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根本はるみ杯で優勝して

去る7/28(日)に開催された「芸能バカ大喜利 根本はるみ杯」にて、僕が属するAeLL.チーム(バレッサ・寿司ブルドーザー・ペドラザ・ライトオンキュー)が優勝しました。これが初優勝で、冠到杯も卒業となります。

一晩経ち少し冷静になった今、当時や今の率直な思いを振り返りたいと思います。言葉の端々から良くない思想が滲み出るかもしれませんがご了承ください。

チーム結成

芸能バカ大喜利の大会ということで、迷わず参加。同じく芸能好きな、バレッサさん・寿司ブルドーザーさん・三ル貝さんと組めてハッピー✌️となる。
ただ、チーム名を決める流れで、グラビアアイドル絡みの全然知らないグループがどんどん出てきた時に、大丈夫かオレ?と感じる。

大喜利を初めて2年弱 縁の無かった優勝をするなら(「えち-1ぐらんぷり」に敗退した今)ここしかない!と意気込んでいたが、集まった他のチームを見て「ガチすぎる…」となったりした。

その後、三ル貝さんが大喜るトーナメントと日程がかぶってしまい追加のメンバーを集めるとなった時に、ふと大阪にいるペドラザさんが浮かんだ。本人が芸能好きと公言していること、寿司ブルさんがファンであること、自分だからこそ声を掛けられること、などがリンクした。
もしかしたらという淡い期待でお願いしたら快く承諾してもらえた。さらに大会への思い入れは強くなった。


当日

前日に大阪の大喜利新勢力に参加し、当日の朝の新幹線で東京に。新勢力のnoteに没頭してるうちに寝る間もなく着いてしまったのはやや誤算だった。
早めに4人でお昼を食べ、バレッサさんがスタッフ準備のため早抜けしたので、残りの3人でエチオピアのお高めなコーヒーを飲んで過ごした。
最近若い人が増えて通じないネタが増えたねぇと嘆きながら昔の芸能ニュースを振り返る楽しい時間だった。(そこで安達祐実の母の有里さんの話をしていたら、本番で井戸田のお題が出てきた。)

会場に入ると、宴会場のような広い和室に、「芸能バカ大喜利 根本はるみ杯」というスライドがあり、唯一無二すぎた。

ありえない

和やかな雰囲気でテンションも上がっていたのだが、「関根勤選手権」の自分の番になった時にま〜ったく何も浮かばなかった。あげく、お題の形式に沿ってない回答をしてしまう。大会になった瞬間ここまでダメになるのかと、情けない気持ちに苛まれた。
恥スパゲッティさんが、「偏見大喜利」の主催にふさわしい圧倒的な回答を出していて、敵チームながらそれは嬉しかった。

次の「キャッチコピー大喜利」でも納得いく回答を出せず、チームもカードの獲得がないまま、トーナメントに進むことに。

ただ、ここでチーム皆が互いに奮い立てたのは良かった。この会はきっとカードの縛りはむしろプラスになる(結果的には半分正解半分不正解)と感じていたので、逆転は全然ある、と前を向けた。

迎えたトーナメント予選。4チームのうち、1チームしか勝ち上がれない。
前半の「ミキの漫才を見たビートたけしはこんなことも言っていた」というお題で、隣の寿司ブルさんが無双して、完全に流れを掌握。
そして後半、他チームが「松本明子」という回答不能カードを出してまずいと思ったが、選ばれたのはそれまでのお題でウケまくっていた わんだーさんだった。正直これは助かった。(カードを使ったのが、大喜利会に普段いらっしゃる方達では無かったので、この選択は驚いたし、よく見てるなと思った。)
「本人から訴えられたモノマネ芸人」というお題で、ペドラザさんが「やってくださいよ」と言ってた福山雅治回答をしてくれ、バレッサさんの得意の下ネタ回答も冴え、前半の勢いそのままに勝ち抜くことができた。

トーナメント準決勝。ここからはチーム同士のタイマンとなる。1問勝負。
前のブロックの顔触れがあまりにも大喜利強者揃いすぎて(実際ハイレベルな応酬だった。)ここでもこうなるのかと思い、ちょっと弱気になってしまった。だがそんな中、初期メンバー(?)の三ル貝さんが大喜るトーナメントの予選を勝ち抜いたと知る。アツすぎる。ここで一段ギアが入る。

対戦相手はカードを持っていたが、決勝に備えてか使用せず。そりゃそうだと分かりながらも、覚えとけよ…!という気持ちに。
「ハリウッドザコシショウをコシショウさんと呼んだ坂上忍はこんな呼び間違いをする」というお題。
ここでチーム皆が早々に、純粋な言い間違いではなく、クイズタレント名鑑のような「コイツといえばこのワード」という流れに切り替えていて見事だった。僕も「犬井ヒロシを、サバンナ高橋さん(いや合ってはいるねん)」「自分自身を、前科者(自分自身?)」といった外側を突く回答をして、ようやくまともにウケることができた。
前半は4人で織田信長の三段撃ち戦法のごとく とめどなく芸能人の悪態を突きまくっていたが、後半わかりやすくスタミナ切れをしたのと、相手の何島さんがパンチある回答を出してきたのもあり、かなり接戦となった。勝利が決まった瞬間、アドレナリンが爆発した。そのまますぐに決勝戦となったが、結果的に連戦で良かったと思う。

決勝。相手はノビッタさん・でんらくさん・ぺるともさん・tooolさんのチーム。改めて、この人達と決勝で戦うなんて普段では想像できなさすぎる。
お題は「こんな根本はるみは嫌だ」
ここで寿司ブルさんが大爆発を起こす。「仲村みうにAV事務所を紹介している」という回答を聞き、この人は本当に凄いと確信した。てか、これがちゃんと通じる会場なのが驚愕。
その後も寿司ブルさんの回答が全ハマり。(僕はカスのm.c.A.Tを披露したりした。やりたいだけすぎる。)
結果はほぼ満票で優勝となった。

初優勝

我がチームの黄色いカードで溢れた瞬間、叫びに叫びまくった。優勝。嬉しすぎた。
完全に舞い上がっており、随分と はしたない発言もした気がして、後から反省。

僕だけでなくバレッサさんとペドラザさんも大会は初優勝。いいさんから「あなた達は冠到杯には出られません!」宣言を聞いて泣きそうになった。これで一つ呪縛から逃れられる気がした。チームを組んだり何度も飲んだりした彼ら2人が優勝、というのも本当に嬉しかった。バレッサさんはきっと僕以上にここに懸けてたと思う。

そして何よりこの日の主役は寿司ブルさんだった。えち-1と芸能バカの2冠。得意分野でしっかり圧倒していて、大喜利プレイヤーとして目指すべき人の1人になったのではなかろうか。

これは個人的な感情だが、芸能バカ大喜利大会の優勝が、芸能バカに渡ったのは良いことだと思う。

僕のピースが裏返ってるが、本家にそもそも統一感がないらしいのでセーフ
五能ファイアさんがまたしてもペドラザさんをいじってた

打ち上げでは、50人近くでの「やらいた」の輪ができあがった。

やらいた…やらせていただいて の略

打ち上げでは、関西から遠征されてた おかきさん・ソバ2さんを始め、色んな人から祝福いただいた。ここ最近、共に苦い酒を飲んだ収蔵くんが心から喜んでくれてグッときた。
うっらいさんにもきちんとお礼が言えたし、とても喜んでくれた。
そしていつの間にか、うえさんが青いかささんやいなかさんに絡みまくってて最悪(最高)だった。

関西にいる友達もXやLINEでたくさん祝福してくれた。天プラ杯、ライトオンキューはBですのでよろしく✌️

優勝商品のうち、メロンは色々あって僕の手に渡った。あと2日で6切れ食べないといけない。

まさに、贅沢な悩み


時間が経ち…

とはいえ、いざ優勝という勲章が来ても別に何かが変わるわけではない。(「引っ張ってもらってばかり〜」云々は、チーム戦ってそういうものなので、思わないようにするが)せっかくの芸能バカ大喜利なのにあんまり芸能バカになりきれなかった悔いは溢れ出る。
肩の荷が降りたつもりだったが、これからもまた感情ジェットコースターの日々が続くだけだ。

ウケを求め、語らいを求めて、さまよう。
ライトオンキューの大喜利放浪記

(終)

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