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企業公式Vtuberという個人Vtuberの最終形態についての考察

こんにちは、早川聖太です。僕は現在、Vtuber関連の事業を起こそうと必死で唸っている普通の人です。

最押しは企業公式Vtuber

何を隠そう。僕は企業Vtuberが好きなのだ。企業勢Vtuberではない。企業公式Vtuberである。にじさんじやホロライブのような専業の会社から出ているVtuberではなくて、広報としてのVtuberがたまらなく好きである。

以前の記事で僕が最初に会ったVtuber(当時はVではなかった)を紹介したが、

同じように僕の最推しは企業公式Vtuberである。

アプリ公式の時から見ていたから古参と名乗ってもいい(のかは不明だが)。

彼女の場合はアプリ版と同じ人が担当?しているからちょっと個人勢とは異なる立ち位置なのだと思う。が僕はこれが個人Vtuberの行き着く先ではないかと思っている。

企業公式Vtuberと個人勢Vtuber

企業公式Vtuberはつらいよ

僕は企業公式Vtuberにインタビューしたことはないので、彼らがどんな過程でVtuberになったのかはよくわからない。

よくわからないのを想像と巷の噂で補完すると、彼らの正体はその企業体で活躍する一社員なのだという。

その話が本当だとすると、Vtuberは昼は業務に追われて、夜はVtuber活動(業務)に追われる二足のわらじを履いている事になる。まるでスポーツ選手である。

スポーツやったことのない人が、「これから毎日走ろうぜ」と言われたとしたら、それは最初は乗り気でも、1、2ヶ月で飽きるのである。

個人勢Vtuberもつらいよ

で個人勢Vtuberも同じレースを走らされている。その多くの人は仕事・勉学に勤しんでいて昼間はやることがある。夜になると配信の準備をする。準備は配信だけではなく、サムネ作ったり、企画作ったり、切り抜いて動画にしたり、ショートとったり、するのである。

「知らんけど」

その一言で終わってしまう。その苦労はリスナーには見えないのである。僕もその本質までは踏み込んでインタビューしたことがあるわけではないので、本当に彼らがどれくらいの時間を配信に費やしているのか定かではない。

個人勢のモチベーション X 企業のモチベーション

それでいて個人勢は伸びることが確約されない。それは芸事の世界だからその人のセンスは必要だろう。でもお金を稼ぐ、という観点からそれは看過できない。

完全な趣味でお金儲けに興味がない、嫌悪している人や完全個人でグッズ販売や投げ銭だけで生活できる人を除けば、そのほとんどが「お金」がモチベーションになるのは言わずもがなである。

個人勢である程度以上続いている人は、そのモチベーションを維持するための施作があり、企業側はそれを行わせるだけの予算がある。
Vtuberの数が飽和していると言われながらもすでに2万人いると言われていますが、一方で企業数は350万社、株式会社だけでも200万社あると言われています。これら企業と協業する余地がまだVtuberには残されていると思います。

履歴書Vtuberと書かれる日

近い将来、僕はVtuberがある種資格と同じように、その人の経歴の一番良いところに書かれるものになると確信しています。

でその証明はVtuberというキャラクターとそのチャンネルが担うでしょう。僕は魂側が履歴書を書くのではなくて、そのVtuberのキャラクター性を保持したままで、企業公式Vtuberになる可能性があると考えています。

タレントがそのタレント名で起用されるように、Vtuberもまた一タレントとして認知されるのです。

Vtuberにはその企業にあった衣装やサムネイルを用意する必要がありますよね。そうすれば、また馴染みのイラストレーターさんに依頼をすることもあるでしょうし、キャラクターを保持したままでさらに動く立ち絵を依頼することもあるでしょう。

ってことができるようにサポートする事業を考えています

現状、Vtuberに限らず、Youtuber全般に言えますが、企業からの案件って、「単発」なような気がします。特定の商品に関して「これ宣伝して」とか。

企業が長くお付き合いする気がないのか、それともタレント側がそうなのかは不明ですが、Youtuberマーケティングに関して言えば、1動画でそのサービス、商品が売れるわけではないのです。継続して週一動画を半年とかやって初めて結果が出始める。

そんな長い付き合いをVtuberができるよう斡旋とか転職とか、そういうことができたらいいなと思っています。

まぁ、Vtuber界隈の『転生』になぞらえて『転職』というのはどうだろうか。という思いつきから始まっているので、そんな感じで事業としてできていくでしょう。

アバターがバイトをする

そういえば、昔話題になった「アバターと生活する装置」を作っていた会社が、AIにバイトさせる装置を作っていた。



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