長女が手術した話
長女が大学病院で手術をしたのは生後3ヶ月の時です
大学病院の手術室はとても大きくてびっくりしたのを覚えてます
手術室まで見送りができたのですが、私は正直なところ長女が手術されるのが怖くて旦那に任せました
なので、手術室の手前まで一緒に行きました
手術中は何もすることがなく、あまり嫌なことを考えないように夫とスマホゲームをして時間をつぶしました
手術が無事に終わり、今度は手術室まで私が迎えに行くことに
初めて手術室というものに入りましたが、何個も部屋があってすべて大きいガラスで中が見えるようになっていて驚きです
長女はその中の一つに入っていて、腕には包帯が巻かれていました
麻酔がまだ効いていて、寝ています
長女はわりと珍しい症例だったのか、見学の先生がたくさん周りにいました
それに少し驚きながら長女と病室に戻りました
病室に戻ってからはそれまでと変わらない生活をしています
何かあったといえば、手術後に痛がって泣いていたので看護師さんに1回痛み止めを入れてもらったことくらいです
長女の腫瘍は生検に回してもらい、何の腫瘍か良性か悪性か調べてもらうことになりました
その後長女は問題なく退院できました
二の腕の真ん中に腫瘍があったので、リハビリもいらないとのことです
家に帰っても腕に大きい絆創膏は貼っていますが、特に変わりなく過ごしていました
その後何回か大学病院に通院しましたが、それも時間が経つと1年に1回でよくなります
今も1年に1度その大学病院に通院しています
長女の腕は腫瘍が筋肉まで達していたので筋肉ごと切り取ったそうです
だから、二の腕の真ん中に筋肉がなく直に骨が触れます
長女の腕はそこだけへこんでいて、手術の傷痕もあります
今もその時と変わらずへこんだままです
長女はそのことを気にしていませんが、お友達から「それなに?」と聞かれることがあるみたいです
そうなると、本人も気になるみたいで「これなんでできたの?」と聞かれました
その時私は「赤ちゃんの頃に頑張って手術した痕だよ」と伝えました
長女はそれで納得したようです
これから先に見た目を気にすることがまたあるかもしれないので、その時は形成手術をしてへこみをなくすことも考えています(主治医に相談した上でです)
腫瘍が良性で本当に良かったです
新生児期にできる腫瘍は悪性にはなりにくいと言われていたので大丈夫だとは思っていたけど不安でした
再発をしていないので、長女が5歳くらいの時に主治医からは完治という言葉をいただけました
この出来事は肝が冷えたので一生忘れないと思います