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【ルクセンブルク交換留学】留学の目的を再度考えてみた via 就活

 深夜テンションで書き始めました。就職活動を留学と同時並行で行う中で再度見えてきたどうして留学をしようと思ったのか、留学の目的は何だったのか、について自分の備忘録として書き残しておこうと思います。


元々の留学の目的

 ↑まとめると、「海外(特にヨーロッパ)に行ってみたかった」ってだけです。上の記事でも書いている通りなのですが、留学の目的は後付けされたものが多いです。

ルクセンブルク中心地

就活を通じて見えてきた留学の本当の目的と理由

 私は現在大学3年生で、留学が終わった後すぐ就活の本選考が始まります。留学中も就職活動を続けてはいる(なかなかできてないんだけど、、やっぱり留学中にしかできないことをやりたい、っていう気持ちが勝る)のですが、必ずと言っていいほど聞かれることがあります。
「どうしてルクセンブルクに留学しようと思ったんですか?」
「どうして留学をしようと思ったんですか?」
 留学の最初の方、これを聞かれた際にすごく困った記憶があります。なんで留学したかったのか、うまく答えられませんでした。本音を言うと、海外に行ってみたかったから、ヨーロッパのいろんな国を訪れてみたかったから、というのが正直です。けど、もっと根本的なものがあるのではないかと就職活動を通じて気づけたような。(気づけていないような)

 私にとっての本当の留学の目的は、
①どうせ留学にいくなら非英語圏(英語での留学ではあるけど)
②日本人があまり行かないようなレアな国
自分にしかできない留学経験を成し遂げたい
なのかなぁと。

ストックホルムで有名なお店!(12月)

①について:非英語圏

 自分にとっては海外経験ゼロだから初めての留学。もちろん英語圏の北米やイギリスに行く選択肢もありました。けど、日本の大学での専攻が3年次からヨーロッパ研究になる予定だったからそれを活かせるようにっていうので北米の選択肢が消えました。そんで、イギリスの選択肢はあったけど、IELTSを自分が期限までに受け損ねた(完全に自分のせい)のがあってイギリスの選択肢も消える。けど、ゼミはイギリス研究です。(けど、来年教授がサバティカルでゼミが開講されない、、) となったときに、非英語圏だけど英語がとっても普及している北欧に憧れがあって北欧の大学を第1候補、第2候補で入れたものの選考で落ちてしまう。
 さぁどうしよう、となったときに留学に行くか行かないかの所まで振り出しに。この時に出会ったのがルクセンブルク!正直、生活してみて圧倒的にフランス語が優位に立っていると感じます。街中がフランス語です。公用語は、ルクセンブルク語、フランス語、ドイツ語だけど圧倒的にフランス語です。
 非英語圏だからこそ英語がその国でどのような立ち位置にいるのかを今まさに体感できていると思います。学生同士に関してはほとんど英語で通じますが、スーパーなどではフランス語を使うことが多いです。中心街は英語で問題ないです!!
 中学時代から英語が全ての科目の中で1番得意でしたが、その時にはあまり留学なんで考えてもいませんでした。高校の時に、いつか大学生になったら留学してみたい、というような漠然とした考えはあったように思います。

アムステルダム(11月)

②について:レアな国

 レアな所に行ってみたい、これは確かに1つ想いとしてありました。これは、1つ上の代にアイスランドに半年間留学した方がいてその方の考え方を知って共感したのがきっかけです(アイスランドはルクセンブルクよりも英語圏です。)。ただ、アイスランドに留学した、という人はその人以外に聞いたことが本当にありません。
 ルクセンブルクに留学した、という人もあまり聞いたことがありません。私の大学からは毎年ルクセンブルク大学に留学している人がいるようなのですが、非常にレアな国です。隣国のドイツやフランスに留学する人はよくいると思いますが、ルクセンブルクは本当にいないです。だからこそ、多くの人が経験したことのないことをできるのではないか、と思ってます!そして、実際にできていると思う。

プラハ(11月) ESNで行きました!

③について:自分にしかできない人生経験

 自分にしかできない留学経験をしたい、これは特に最近思っていることです。もちろん自分以外にも日本から来ている交換留学生もいます。勉強面だけではなく、留学中に1人旅をしてどんなことを感じるのか、最初は不安だったけど、自分で日程決めて場所決めてFlixbus・電車・飛行機・宿を予約して行動して、トラブルに遭うこともあるけど人に聞きまくって解消して、、、で最後までやり切ったときにはめっちゃ達成感ある!しかも楽しい!
 大学の授業に関しても、"Cultural Heritage"について学ぶことができる大学はそんなに多くはないはず。旧市街全体が世界遺産に登録されていて、こんなに身近にあるのが不思議な感覚でした。他にも、イギリスにいる先生とリモートで授業をすることなんてそうそうない。めっちゃ面白い先生で、British Jokeだらけです(笑)
 英語のアクセントが1人1人みんな違くて最初は困りました。特に、オーストラリア、フランス、インド系の発音は「これ本当に英語?」みたいな発音で聞き取ることさえ大変でした。(逆に、ドイツ、東欧系は聞き取りやすかったです。American EnglishとBritish Englishがどれだけ綺麗か身に染みて感じました、) 日本での英語教育は「きれいすぎる」発音の英語しかやらないから、それに慣れ過ぎていた自分は大変でした。今は、だいぶ分かるようになっているし話せるようにもなってます!(はずだと信じたい)

コペンハーゲン(1月)

ルクセンブルク生活も残り1ヵ月に、、

 気づけば残りのルクセンブルク生活も1ヵ月になりました。衝撃的です。思い返すと早かったように思う。けど、正直、長く感じる日もたくさんありました。1年間にすればよかったのかなぁと思うこともあるけど、これが自分にとっては正解だと思います!

ルクセンブルクで有名なホットチョコレート屋さん!
チョコレート屋さんの目の前に大公宮があります!王室の存在がとても身近に感じます!

 1月の目標、というかテーマとして自分が決めたのが「もっとルクセンブルクのことを知る、好きになる」です!ここまでの約4ヵ月、もちろん旧市街の素敵な景色は何回も身に行ったし、9月とか10月にESNのイベントとかで街の魅力をたくさん知れた。でも、この国って本当にそれだけなのかなぁってふと思ったんです!1人当たりGDP世界1位、公共交通機関全て無料、他国に旅行しやすい、この国の取り得はそれだけなのか。絶対そんなことはないはず、と思ってこの1月はルクセンブルクをさらに好きになるためによく中心街に行ってます!ちなみに、大学のある地区(Esch-sur-Alzette)は本当に何もないです(笑)  ちなみにルクセンブルクは南部に行けば行くほど治安が悪くなる、と言われています。実際おそらくそうです。ただ、治安が悪いと言っても他国に比べると良い方です。逆に中心街の方が治安良いです(大公宮が住んでいるので)
 中心街にあるカフェや雑貨屋さん、ルクセンブルクにしかないOberweisというお菓子屋さん(王室御用達らしい!!!)に行ったりなど。今までルクセンブルクの立地的な利便性にしか目が行ってなかったけど、この国自体の魅力をどんどん見つけていきたい!!これを書いている時点で残り3週間とかです、、もっとこっちにいたい。。東京、日本の忙し過ぎる生活、セカセカしている生活ムリです

という感じでした!!ルクセンブルクへの留学が今後増えるかどうかは分かりませんが、超激レアな体験ができること間違いなしです!

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