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【ルクセンブルク交換留学】シェンゲン協定が結ばれた場所

 今回は、シェンゲンというルクセンブルクにある小さな街について紹介します!聞き覚えのある人もいるのでは?私は、2024年の10月にシェンゲンを訪れました!


シェンゲンはどんな街 ?

 Schengen(シェンゲン)は、ルクセンブルクの最南東にある小さな街です。ルクセンブルク・ドイツ・フランスの国境がある街です。モーゼル川沿いにある本当に小さな町です。この街は、1985年にシェンゲン協定が結ばれた場所で、今のEU圏で人々やモノの国境通過が自由となっている状況の礎を築いたものです。

この写真の右側がルクセンブルク、左がドイツ、右奥がフランスです

シェンゲン協定とは

 ヨーロッパの国家間において国境検査なしで国境を越えることを許可する協定です!シェンゲン圏においては、90日間はビザなしで滞在することができます。私は、シェンゲン圏への入国をドイツのフランクフルト空港で行いました。その為、ルクセンブルクでは入国審査は行われませんでした。

シェンゲン圏の現状

 今年(2025年)1月からルーマニアとブルガリアがシェンゲン圏に入ったとのニュースもありましたね。よりヨーロッパでの移動が楽になりました。一方で、ドイツは国境警備を強化しているのが現状です。実際にこれは私自身が身に染みて体感しました。
 FlixbusでLuxembourgからFrankfurtに行く際に、Trier(ドイツで一番ルクセンブルクに近い街)で運転手から" German Police Control"というアナウンスがありました。Police ?と聞いてびっくりしましたが、これはドイツに入国する人々に対してランダムで国境審査をするものの一環でした。パスポート、居住許可証を警察官に見せてチェックを受けるというものでした。ドイツは近年不法移民を取り締まるために国境警備を強化していると聞きます。シェンゲン圏ではあるものの不法に滞在していないかをチェックしている様子です。

下記事参照

ETIASについて

 今後2025年よりETIAS(European Travel Information and Authorization System)が導入されるそうです!電子ビザのようなものだと思います。英国のETAと似たものだと思います。日本人がヨーロッパに行く際に、渡航する前に必ずETIASを申請しなければいけません。(2025年2月3日現在、まだ情報なし) これを申請することによりシェンゲン圏での90日間の滞在が可能になります。

という感じです!!では

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