君は誰だい？

　この表題にどう答えよう？「自分」の説明って難しい。「自分」がどんな人間なのかなんて自分でもよくわからない。絵を描く才能があるわけでもなければ、音楽の才能があるわけでもない。自分を明示できる秀でた特徴なんてない。

　そもそも、周囲の人々の自分に対する評価を聞いて、初めて自分の知らない「自分」に気づくことだってある。主観的な「自分」と、客観的な「自分」は一致しない。

　ということは、この問いに対して、主観的な、自分から見た「自分」を紹介すれば正解ともいえるけど、不正解ともいえるんじゃないか？なぜって、客観的な「自分」を説明できていないから。

　でも、客観的な「自分」をどうやって説明すればいいんだろう？客観的な、他人から見た「自分」を説明するのは簡単じゃない。むしろ説明し切るのは不可能だ。人の心を透かしてみることはできないから、他人が自分をどう思っているかなんて推測することしかできない。

　では、表題にどう答えるのが正解なのか。

　自分なりの正解は、相手の求める答えを推測して、その答えに沿った自己紹介をすることだ。自己紹介を求められる場面によって、答えを変えていけばいい。

　前置きが長くなりました。

　こんにちは。そして初めまして。sucrose0175と申します。現在、大学院にて法律を勉強しております。将来の夢は法曹になることです。興味がある分野は、政治、法律、歴史、小説、アニメ、マンガ、音楽と多岐にわたります。特に、BUMP OF CHICKEN　というバンドが大好きで、表題にもある曲の一節を拝借しました。今後、興味のある分野について、日々思うことを書いていきたいと思います。

　さて、長い前置きを書いたのは、僕の思考がいかに面倒なものか、この自己紹介を読んでくださる方に知っていただくためです。そもそもこのnoteをはじめた動機は、日常生活で感じたこと、学んだことを文章にして保存しておきたいと考えたことにあります。したがって、名宛人がわからない文章や、至らない文章が多数生産されていくことが考えられます。

　それでも文章を書く理由は、日頃の勉強で、自ら表現するアウトプットの重要性がわかってきたからです。知識が定着するのは、本を読んで暗記したときではなく、その知識を使って表現したとき。だから、この場を借りて、アウトプットの練習をしたいと思っています。

　ひどく変わった人間ですが、何卒よろしくお願いします。