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はじめてのnote⭐️プロローグ

プロローグ

1994.11.26

37週と2日

緊急帝王切開で
19時20分

体重 1846g

身長 36.5センチ

小さな小さな
可愛い女の子が
誕生しました!
そしてすぐに、

ターナー症候群と診断された。

生まれつきの心臓病があり1歳までは生きられない。。。
と言われました。

〜〜〜〜〜〜〜

その赤ちゃんは

2024年現在 30歳

いくつもの試練を乗り越えて

お陰様で生きてます‼️

でもその生い立ちはなかなか厳しい道のりでした。

体が小さく
免疫もなく
すぐに嘔吐下痢で脱水になり点滴入院

幼稚園
保育園
小学校
中学校

ほぼ通えませんでした。

高校は通信制へ
体力も少しついて
生徒会に入り
友達もできて
活躍できるようになる
4年で無事卒業

大学通信制へ
途中
福祉課の大学へ編入
マイペースに
7年かけて卒業❣️

次の年の春に
社会福祉士国家試験に合格!

現在は
障害者の方の住むグループホームで働いてます。

ーーーーーーー

娘はこんな事をよく言います。

「私はこれと言って取り柄もなにもないから。。。」と

そこで私はいつもこう答えます。

【あなたは今こうして生きている事が素晴らしい。存在そのものが生きた証だよ】

それなら、
娘の生きた証を残そう。

ここまでにくるのには
それはそれは
大変な日々でした。

でもそれ以上に
喜びと学びを私にくれました!

ターナー少女の
実際にあったお話しです。

私達の経験が
同じ病気の親子さんの
お役に立てたら幸いです。

ーーーーー

私の心の癒しと昇華のために

ターナー症候群の娘の誕生は
私の人生の価値観を大きく変えました。

娘は現在30歳。
今こうして30年を振り返りながら過去を思い出しながらnoteに書き綴ると、
私自身が深く傷つき癒されてなかった事に気付かされます。

病弱な娘をがむしゃらに必死で守り育てられたのは、心の奥底に娘に対して申し訳ない気持ちでいっぱいだったから。
その懺悔の気持ちを見て見ぬふりをしてきた私にようやく気付かされました。


そんな体で産んで
「ごめんね」と思って生きてきたんだ私。
 

私自身が、娘を育てる体験の中で
傷つき辛かった事を何でもないふりをして
嘘をついて蓋をしてきた。 
だって娘の方が辛いのだからと。。。

娘自身も当然辛く思い通りにならない人生だったと思います。
それなのにそんな私の事を攻めない
優しい娘に感謝し、 

「私をお母さんで選んでくれてありがとう。」と心から伝えたいです。



今その心の蓋を開けて自分を癒し昇華しつつ、

娘の成長奮闘記を残し新しい扉を開きたい!

同じターナー症候群の親子さんに私達の経験がお役に立てばと思って書き始めたnoteだけど、

全て自分の為だった。。。


生命をかけて娘を育て、奇跡も信じてがむしゃらに育てて来た私人生。

大きな大きな体験と学び(メリット)
心無い言葉などによる大きな心の傷(デメリット)

どちらも今の私を作りあげている。

良く頑張ってきたね私。
良く頑張って成長してくれたね娘ちゃん。

同じような体験をしているお母さんと娘さんに
心を込めて贈ります。

私と娘のターナー症候群30年の軌跡。

よろしければお付き合いください。


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