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IQ69の私の経歴

ご訪問ありがとうございます🐾🐈
前回の投稿から時間が経ってしまいました。
今回は、軽度知的障害(IQ69)のある私の経歴について綴ってみたいと思います。
かなり長いので、お時間ある際に読んでいただければと思います⸜(  ◜࿁◝)⸝︎︎

幼少期編~幸せ絶頂期~

4人兄妹の末っ子として生まれた私は、両親からはもちろん、兄や姉からも沢山可愛がられていました。そして、幼馴染や幼稚園のお友達といっぱい遊んで過ごしていた気がします。
ただ、当時は人見知りが激しく(今もですが)、みんなと仲良く!というよりは、少人数で遊ぶことが多かったと思います。
この時期はまだ自身の障害は分からず、周りとの差みたいなものも感じていませんでした。

学生時代編~周りとのズレを感じ始める~

⚪︎小学生時代

小学校に上がり、しばらくは平穏な日々を過ごしていたと思います。
しかし、小学校高学年くらいから勉強について行けなくなり、小学5年生の時に担任の先生から母親に対して『あなたのお子さんはおかしい、病院で調べてきなさい』と言われていたそうです(私が成人してから母から聞きました)。ですが、母は特に気にしていなかったようで当時は病院で調べるといったことはしませんでした。

⚪︎中学生時代

中学生になり、ますます勉強についていけなくなり、テストの結果もほとんどの教科が1桁〜20点台でした。(英語だけは好きでしたが、それでも50〜60点台くらいでした)
勉強をしてもこれくらいの点数で、そもそも勉強の仕方(覚える方法)が分からず塾に通ってみても全然効果は出ず、成績はほとんど伸びませんでした。
コミュニケーションが下手で友達作りも難しく、小学校時代の親友を経由してから友達を作ることしか出来ませんでした。

⚪︎高校生時代

高校生になると、もう何もかも壊滅的。
先述した親友と同じ高校に行きましたが、その子とクラスが離れてしまい、クラスに馴染めずにいました。女子グループを転々とし、最終的には孤立してしまい半年で学校を辞めてしまいました。
その後、通信制の高校へ編入し、通信ですが通学するコースを選択して毎日通学していましたが、一人も友達ができず卒業。
軽度知的障害があることが分かったのが高校2年生の頃。当時アルバイトが続かず悩んでいた時に、ネットで調べていたところ【軽度知的障害】という存在を知りました。そして、母に『自分はこれなんじゃないか』と相談し、区内にある児童相談所にて知能検査をして、結果はIQ69の軽度知的障害でした。
当時は、どこかホッとしていた記憶があります。腑に落ちたというか、今までの失敗の連続はこれが起因していたんだ、という気持ちがあったと思います。

社会人編~充実、転落、そして今~

⚪︎就労移行支援へ通所

高校卒業後、進学はせず学校の先生からの勧めで就労移行支援事業所に通うことになりました。
就労移行時代は本当に充実していました。
通所期間は11ヶ月。
最初は言われるがまま行ったので、当初は『なんでここに通っているんだろう…』と悩んでいましたが、他の利用者は年齢問わず優しい方が多く、訓練以外にもウォーキングやスポーツのプログラムがありみんなで近所の初詣に行ったりもして、今思えばなんだか青春だったなとしみじみ思います。就活が始まってからはそんなこと全くなかったですが…笑
私が通っていた就労移行支援事業所は、実際に企業に行って仕事を体験する実習があったり、スタッフに模擬面接や履歴書の添削をしていただけたり、非常に充実した支援をしていただきました。

⚪︎就職

今まで経験した会社は

・IT会社の営業事務(オープン就労)
・特例子会社の一般事務(オープン就労)
・特例子会社の映像関係(オープン就労)
・建設会社の総務(クローズ就労)
・福祉会社の総務(クローズ就労)

5社経験しています。多いですね…。

オープン、クローズと働いてきた中で自分にはどっちが合っているか…というより、やっぱり会社や仕事内容による!です。オープンであれば必ず配慮がもらえるわけではなく逆に同僚からの風当たりが強くなったりするし、クローズだからと言って何となくこなしていけてた会社もあれば全然周りに着いて行けない会社もある。いい部分もあれば、そうじゃない部分もあるから難しいですよね。

⚪︎現在

去年9月末に会社を退職し、現在まで無職です。
退職してからは『何かしなければ…』と思い、A型事業所や就労移行支援事業所に見学しに行ったりアルバイトをしたりしましたが、コロナになったりその後後遺症に悩まされたり、心身ともに安定しない日が続いてしまってどれも中途半端で終わってしまいました。
ですが、ここ数日は比較的調子が良い日が多く、年明けから転職活動をしようと思っています。今は少しずつ体力づくりをしています。

おわり

ここまでご覧いただきありがとうございます。
今年は、今まで生きてきた中で一番どん底な一年でした。来年こそはなにかを成し遂げたいと振り返りながら思いました…。無理のない範囲で!(^^)
また近いうちになにか綴ってみようと思います。

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