いたずらな凶星に負けない方法
本日は松本サリン事件からちょうど30年ですね。多感な10代だった私にはとても衝撃的な事件として記憶に残っています。
改めて命を落とされた方のご冥福をお祈りいたします。
入門講座の生徒様からご質問をいただきました
「勉強で読んだ主人の命盤の命宮に地空星(天空星)が入り、遷移宮に地劫星が入ります。この場合はどう読めばいいですか?」
という内容でした。
紫微斗数を勉強している方にはとても良い質問だと感じたので、皆様にもシェアしますね。
*生徒様の許可はいただいています
質問内容を命盤に落とし込んでみる
命宮(申宮)に地空星、遷移宮(寅宮)に地財星となり、これたけでもよく出掛ける又は、仕事でよく外へ行くご主人と読むことができます。
象意を読む前に星をおさらいしておく
地空星(天空星)
・六凶星の1つ
・地劫星と対をなす
・苦労や精神的に満たされない
地劫星
・六凶星の1つ
・地空星と対をなす
・損失、現実での不満足
地空星・地劫星は共に良くない星になります。
以上を踏まえて象意を読む4つのポイント
1.命宮の地空星
ご主人が苦労性であることや、何事にも精神的な満足感が得られにくい
2.遷移宮の地劫星
努力に対する対価や評価が世間から得られにくい、物を失いやすい
3.命宮と遷移宮
命宮と遷移宮のラインは意外(突発的な事故)表すので、ご主人の意に介さないところで損失を被る可能性がある
4.対宮の関係
命宮と遷移宮の対宮(お向かいの宮)に対をなす地空星と地劫星が入っているので凶意が強くなる
纏めると
苦労性であるご主人のメンタルは生徒様がサポートするとして、仕事に関しては口約束だけにせず書面に残すのが地空・地劫への対抗策としては有効ですね。
ご質問ありがとうございました。
次回のnoteもお楽しみに。