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50歳手前で息子みたいな青年と出会い生成AI時代に求められる事務職の話
はじめに
30代・40代になって、ふと
「このままのキャリアで大丈夫だろうか」
と考える方は多いのではないでしょうか。
私自身、営業事務や貿易事務、Web事業部での
経験を積んできたものの、次に何を目指せば
いいのか悩んだ時期がありました。
会社員をしている人なら感じたことが
あるかもしれませんが、会社の中で
「仕事ができる」と評価されるのは
・主張が上手な人
・ノリが良くて派手な数字を出せる人
でも、その派手な数字を支えているのは、実は
“誰もやりたがらない泥臭い作業”をコツコツと
続ける人たち。
にもかかわらず、こういった「地味な仕事」は
「生産性がない」と軽視されがちです。
そんな私がフリーランスになり、価値観がガラリと
変わったのは、自分の子供でもおかしくない
年齢のサムネの青年・ワンさんとの出会いでした。
彼は私の“地道な作業を厭わない強み”を見抜き、
「それこそがチームに必要な力だ」と
言ってくれたんです。
本記事では、私がこれまで培ってきた
「地道な作業を厭わない強み」
「当事者目線の共感力」
この2つが、いかにキャリアアップや
新しい挑戦につながっているかをご紹介します。
1. 誰もやらない「泥臭い作業」を引き受け、効率化する力
コツコツ型が生むスピードアップ
私は新入社員で営業事務や貿易事務を5年ほど
経験しました。
事務仕事は、どうしても日々の作業が細かい上に
量が多く、“誰がやっても同じ”と思われがちです。
しかし地道な作業の中には必ず改善の余地があります。
データの入力や書類管理なども、同じ方法を
繰り返すだけではなく
「何か時短できるコツはないか?」
「この資料、もっとまとめられないか?」
と問い続けることで、少しずつスピードを
上げることができました。
おかげで最終的には、自分一人で複数の業務を抱えても
問題なく回せるようになり、周囲から
「作業が早いね」
「細かいところまで見てくれて助かる」
と感謝される機会が増えました。
派手さはないかもしれませんが、
この“泥臭い仕事を疎かにしない姿勢”こそ、
私の強みだと自負しています。
2. 不妊治療の経験が活きた「お客様の痛みに寄り添う」コラム
“当事者目線”で安心感を
結婚後は、不妊治療に関するサプリメントや
健康食品を取り扱う会社で、定期便に同梱する
情報紙・コラム作成に携わりました。
ここで大きな手応えを得られたのは、私自身が
不妊治療を経験していたことが大きいと思います。
不妊治療中の方々は、身体だけでなく心にも
大きな負担を抱えています。
だからこそ“痛み”や“辛さ”は一言では言い表せず、
成功事例ばかりを並べられると、
むしろプレッシャーになることも。
私の場合、「痛みを知っている人が書いている」
という安心感を提供できたようで、
「このコラムを読みたいから継続したい」
「出産後も続けて読みたい」という声を
いただきました。
多くの方は商品やサービスそのものよりも、
「共感してくれる人が発信している情報」
に惹かれます。
私のコラムは、まさに当事者目線を
重視することで読者の心に届くコンテンツと
なったのだと思います。
3. 担当者・メーカーの想いを汲み取る“現場主義”
デジタル×人間らしい温度感
Webページやカタログの情報は便利ですが、
それだけでは“温かみ”や“こだわり”が十分に
伝わらないケースも多いです。
そこで私は、メーカーさんや担当者に直接話を聞き、
思い入れや開発の経緯を深堀りするように
してきました。
「この部分の原材料には実はこんな裏話がある」
「こういう経緯で作られたからこそ、こう使ってほしい」
といった背景を聞き出し、それを記事や資料に
反映させるのです。
お客様に伝えたいのはモノそのものの機能だけでなく、
“誰がどんな思いで作ったか”という物語。
デジタル化が進む時代こそ、こうした
ストーリーテリングが信頼を生み、
継続利用につながると考えています。
4. AIに“使われる”のではなく、自分の基準で“使いこなす”
自分の判断力とリテラシーを高めたい
今後、AIやデジタルツールの進化が進み、
事務作業の一部は自動化されていくでしょう。
しかし私は、単にAIの効率性を頼り切るのではなく
あくまで自分の判断基準を大切にしたいと
思っています。
私のAIとの向き合い方が変わったのは、
親子ほど年齢差のある若いワンさんとの
出会いがきっかけでした。
彼が楽しそうにAIを活用する姿を見て、
「この人なら、私のような年齢でも楽しくAIを
取り入れられるかも」と感じたのです。
その思いからワンさんのコミュニティに参加し、
新しい学びの世界が広がりました。
最初は「AIが仕事を奪うのでは」という漠然とした
不安を抱えていましたが、ワンさんは違う視点を
示してくれました。
「AIは仕事を奪うものではなく、共に創造する
パートナーになる」という彼の言葉は、
私の固定観念を一変させました。
AIとともに仕事をしていく未来に、恐れではなく
可能性を見出せるようになったのです。
このコミュニティでは、私より年上の方から
子供のような若い世代まで、多様な価値観や
知識を持つ人々と交流できます。
彼らから学ぶ中で、AIは単なるツールではなく、
人生を豊かにする可能性を秘めていることに
気づきました。
たとえばAIが提示したデータや提案を
「なぜそうなるのか」
と深く理解し、自分の中で"納得"できた上で
活用していくイメージです。
コミュニティでの学びを通じて、私自身の価値観や
可能性も大きく広がりました。
たとえば、
・YouTube台本作成にプロンプトを使って、
リサーチから本文作成まで8時間かかっていたのを3時間まで短縮
・ガントチャート作成を、タスクの洗い出しから
GASコード作成までAIに作ってもらって完成させる
これを見て、簡単なことじゃない?
普通じゃないの?と思った方。
ちょっと考えてみてください。
・難しい関数を使いこなしたことがない
・GASコードなんて書いたこともない
そんな私が、ChatGPTに
「どうすればいいの?」
と一言聞くだけで、あっという間に
作成できてしまうんです。
すごくないですか?
こんな風に「AIに使われる人材」ではなく、
「AIを使いこなしながら、人間ならではの
視点や共感力を提供する人材」でありたい――。
これは、ワンさんとの出会いから始まった、
私が今後も取り組んでいきたいチャレンジの一つです。
5. スピード感とチームワークを両立する思考法
ほうれんそう(報・連・相)と自責思考
事務仕事では、トラブルが起きても迅速に対応できるか
どうかで周囲の信頼が変わります。
私は常に「ほうれんそう」の徹底を意識し、何か問題が
発生した際には、結論と対策をなるべく早くチームと
共有するようにしてきました。
「これは誰のミス?」という犯人探しに陥るより、
「どうすれば早く解決できるか」を第一に
考えるほうが、結果的に作業をスムーズに
進められます。
こうしたスタンスは、自分の仕事だけでなく
周囲が安心して任せられる雰囲気を作り出し、
組織全体の効率化にも貢献できるポイントだと
感じています。
6. まとめ:私が提供できる価値とこれからの展望
地道な作業を厭わない姿勢 × 効率化
誰もやりたがらないことをコツコツとこなし、
PDCAを回すことで効率UPにつなげる。当事者目線の共感力
不妊治療の経験を活かした、痛みに寄り添う
コンテンツづくりが可能。担当者の想いを伝えるストーリー編集
ただの事務やカタログ作成にとどまらず、
“人の想い”を届ける。AI時代のリテラシー
デジタルツールを上手に活用しつつ、
人間ならではの視点や判断で
付加価値を生み出す。チーム連携とトラブルシューティング
ほうれんそうの徹底、他責ではなく自責思考で
組織を支えられる。
こうした強みを掛け合わせることで、今後は
「Webマーケティング」
「カスタマーサクセス」
「EC運営」
など、より幅広い領域で活躍の場を広げられると
考えています。
泥臭い仕事もいとわず、共感できる言葉を届ける
――それが私の原動力です。
AIを含め新しい技術が台頭する時代だからこそ、
“人としての温かみと地道な努力”が今後も大きな
価値を持つと信じ、キャリアを切り開いて
いきたいと思っています。
次への一歩
もし同じように
「これからどうキャリアを描いていこうか?」
と悩んでいる30代・40代の方がいらっしゃれば、
まずは自分が地道に取り組んできた“泥臭い部分”を
改めて見つめ直してみるのはいかがでしょうか。
意外とそこには誰にも真似できない
強みが隠れているかもしれません。
私の経験がお役に立てば幸いです。
そして、このnoteに書くきっかけをくれたのが、
私が参加しているAIコミュニティ
AIフリーランスラボです。
ここでは、さまざまなジャンルで活躍するメンバーと
楽しくAI活用を学びながら、日々新しい発見が
あります。
AIフリーランスラボは、
一人で悩むフリーランスを、
チームで成功へと導くための場所です。
あなたも、最速で結果を出すための
「仲間」になりませんか?
✅ 【入会希望の方はこちらから】
https://ai-freelance-lab-qmvtl2d.gamma.site/
もしあなたも、AIを活用しながら新しい挑戦を
してみたいと思うなら、ぜひコミュニティに
参加してみてくださいね。