取り込もうとするそうです。

ロシアの要人と引き合わせたりしてチヤホヤしながらロシアファンに育てて、ロシアに都合のよい情報発信をするように誘導するそうです。

クラシック音楽界にもロシアの情報機関に取り込まれている人がいるのかもしれませんね。やることがロシア的です。

⑧まずはプーチン政権ロシアのやっていることをやめさせることが第一優先です。その際に「ロシアは話の通じる相手である」などと思い込むことは禁物です。

2014年以降プーチン政権ロシアは、嘘をつく/人を殺す/嘘をつく/人を殺す・・・を延々と繰り返してきました。

嘘ばかりの主張を振りかざしながら、裏からインフルエンス・エージェントを通じて「ロシアは話せる相手だ。ロシアは本当は平和を望んでいる。NATOの東方拡大は確かに問題があった。」などと吹き込むのがロシアの作戦です。

こういうロシア文化の魅力を発信するイベントも、まるでロシアに人間性が備わっているかのように錯覚させるための世論工作の意味を含んでいます。

⓽補足です。こんな指摘もありました。

【番外編3: ロシア文化フェスティバル】

①ロシア文化フェスティバルなるものが企画されています。犯罪国家の印象を和らげるためのプロパガンダです。ロシアは隙を見せれば襲い掛かってくる奴らです。こういうイベントは不適切。投稿はこちら

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