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【滞在許可申請】at Luxembourg

今回は、ルクセンブルクの滞在許可証の手続きについて紹介しようと思います!留学をするときには必須になる手続きです。正直言って、超大変かつめんどくさいのでなるべく早めの準備をおススメします!


参照

https://guichet.public.lu/en/citoyens/immigration/plus-3-mois/ressortissant-tiers/etudiant/etudiant-pays-tiers.html

そもそもなぜ滞在許可が必要なのか ?

ルクセンブルクでは、観光等の目的で90日以内の滞在であればVISAは不要です。しかし、留学やワーキングホリデー等で90日以上滞在をする場合は、滞在許可を申請することが必要です!

仮滞在許可証の発行

📍ルクセンブルク内務省移民総局宛に複数の書類を提出する
   (※郵送:国際郵便)
 ①Passportの全ページのコピー
   
 ②滞在許可申請書(Motivation Letterを自分で書く)

 ③犯罪経歴証明書(18歳未満は不要)
  →警察署で発行(1回目は発行する申請手続き、2回目は受け取
   りで合計2回警察署に行きます)
  ※犯罪経歴証明書を発行するには、在日ルクセンブルク大使館
   で証明書を発行するための申請書を作成してもらう必要があ
   ります!
  →在日ルクセンブルク大使館に行く必要あり!!
  ※〒102-0081 東京都千代田区四番町8-9(Appointment 必須)

 ④滞在目的を証明する文書
  →大学の入学許可証(Letter of Admission)のコピー

 ⑤医療保険加入証書
  →交換留学をする際に加入するもの

 ⑥滞在資金証明(英文必須)
  →銀行口座の残高証明書(過去6か月間分)必ず英文で!!
   渡航者本人が十分な資金を所持していること、もしくは親権
   者が少なくとも1年間の生活費、医療費、学費、帰国費用を
   所持していることを証明する必要があります!

※国際郵便だからめちゃめちゃ時間かかる!私は6月初旬に送った
 けど、仮滞在許可証が届いたのは約1か月半後。。。

📍仮滞在許可証(Temporary Authoritation to Stay)が郵送で届く。(A4の紙1枚だけ)

📍国民番号(Matricule)も届く

📍仮滞在許可証(Temporary Authoritation to Stay)は90日間有効
   →入国後3か月以内に本滞在許可証を申請する必要がある
  (※めちゃめちゃめんどくさい)

📍シェンゲン圏に入国するときは、仮滞在許可証とPassportを持 
  っていれば入国可能

※私はFrankfurt(ドイツ)からシェンゲン圏に入国したので、その時 
 に必要だった。

入国後の本滞在許可証の手続き

📍ルクセンブルク到着後、3日以内に自分が住んでいる地域の役所
 でDeclaration of Arrivalを発行する(Passport、寮の契約書必須)
 ※Appointment必須

📍Declaration of Arrivalを発行後、Medical check-upを受ける(近 
  くの一般開業医【general doctor】で行う)
 ※Appointment必須
 ※Tetanus(破傷風)のワクチンを日本で受けているかを問われたので、
  事前に日本で確認しておいた方が良い!(おそらく打っているはず)
 →https://www.doctena.lu/en/ から予約する。

📍TB(Tuberculose)検査を行う(血液検査)
 ※Appointment必須
 →めちゃめちゃ予約取りにくい。空きが少ない。
  ルクセンブルクでTB検査をできるのは3カ所しかない。
  ①Luxembourg City(中心部:検査できる日が②③に比べると多いが、
   それでも予約の枠が少ない)
  ②Esch-sur-alzette
  (南部、大学がある地域だが検査できる日が異常に少ない)
  ③Ettelbruck(北部、大学から最も遠い)
 →https://ligue.lu/en/home/online-booking
  "Residence Permit"から予約する。


📍書類を外務省移民局にオンライン上で提出
 ※Guichet.luというツールでPDFで提出
 →https://guichet.public.lu/en/citoyens/immigration/plus-3-mois/ressortissant-tiers/etudiant/etudiant-pays-tiers.html を参照。
 ①Passportの全てのページ
 ②入学許可証のコピー
 ③Declaration of Arrivalのコピー
 ④手続き費用80 €を指定の外務省移民局指定の口座に
  振り込んだ証明書のコピー
  ※現地で口座は開設していないので、インターネットバンキン
   グで行いました!
 →①~④をスキャンしてPDFで送りました

📍外務省移民局から届く封書の指示に従う。
 指紋採取写真撮影の予約を封書にあるQRコードもしくは封書 
 にあるURLから行う。

📍予約した日に外務省移民局(Direction de l’immigration)に行
   く。
 ※住所:26 Rte d'Arlon, 1140 Rollingergrund-North Belair
     Luxembourg
 →指紋採取と写真撮影を行い、書類を受け取って終了。


外務省の建物①
外務省の建物②
外務省移民局の内装(イスがカラフル)


📍Residence Perimitを外務省移民局(Direction de l’immigration)に
 受け取りに行く。
 ※指紋採取と写真撮影をした1週間後から受け取れるそうです!
  再度外務省移民局に向かいます。
 受け取ったのは、学生証のようなカードです!有効期限や国民番号等も
 記載されている非常に大切なものになります!

滞在許可証に記載されていた滞在期間ですが、2025年2月14日まででした。ルクセンブルク大学の在籍期間は、2025年2月7日までなのでその後1週間ほどは滞在できるようです。

以上にてResidence Permitの手続きは終了です!

📍有効期限が切れるまでにシェンゲン圏を出国する。

気をつけること

・基本的に郵送の返信やメールの返信は日本に比べると超ゆっくりです!
 日本だとその日のうち、なんなら1時間後に返ってくることもあります 
 が、ルクセンブルクでそんなことはまずありえません。メールは早くて
 1日後、郵送は政府に送った場合には最低でも3週間は考慮した方が良いで
 す!
・送られてきた書類等は全てコピーを取る、スキャンしてPCに保存しておく  
 ことをおススメします!仮に失くしてしまった際に、スキャンをしておく
 となんとかなることもあります!万が一、原本を日本に忘れた!ってこと
 があってもスキャンしておけば現地で印刷もできます。

という感じです!!


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