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近所のMちゃんの海洋散骨
7月某日、Mちゃんの四十九日の法要の次の日。
暑いけど、晴れ渡る青空、綺麗な青い海に
生前のMちゃんの望み、自分の骨と飼い犬と
猫の遺骨を一緒に海にまいてほしい、
それを実行にうつしてきました。
どの旅が好き?と聞かれたら船旅!!と
答えるくらい海好き船好きの私にとって
船一艘を貸し切っての散骨なんてもはや
ウキウキ☆クルージング♪♪♪(ごめんMちゃん)
そして頼んだ業者さんが素晴らしくよかった!
散骨といっても、そのままの骨ではダメで
パウダー状に粉骨しないといけないのだが、
わざわざMちゃんちまで来てくれた。
(遺骨をゆうパックで送れ、そんな会社も
あるのに!しかも県外から来てくれた!)
現れたのは物腰柔らかな小柄な初老の紳士、
優しそうな人だぁー!
遺骨も凄く丁寧に扱ってくれる。
そして作業中にもかかわらず、機械も粉骨作業も
初めて見る私たちの興味津々な質問にも
優しく答えてくれる。
(あ?これ書いてて気がついたけど、
お茶もださなかったわ!すいませーん!)
そして動物たちの遺骨も粉骨して全部を一緒に。
そして、それを水溶性の特殊な紙袋に人数分に
分けて詰め、湿気ないようにビニール袋に
入れたあと散骨まで紙箱に入れておく。
散骨といっても振り撒いたりはできず、
海に粉骨した遺骨が入った紙袋を投げ入れる。
(紙は水溶性ですぐ溶ける)
あとは綺麗な色の花びら(花束はNG)
溶ける紙で作った花、同じく溶ける紙で
書いた手紙を一緒に海に。
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凄く凄くよかった。
海に還って海の一部になったんだなぁ。
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Mちゃん、喜んでくれたかなぁ。。
船内では、参加してくれた友人達で
マイクを回しながらMちゃんとのエピソードを
語っていく。
これもまた良くてね。
各自関わり方も関わってた年代も違うから
友達やったり、同僚だったり、趣味友だったり。
新鮮な発見もあり、あとはやっぱり話してたら
泣いちゃったりね。。
私は一緒に散骨した猫の話をした。
Mちゃんが看取ってくれた(私は農作業中やった)
山に埋めに行こうとしたら、Mちゃんが
火葬して遺骨にして持ってていいかな?って。
この子は何回言っても不妊手術も全くせず、
苦情が酷くなってきたら、あっさり猫たちを
切り捨て餌やりをやめたKさんがやってた子で、
どこかにご飯はないかってウチに流れ着いた。
もうシニアっぽかったし、うちの外猫たちと
喧嘩しないから去勢はしなかった。
しなくてよかったと思ってる。
Mちゃん、すごい可愛がってくれてたから。
離れがたかったんだろうね。
亡くなってからも一緒だね。
虹の橋で会えてるかな?
会えてたらいいなぁ。。
私はまだまだMちゃんには会えないが、
猫たちを全部看取らないと!
人間の家族も看取らないといかんしね。
気長に待っててね。