はじめてのドジャース観戦どうする~物価高と円安~
世界的な物価上昇と空前の円安で、海外旅行にかかる費用がうなぎ登り。ツアーの金額も、コロナ前と比べて倍近くになっている印象です。
さて、気力と体力で節約旅をするのはもう難しい昭和世代に、何ができたでしょうか。
食料持参
ゴールデンウィークのニュースを見ていると、カップ麺や水をスーツケースに入るだけ持って行って、食費を節約したという海外旅行者が多くいらっしゃいました。
今回の旅の目的はドジャース観戦であって、食はそれほど求めていない我が家。これはさっそく真似をせねばと、スーパーに調達へ。
500mlミネラルウォーターとカップ麺をひとり3つずつ、スーツケースに詰めて持って行きました。
これらはアメリカへの持ち込みに特に制限はないので、預け荷物の重量とペットボトルの破裂にだけ気をつければ大丈夫です。
宿泊したダブルツリーバイヒルトンは、部屋に湯沸かし器はないですが、こんなコーヒーメーカーがついています。
コーヒー粉をセットせずに使えば、カップ麺を作れるくらいのお湯は沸かせました。
アメリカに来たのだから本場でとスターバックスに食べに行ったとき、ラテ(日本でのトールサイズ)が4.75ドル(約730円)で、フードもつけたら2人で20ドル(約3100円)超え。カップ麺持ち込みは、少なからず役に立ったかなと思います。
試合後ホテルに帰ってから食べて感動したのがこちら。
”日本の出汁”という感じがしっかりして、元気になりました。
食べ物のシェア
ドジャースタジアムでのドジャードッグやナチョスなど、アメリカの食べ物はビッグサイズばかりです。
ひとり一つずつ買っても残るので、ふたりで一つをシェアで十分でした。
外貨預金の活用
円高の頃にはじめて長く放置していましたが、このところの金利上昇と円安で日の目を見始めてきた米ドル預金。
これを活用できれば円安の影響は(気持ち的に)なかったことにできるのでは、と外貨預金の利用方法を探してみました。
それで見つけたのが、外貨預金で決済できる外貨デビット。
昔シティバンク銀行時代に作った口座が、今はプレスティア(SMBC信託銀行)に変わっていて、GLOBAL PASSという外貨デビットのサービスが提供されていました。
これで米ドル払いをすれば、金額は米ドル口座から即時引き落とされ、為替手数料がかかりません。利用後まもなくメールの通知もきますし、GLOBAL PASSはショッピングで使うときの手数料もかからないので良かったです。
ネット銀行をはじめ、多くの銀行で外貨デビッドのサービスが提供されているようですので、放置されている外貨預金があれば一考の価値ありかと思います。
日本ではデビットカードとクレジットカードは別モノという感じですが、アメリカではどちらも同じように使います。「クレジットカードで支払います」と言ってデビットカードを出せば大丈夫でした。
Uberの支払いでも、セブンイレブンの買い物でも、ESTAの手数料でも、どこでも問題なく使えました。
その結果、ホテルのチップ以外では、キャッシュはまったく使わなかったです。おつりの小銭がたまってしまう、といった煩わしさがないので、なんでもカード決済できるのはとても楽でした。(これはインバウンドでも言えることですね)
売店のレジで、チップ額を画面から選ぶ仕様になっているのは驚きましたが。
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