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新しいイスラエルの王の星が出現(4)星に類似したもっと低い空中の光体

東京に出現した「ベツレヘムの星と類似した星」についての調査により明らかになった、二千年前のイスラエルの歴史経過の前例から予測した既存の二つのイスラエル(天のイスラエル=キリスト教と地上のイスラエル)の終末とキリスト再臨・新しいイスラエルの建国について。

 前回の記事では出来事の内容経過や専門家達の回答、また今回の星の想定体験の方法などについて書きました。今回は物理的調査の内容について書きます。

 こうした現象については、基本的に二つの可能性があります。一つは目撃者の脳内現象(幻覚、錯覚、妄想、思い違いなど)の可能性で、もう一つは外部実在現象(目撃者の外で実際に発生している現象)の可能性です。そこで一つ目の目撃者の脳内現象について検討しました。

<目撃者の脳内現象の可能性について>
* 幻覚・・・今回の目撃者は二人ですが、健康人の複数目撃でも閉ざされた暗所で強い意識の共有などがあると集団幻覚を見る場合がある、とされます。しかし、母親は洗濯物を取りに来ただけの一時滞在者であり、事前の意識の共有はありませんでした。しかも母親が外を見たのは、私に外の美しい光景を見るように促されたためでしたが、その時私は「星」という用語を使っていないのに、母親は「まるで双子星」という表現を話しており、その表現は私の目撃状況と一致することから、これは集団幻覚ではなく、何らかの同じ外部実在現象を目撃したものと考えられました。
* 錯覚・・・錯覚の場合、純然たる脳内作成現象ではなく、何らかの外部実在現象を別の物に錯覚すると考えられ、これは複数者目撃でも環境や対象の状態によっては同じような錯覚をすることはあり得ることです。しかし、錯覚は、視界不明瞭な環境や短時間目撃、多忙な作業中などの場合に発生することが多く、今回の星のケースでは長時間(5~6時間)で、非常に明るい上空という視界明瞭な環境で、しかも目撃者に目撃の時間的余裕がありました。このため、夕焼けで太陽の逆光による眩惑の可能性も考えましたが、太陽は没した直後で直射日光はありませんでした。また当時の私の視力は1.0の普通で、こうした状況から錯覚の可能性は低いものと考えられました。
* 妄想・・・複数者目撃のため妄想の可能性は低いのですが、病気やストレス、薬物、長時間の星に関する勉強などがあれば妄想の可能性も疑えますが、何れも該当しませんでした。当時私が天文関係に興味を持っていた事実も無いので妄想の可能性は無いものと考えられました。
* 思い違い・・・このため、思い出しの事実などに何か思い違いがあるか慎重に検討しました。しかし、時間経過的にも事実状況的にも思い違いはほとんど無い、と考えられました。なお、星が出現したのはその日だけで、前日にも翌日にも出現しておらず、以後、同様の現象を目撃したことは現在まで一度もありません。また、幽霊やUFOなど不思議現象の目撃はこの星以外には一度もないので、そうした現象を見やすい(或いは見たと思いやすい)性質ということもない、と思います。

<外部実在現象の可能性について>
 脳内現象の可能性は否定されるため、外部実在現象であれば何なのかを専門家の回答はありますが、追調査しました。
* 天文・・・天文学的には調査によって二つの大きな問題があることが分かりました。一つは夕焼けの明るいオレンジ色の空の部分で輝いていたことで、もう一つは長時間の静止状態です。
 星の中で最も明るいのは、恒星ではシリウスで惑星では金星です。しかし、いずれも夕焼けのオレンジ色の空の部分で輝くほどの光の強さはありません。その場所で輝くためには相当の光度が必要で、通常の星ではそのような星はありません。稀な現象として超新星(遠い恒星の爆発)があり、真昼でも見えたという記録もありますが、今回の星が出現した年には超新星の観測記録は無く、そもそもソックリな大きさの超新星が二つ同時に出現した、という記録はありません。また二つの天体がすぐ近くに並ぶ「星の合」という天文現象でも今回の星のような明るさにはなりません。人工衛星は夕暮れに見えることがありますが、それも今回の星のような明るさにはなりません。
 また長時間の静止状態については「西の空の星は必ず沈む」という地球の自転による移動があるため、同じ場所に5~6時間もあり続けることは天文学上あり得ないことです。これは超新星でも巨大彗星でも同じなので、もしや移動しない北極星を見誤ったかとも考え、家の位置などを詳しく調べ検討しましたが、間違いなく西向きの窓から西の空を見ていました。また静止衛星(静止と言っても地球の自転と共に動く衛星)は赤道上にしかないため、日本から肉眼で見ることは出来ず、日本上空の人工衛星はすべて移動中です。
 このため、今回の星は地球の自転と共に移動していたと推測され、そうなると地球大気圏外の現象ではなく、大気圏内の現象、すなわち国立東京天文台の回答通り「天文現象ではない。もっと低いところの現象」ということが確認されたのです。しかし、その輝きはまさしく「星」以外の何物でもなく、母親も「双子星」と表現していたのです。つまり、天文学上の「星」ではなく、何か「星に非常に類似した大きな二つの光体」ということが明らかになりました。

 次回は引き続き物理的調査(気象、航空、地上接続体など)について書きます。

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