【一人女子旅】バリ旅行記④
バリ旅行4日目:洞窟寺院とぼったくり、日本語ツアーの悲劇
朝ごはんの微妙なスタート
バリ旅行4日目の朝は、宿泊しているホテルのカフェで朝食をいただきました。正直に言うと、期待していたほど美味しくありませんでした。前に泊まったMana Earthly Paradiseの食事がとても美味しかったので、それと比べると少しがっかりしました。食材もメニューも似ているのに、味は違うものですね。
ゴア・ガジャ:象の洞窟寺院へのツアー
朝食後、タクシーのおじさんにバリで有名な洞窟寺院「ゴア・ガジャ(Goa Gajah)」に連れて行ってもらいました。バリ島のウブド近郊にあるこの寺院は、11世紀に造られた歴史ある場所で、ヒンドゥー教と仏教の要素が融合した神聖なスポットです。「象の洞窟」という名前ですが、実際には洞窟そのものに象がいるわけではありません。どうやらこの名前は、近くに象を象徴する神が祀られていたことに由来するそうです。
洞窟の入り口には、鬼のような顔が彫刻されていて、その口の中をくぐる形で洞窟に入ります。入り口の彫刻は、悪霊を追い払うためのものだそうで、迫力がありました。洞窟の中には、ヒンドゥー教のシヴァ神を象徴するリンガや仏教の石像が祀られていて、バリの宗教的な交差点としての歴史を感じることができました。
さらに、寺院の周りには古代の沐浴場があり、かつて僧侶や巡礼者がここで身を清めていたとのこと。遺跡全体が静かで神聖な雰囲気に包まれていて、バリの古代文化に触れることができた素晴らしい体験でした。
ぼったくりツアーガイドとの出会い
しかし、この感動的な体験の中で、少し残念な出来事がありました。現地で出会った日本語ツアーガイドのおじいちゃんに歴史を教えてもらおうとしましたが、どうやら日本語がほとんど理解できない様子…。話が通じず、しかも最初に提示された料金以上に請求され、ぼったくられた感じがして少しショックでした。ゴア・ガジャ自体は素晴らしかったのに、ツアーガイドのせいで少し残念な気持ちになりました。今思えば、SIMカードのギガ数を増やしてチャットGPTに聞けば良かったかも、と思います(笑)。
サラスワティ寺院とサヤンでの可愛い食器店
その後は、気を取り直してサラスワティ寺院へ向かいました。こちらもまた自然豊かで、蓮の花が池いっぱいに咲いている静かな場所です。日本の神社やお寺とはまた違った神秘的な空気が漂っていて、心が落ち着く時間を過ごすことができました。
さらに、その近くのサヤンというエリアで可愛い食器店を見つけました。バリらしいデザインの食器がたくさん並んでいて、どれも欲しくなってしまうほどの魅力的なアイテムばかりでしたが、価格が少し高くて購入は断念…。もう少し安ければ、バリの思い出にぴったりの素敵なお土産になったのに、ちょっと残念でした。
Bebek Tepi Sawahでのランチ
お昼ごはんは、Bebek Tepi Sawahという有名なレストランでいただきました。ここではバリ風のアヒル料理を注文し、サクサクの皮とジューシーな肉がとても美味しく、期待通りの味でした。しかし、昨日食べたあの絶品ナシチャンプルにはかなわなかったかも…。それほどあのナシチャンプルが忘れられないということでしょうね。
ホテルに戻ってぐっすり休息
ランチの後はホテルに戻り、少し疲れが出たのか、すぐに爆睡してしまいました。寺院巡りや買い物、そして食事で充実した1日だったので、体も心も満たされたのかもしれません。
4日目も、バリの歴史や自然に触れつつ、ちょっとしたトラブルもありながら、忘れられない1日になりました。次はどんな体験が待っているのか楽しみです!