ごはんとみそ汁
ごはん
みそ汁
梅干し
漬物
納豆
これがわたしの朝の基本セット。
これだけで済んでしまうこともありますが
大抵は、他に小鉢を1~2品。
よほどのことがない限り
ずーっとこんな朝食メニューです。
もうかれこれ…
少なくとも5年くらいは同じです。
でも、それ以前も似たようなものですから
基本的には何十年と変わっていませんね。
お米が好きなんです
10代の食べ盛りの頃には、朝から「ごはんとパン」と両方食べていましたが
それ以外は必ず「ごはん」です。
子供の頃から「ごはん」が大好きだったんです。
それも炊き立てではなく
炊飯釜で炊いて少し冷めたくらいの感じが大好きで
(理想は、おひつごはん)
もうそれだけでお腹がご機嫌になるほどでした。
大好物だったおやつは味噌をつけて握ったおにぎり。
具は入っていません。
塩の代わりに味噌をつけただけです。
でもこれがわたしにとっては最高に美味しいおやつで
菓子類にはほとんど目もくれませんでした。
だから遠足のときは本当に困りました。
おやつに何を持っていったらいいのかわからなかったからです。
バスや電車の中でみんなで分け合うおやつにも四苦八苦。
ガムやらチョコやらクッキーやら…
いろんな種類のおやつが手元に集まってきますが
食べたいものが一つもありません。
また、自分が何を差し出したらいいのかわからないので
毎回おやつを選ぶのには他の子たちとは違った意味で苦労しました。
レジスタントスターチに小躍り
わたしの「ごはん好き」はなかなかなもので
冷や飯も常温レベルならそのままいけます。
むしろ保温したままや温め直しなどはわたしにとっては邪道で
コンビニを利用することがあった頃は
「温めますか?」と聞かれるのを面倒とまで思っていました。
レジスタントスターチを知ったのは10数年前です。
レジスタントスターチとは消化されにくいでんぷんのことで
食物繊維のような働きをします。
白米に含まれるでんぷんも
冷める過程でこのレジスタントスターチに変化するため
血糖値の上昇を抑えたり
腸内環境を整える効果が期待できます。
わたしはこれを知ったときに
「ほら、見たことか!」と内心小躍りしました 笑
なぜならわたしは40代までは
白米を一日三合も平らげるほどの大食いだったのですが
一度も肥満で悩んだことがなかったからです。
今でこそ一生動ける体を作るために適度な運動習慣を取り入れてますが
もともと運動嫌いの完全なインドア派のわたしが
太りもせず、病気もせずの状態は
周囲から見ると「羨ましい限り」だったようです。
でもわたしから言わせていただくと
間食はしませんし
どちらかといえば肉体労働ですし
デトックス習慣もしっかり身につけていたので
何の不思議もなかったのです。
そこにきてのレジスタントスターチ効果!
自分の味覚と体の欲求に自信を深めた瞬間でした。
健康の源は「ごはんとみそ汁」
60年ほとんど病気をしたことがないわたしの健康の源は「ごはんとみそ汁」
間違いありません。
そして朝からバリバリ働けるのも
「ごはんとみそ汁の基本セット」のおかげです。
わたしたちの体は水分を除けばタンパク質が20%を占めています。
タンパク質は体の原材料で体格を作るにも
体力を維持するにも欠かせない栄養分です。
タンパク質は多数のアミノ酸で構成されていますが、
体内で合成することができず食事で摂取する必要があるアミノ酸を
必須アミノ酸と呼びます。
必須アミノ酸は9種類あり、それを効率よく摂取できるのが
「ごはんとみそ汁」の組み合わせなのです。
そしてそこにビタミン、ミネラル、善玉菌、クエン酸…などが
加わるわけですから健康効果は言わずもがなですよね!
好みの美味しさにこだわって
2年ほど前からは炊飯器をやめて土鍋にしました。
みそ汁はステンレス鍋で作っています。
お米は無農薬もしくは減農薬のササニシキ。
味噌は国産大豆100%の無添加です。
出汁は鰹節、煮干し、昆布の3種類使っています。
みそ汁の具材も無農薬やオーガニックのものが中心です。
梅干しは祖母の手作りですし
納豆も国産大豆100%
漬物は手作りか無添加のものを選ぶようにしています。
こうして書くと健康オタクのように見えてしまいますが
単に「より美味しいごはん」「より美味しいみそ汁」…と
試行錯誤した結果がこのようになっただけなので
農薬や添加物はやはり「毒物」で雑味や異臭にしかならないと
あらためて感じます。
また、世の中には味噌や納豆まで手作りする方がいらっしゃいますが
わたしにはそこまでの気力はありません。
でも何かのきっかけで必要に迫られたり
気が向いたりしたらやるかもしれませんね。
だって死ぬまで「ごはんとみそ汁」を食べ続けたいですし
より美味しいものを食べたいと思うでしょうから…
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