今日も今日とて気まぐれに

 何を書きたいかもろくに決めることなく書き始めました。現在の私は、司法試験浪人生です。令和4年の司法試験を2回目の受験、かつラストチャンスにしようと決め、日々勉強しています。

 令和3年の司法試験が1回目の受験でした。受験勉強を始めた当初から短答式の勉強が嫌いで、嫌いだという意識を拭えないまま漫然と勉強を続けた結果、合計点で足切り基準に及ばず、不合格となりました。

 短答式の問題は基礎知識が問われる場面もあり、その基礎知識は論文にも活かされることがあるのだから、解答を誤った問題の選択肢について、復習の時間をもっと設けるべきでした。演習→誤った肢の知識の復習・理解の確認 の流れにおいて、後者の時間が足りませんでした。

 何度も間違える選択肢もありました。復習を怠ったのは、自身の覚悟の甘さが原因です。

 しかも、短答式の問題に限らず、演習問題を解いた後は、間違えた点についての復習が大切だ、ということは先輩方から何度も言われていました。

 受験の失敗をもってして、先輩方の言葉の重みを知りました。言われた時にその言葉の重みを理解できていたら、どれだけ良かったか。後悔しています。

 金言や格言も、その言葉を真に理解するには、言葉を受け取る側にそれ相応の準備と覚悟ができていないといけない。

 日頃から物事に真剣に取り組んでいる人、目標に真摯に向き合っている人は、アドバイスの重みを理解し、自分の糧にすることができる。反対に、目標に対して甘えた認識がある人は、自分の糧にすることができない。

 痛い目を見ないと真の意味で学ぶことができない私自身の性格をなんとか修正したいものです。

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