会社を辞めてわかった『清々しさ』という宝物
20年以上勤めた会社を、本日付けで退職しました。これまでの人生の半分以上を費やしてきた職場での日々…たくさんの学びや出会い、そして困難が詰まっていました。その最たるものがうつ病発症です。
私は生まれが裕福ではなく、父の転職による転校も多かったので、1つの所に住み、お金に困らない安定した生活を送ることは長年の夢でもありました。
けれど鬱という状態を経て気付いたことがあります。
それは、"心身ともに健康であること、自分自身を大切にすること以上に大切なことやものなんかない。"ということです。
・鬱と向き合う中で得たもの
鬱を患う中で、仕事と自分の生活を見直す時間が生まれました。
「仕事=人生」だと思っていた自分…
子どもが生まれてからは、絶対にこの子達に私が体験したような惨めさや辛さを味あわせたくない。やりたいことをなんでもさせてあげたい。という思いが増し、お金や安定した仕事への執着に繋がっていきました。また、私はキャパも無いのに完璧主義で「社会人として」「母として」「妻として」という様々な言葉で自分をがんじがらめにしていました。理想はあるのに、そうできない自分に嘆き、悲しみ、イライラし…今考えてもどうしてそこまで自分を追い込んだのか不思議なくらいです。
鬱になり休んでいるなかで少しずつですが、今まで頑張ってきた自分を認められるようになりました。
辛いときは休みたいと言えるようになりました。
助けを求められるようにもなりました。
自分を責めてばかりいないで、自分の心に耳を傾けることの大切さを学ぶことができたのです。
今日という日を迎えた私の心は、驚くほど清々しいです。これは自分でも想像していなかった感情でした。
やめると決めてから今日までは、プラスの感情よりマイナスの感情の方が大きかったのですが…
今はこれからの不安より、自分の人生をどう描いていくかというワクワク感が勝っています。20年以上積み上げてきた経験は、きっと次の人生の土台になるはずだと信じています。
終わりに
退職を経て、まずは自分をしっかりと癒し、回復させたいと思います。そして、これからどんな人生を歩みたいのか、自分自身の心に耳を傾けて考えていきたいと思います☺️
これを読んでいる皆さんも、もし迷いや苦しさを抱えているなら、自分自身に正直になる時間を作ってみてください。それが、次のステップへの道しるべになるかもしれません。
今日は少し真面目に語ってしまいました(笑)
最後までお読みいただきありがとうございました❤️