防衛(2024.07)

生活防衛戦略の時間である。

【運用面】
年初は国内個別銘柄を頑張ると豪語していたが、怪奇な値動きに付き合うほど資金がない為断念してしまい、残余のnisa(成長投資)枠一杯に外国高配当株を買い入れ残資金を積立枠へ振る方向へ移行した。この構えになってしまうと必然、リスクは海外で取っているのだから国内銘柄は債権とも捉えられる銘柄を選定する構えとなる。何か新しい銘柄を買うとて、安定企業のものを積み立てていうような形になろう。

【その他活動】
先月は株総シーズンであった為、可能な限り参加してきた。業界の傾向やその会社の強みは触りだけなら調べればわからないこともないが、やはり痛い所というのは企業的にはあまり表向きにはしてくれないし、此方も当然あまり詳しくないのだからあまり頭に入らないし解らない。殊更、株主が何考えてるのかなぞ当然わからないというのが実情であろう。
とはいえ運用というものは時に解らない業界銘柄でも手を出すものだ。そして暴騰暴落、配当金や優待など、何らかの理由で継続的な保有を決めることが運用を行う人間には誰しも必ずあると思う。そうなるとリターンとはまた別の問題が発生する。詳細を解っていないものに金を使っているという状況そのものだ。突き詰めたら諸々究極的には何も解らないというのが正しいとは思うのだがこの状態はあまりよろしくないと思われる。
しかしこの問題を一手で解決してくれる物がある。株主総会である。株を買えば無料で会社が勉強会に招待してくれる夢のようなシステムだ。買ってしまったものは仕方ない。何かしらの理由で保有を決めた銘柄について解像度が低いなら、直接話を聞きに行くのが一番よいだろう。個人的にはおすすめである。

【雑感】
血の匂いのするところに金は集まる。